気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ガンガンコミックスUP!

神達に拾われた男1

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「君の人生じゃ 気の向くまま生きてみなさい」

 

ブラック企業に勤め、同僚との関係は良好ではあった主人公。

一方で父親や上司からはかなり厳しい暴力を振るわれたりもしていたようですが、それを乗り越えた体の頑丈さが自慢だった。

しかしある日ついに亡くなってしまい……異世界の神々によって、その魂を拾い上げられることに。

 

その神々は魔法の存在する世界から来ていたが、魔力の消費に供給が追い付かなくなってきているとかで。

地球には魔力は存在するけど使用されていないから、転生者を招くことでパイプをつなぎ魔力をもらうことにしているとか。

神々が用意した少年の肉体に転生するような形ですが、ある程度成長した姿のため街中で突如現れると目立つからスタート地点は森の中。

知識を補ってくれる説明書をつけてくれているし、そもそも転生前の時に主人公が望んだ方向のボーナスをくれたりと割と気前がいい。

 

与えられた説明書では、身分的に平民の孤児になるから身分差には寛容な国に送り込んでるし、最初は森だけど地図もあげるから安全な街に行ってね、と描かれていた。

一方で、魔力を送るパイプを作れればいいから、異世界で生きてくれれば問題ないので使命とかもないから、自由に生きてくれてよいと言ってくれてもいたんですよね。

だからと言ってそのまま3年間森の中に生活拠点を作って過ごすとは思わなかったでしょうけど。自由だなぁ……。

 

スライム研究に面白さを見出し、気ままに過ごしていたある日、初めての現地住人と遭遇。

貴族と護衛みたいでしたが、負傷した人も交じっていて。長らく人と話していなかったことで口ごもりつつではありながら、助けようと動けるあたりはお人よしです。

そんな彼だからこそ、助けられた側の人々からも好印象を抱かれて、外の世界へとつながるきっかけになったんでしょうけど。

乙女ゲーのモブですらないんだが 

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「お嬢 せっかく可愛いんだから にこにこ笑ってた方がもっと可愛いぞってコト」

 

乙女ゲーム世界に転生した主人公。

とは言え妹に手伝わされてちょっと触れただけのゲームだったため、彼はしばらくの間ゲーム世界に転生していたことに気付かないんですけど。

彼の転生先はゲームにモブとしてすら登場しなかった、あるルートでライバルキャラとして登場する令嬢の家で働く庭師の息子、という端役も良いところなんですが。

 

ゲーム世界だっていう先入観がないからこそ、打算がなくて素直なんですよね。

……使えている家のお嬢様相手に「外見は可愛いのに性格はブス」とかストレートに言っちゃうし。

まぁ初対面の時に、父の威厳を盾に「メイドをクビにして!」とか嘆願するお嬢様はこのままだったら、いわゆる悪役令嬢じみた性格になってたかもしれませんし、イザークの指摘によって良い方向に成長していくことになるんですが。

 

お嬢もイザークの指摘を受けて、自分を顧みられるくらいにはいい子なんですが。

仕事に忙しい父の気を引きたくて過激な言動をしていた部分もあったみたいで。

……お嬢のパッパ、かなり家族愛強いから正面からぶつかれば良いってイザークがアドバイスして、実践できるあたりお嬢素直で可愛い。

その後もイザークに懐いて日々の報告に来たり、アドバイスを受けて家族との接し方を変えて、微笑ましさが増してくのが良いですね。

 

ちなみにこの世界魔法があるものの、イザークの父は庭の管理は魔法に頼るようなことはせず、技術で継いでいかなければならないと考えているとかで。寡黙な職人って感じで割と好きです。

あとはカバー裏に制作秘話的な4コマが載ってましたが、イザークは簡単にデレないキャラだから赤面させないとかの修正入るってきいて、彼らしいなぁと思いました。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件2

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「真昼」
「名前くらい誰だって呼んでくれるだろ」

「……それもそうですね」
「……周くん」


BOOKWALKERで電子版を購入してるんですが、カバー裏に書かれているイラストが収録されてるのは嬉しいですね。

真昼が可愛い……。あと、電子版でカバー裏の収録あるタイトルはちらほらあるんですけど、袖――カバー折り返しの著者コメントとかまで収録してるのは珍しい気がします。

構成担当の優木すずさんのコメントがとても笑えました。

 

これまでの交流から周がある程度信用を勝ち取れたのか、食費折半でなら出来立ての手料理を食べさせてくれることになって。

ありがたい提案にまず「それでいいのか?」的に真昼の意見を聞いてくれるのは偉い。

周の部屋でエプロンつけて料理してる真昼の様子がとてもかわいくて良かった。

ゴム加えて髪整えてる絵は小説1巻の挿絵にもありましたけど、漫画だとより鮮明に描かれるわけで。調理器具泣いてるコマとか、潔い周に嘆息するところとか、周が奥さんもった気分って照れてるところとか。

全体的に微笑ましい空気を感じ取れて可愛い。無言ジト目で「変なこと考えてません」ってなってるところとかもよかった。

 

おいしそうにご飯を食べてる周が良いし、彼の言葉を聞いて笑う真昼が可愛い。

巻末の書下ろしSSが「二人の関係性」で真昼から見た周の印象についての補完ができるので、それも併せてみるとニコニコできますね。

「頑張らないといけませんので」の時とか、時折真昼が影を見せる時もあるのですけど。

周がそれに気付きつつ無理に踏み込まないのも良い。

 

そうやって気遣いができるからこそ、周の近くにいるときに真昼は自然な笑みを零してくれるんだろうなぁって思えるのが良い。

ひょんなことから預かることになった合鍵を、初回とか特に大事そうに抱えたり。返す時ちゃんとハンカチで包んでいたり。いざ使用するときに躊躇いを経てから「えいっ」ってやる真昼が可愛くて、良いコミカライズを堪能させてもらいました。


お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件1

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「……さすがに放っておけません 借りは返します」

 

GA文庫の人気シリーズのコミカライズ。個人的には結構当たりの部類だと思いましたねー。

原作でイラストついてない場面も見られるのは、やっぱり漫画ならではで良い。

既読民からすると、この時期のツンツンしてる時期の真昼とか最早懐かしいですからね……。

 

学校で「天使様」なんてあだながつく位、容姿端麗で文武両道の少女椎名真昼。

主人公の藤沢周は、彼女の評判や彼女が同じマンションに住み隣人でもあることは把握していたし、魅力的だとも思ってはいたが積極的に関係を発展させようとは思っていなかった。

……だけど、ある日。

近くの公園のブランコで、雨に打たれている真昼を目撃してしまい放っておくことまでは出来なかった。

 

言葉を尽くして語らう関係でもなかったので、傘だけ押し付けて帰った彼は翌日風邪気味になって。

律儀な真昼が傘を返しに来た時にバッタリ鉢合わせてしまい、「借りは返す」と看病されることに。

周的には、これで恩も返されたり関係はお仕舞いになるものと思っていたようですが、不思議と付き合いが続くことになって。

ギクッってなってたり、ふいっって顔をそらしてるシーンとか、デフォルメされてる真昼が本当に可愛いんですよね。これは天使様ですわ……。

 

巻末には書き下ろしSS「始まりの出会い」が収録。

あの雨の日の出会い、その真昼視点ですね。初期の彼女の心境は結構レアで良かったです。……状況的には気落ちしてるシーンなので、万事良しではないですが。まぁ、良縁があったから、結果的には……。

予知能力まんが・九能ちよ

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「だって本当は好きだもん!!」

「好きって言いたい!!」

「岸田好きぃ――――!!!」

 

Twitterなどで見てたので応援購入。

予知能力がある少女と、彼女が惹かれている男子の話。

「予知が出来る」という事を隠しておらず、結構明け透けに話せてるのは良いですねー。

秘密抱えてると、ギクシャクしちゃいますし。

 

これは、帯に「照れる姿がとにかく可愛い!」とある通り、予知した未来に悶えるちよちゃんを愛でる漫画です。

足を滑らせて胸元に飛び込んでくる予知をみて「えっち」と言われ「理不尽じゃね!?」と言いながら、交流続けてる岸田くんもタフだなー。

能力があるからじゃなくて、ちよちゃんをちゃんと見てる感じ。

お似合いだよ。早く付き合ってしまえ。

 


プロフィール

ちゃか

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