「しかし、彼の地にはいてはならぬ蛮王どもが三人も集うておる――。どうせ今回も修正、修正、修正に次ぐ修正じゃ! 嗚呼、なんたる嘆かわしき仕事か!」
過去に送り込まれたカンピオーネが三人。
元凶たるアイーシャ夫人、好き勝手暴れているドニ、エリカと恵那を携えた護堂。
そして、現世に残されたリリアナ、祐理はジョン・プルートー・スミスに招かれて……
「歴史の修正力」を司る御仁の下へと連れて行かれることに。
しかしまぁ、これほど悲鳴を上げている「修正力」も珍しい。カンピオーネが好き勝手暴れていると、そりゃあ影響は甚大ですよね! と言うほかない感じでした……
解決の為に、私も送ってくれるのか? とスミスが聞いた時とか四人目を送り込んだら更にかき乱されるに決まってる的な事を修正力の御仁も言ってましたし。
アイーシャ夫人の権能もいくつか明かされてましたが、基本的に制御不能な部分あるとか怖いな。
というか本当に戦闘力ないのに、どうしてそんないくつも権能持ってるの……
ドニが女神に体を奪われて、そののちに「主導権取り返せそうだったから」で取り返してその上で護堂と戦う事を選ぶ辺り戦闘狂が過ぎる。
完全に取り返せないなら、せっかくだからと楽しめる選択をする辺り流石。