「死ぬかもしれないから戦わないなんて、あたしにはそんな選択肢はないよ。もちろん死にたくはないけどね」
前回の戦いで、二人の少女の中に居るイヴが活性化して。
ジュカが宿しているアダムの力を使いまくったせいらしいですけど……まぁ、強敵相手に手を抜いても居られなかったのは確か。
反動で発情する場合が出てきたというのは、お約束、というか。
新たなイヴ候補として目をつけたのは、ジュカの古い知り合い。
今はなき妹の友人であり、引っ越したために災害を逃れた後輩で。
妹を助けられずにのうのうと生きてるジュカに辛辣に当たるあたり、最初の印象は今一つ。
そのあと妹を殺した相手が自ら過去を見せつけて来て。
神魔が持ち出して来たグラン・ノアという兵器やバベルの真実などなど。
勝ち目しかない戦いは楽しくないって言って対抗兵器作ろうとするあたり、本当神魔傲慢だな……
かなり畳みかけてきたなぁ、という感じ。イヴ関係のネタとジュカの復讐について、ひとつの区切りを見せてくれたのは良かったです。