気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ガンガンコミックスオンライン

月刊少女野崎くん13

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「マジかよ うそだろ 知らなかった へーっ!!!」

「なっ 何が!?」

 

帯文が「マル秘がバレる日」とある通り、いくつかの秘密がばれていく話が多いです。

たとえば若松がついにローレライの正体について知ったりだとか。背景担当と花担当の人の正体について、気づかないでいた二人が互いに把握するとか。

堀と御子柴の両方から「知らなかった―!!」って叫びだけ共有されて、内容がなにもわからない鹿島のリアクションが面白かったです。

 

風邪で喉を傷めた結月なら自分よりひどい歌うたいますよ! って堀のところにつれていく鹿島よ……。

喉痛いのに歌うと、もっと痛めるのでは? とか思いますが。それでも負ける鹿島……。「65%くらいの力」の34コマ目の流れが好き。「やべぇな 私が耐えらんねぇわ」じゃないのよ。読者も耐えられんのよ。

正体発覚後、脳内での処理事項が増えて眠るまでの時間が増えた若松君には笑った。

 

その後、千代のクラスの調理実習の話が入ってましたが。……野崎くんの周囲が特に濃いだけで、あの学校の一般生徒たちも中々に強いキャラしてますよね……。ツッコミが追い付かない。

 

ダストボックス2.5 5

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「えへへつい…」「無限回収しちゃって…」

ガチ中のガチだ

 

かつての知り合いと主役争いをして敗れた神。

しかし、準主役級の役を貰い……勝った竹林君が実にうるさいな。

そのエピソードの間に神の手刀を叩き込まれて、沈黙する羽目になってましたが。

それを目撃していた梅木が、零した後輩はいう事聞いてくれない……と言うのが実に的確で笑ってしまった。

 

面白さで言えば勇羽ちゃんと、ファンクラブの方々の独特な距離感も相変わらずで楽しいですねー。

声優ファンクラブだけど、声優関係しないところで集ってゴミ拾いしてるとか地域貢献が凄い。

 

星人が相変わらず変わってるけど、実力はあるんだよなぁ……というエピソードもありましたが。変わってる方に全振りして加速しなくてもいいんだよ?

え。最後一体何が起こったんですか。何もわからない。

月刊少女野崎くん10

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「どうにかマイナス面見つけて 理想から遠ざけられないもんかと・・・」

「粗探ししてて疲れる…」

「なんで全力で抗ってんですか先輩… もう諦めましょうよ」

 

テスト期間とネーム期間が被ったため、リアルの事情を流用する事に。

作品の為なら手段を選ばないというか、相変わらずだなぁ、というか。

日常の勉強風景で漫画に流用できそうな「見開き2ページに仕えそうなハプニング」を求めるな。ハードル高いよ。

 

いやまぁ、野崎は修学旅行の話し合いしてる場面で、「デートスポットではしゃぐ二人」の写真を撮りたいと同じグループの男子にいうくらいだからな……

旅行でとった写真を流用しようとしてるとか。うん、創作馬鹿もここまで行けば立派だ、というか。

ガチな怪談大会を開催してる連中もいましたし、この学校の生徒はキャラ濃いな……

 

堀先輩と鹿島の関係も相変わらずというか……

理想に近いと自覚した堀先輩が、マイナス面を見つけようとあら捜しして疲れてるとか笑ってしまった。

月刊少女野崎くん(10) (ガンガンコミックスONLINE)
椿いづみ
スクウェア・エニックス
2018-07-21
 

魔女の心臓8

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「…生きなさい」

「生きて 生きて そしてお前達が最後まで生ききったら」

「その時きっと また会いましょう」

 

境界の魔女が歩いた、500年。

どれだけ歩いてもたどり着けなかった、彼女の故郷。

度々ルミエールの前に姿を現した、彼女の妹が隠していた事。

全てが明らかになる、完結巻です。

 

あぁ、そういう事だったのか、と。

どれだけ探し続けても見つけられないはずだ。

そして辿り着いてしまったからには、長かった旅を終わりにしなくてはならない。

答えを、出さなくてはいけない。

全くこの双子は。ミカもニナもお互いが好きすぎる、というかお互いを想いすぎるというか。

 

ミカがたどり着いてしまうという事は、ルミエール達との旅に終わりが来るという事。

死ぬために生きてきた彼女の生に、幕が引かれるという事。

彼女は生ききったのだ、と。知識をリッカに残し、願いを二人に託し、旅を終えた。

ルミエールが最後に言った「チェンジ」が悲しいし、切ない。

 

ともあれ、ミカとルミエール達の長い道のりは終わり、けれど終わらず続いてくものもある。

……リッカがいまだに爆発オチ引きずっているのには不覚にも笑いましたが。

他にも旅の途上で出会った人々のその後とかも気になるところですが。あの王女様はどうなっただろうか、とか色々。

けれど、少なくとも境界の魔女である彼女の旅は、報われたのだとそう信じたい。

……良い最終巻でした。

 

 
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