「まあ私からはとやかくは言わないよ 周が彼女と取り決めた約束なんだから」
「ただ 甘えっぱなしになるのはやめなさい」
本編コミカライズとは別の、原作小説5.5巻+特装版のSSをコミカライズしていくシリーズ。
元がSSなのもあって、1冊で1話~13話までを収録されてます。SSなのもあって、各話の時間軸もバラバラなんですけど、どのエピソードでも真昼が可愛くて良かったですね。
1話の「季節外れの」はホラー映画を2人で鑑賞して、怖がっている真昼が周の服をつまんでいるのが微笑ましい。隣で一緒にテレビを見るくらいには近いけど、まだ袖をつまむ位の距離感なのが良いですねぇ。
2話で周と父が通話して、しっかりと2人の関係を認めつつも釘を刺すべきところは刺してくるの良い親だなぁという感がある。
3話は、一度酷い有様になったものの真昼に手間を掛けさせた以上は、現状維持くらいはしないとと思える周が真面目です。この2人、ひとりにするとどんどん沈んでいきそうですけど、2人一緒に居ることで補い合ってるというか、上手くかみ合ってる感じなのが良いんですよね。
防寒具がない周の姿を見て真昼がマフラーを送ろうと考えて、首元じーっと見てる場面微笑ましくて良い。真正面から真昼の事褒めてきて、照れているの可愛いし。可愛いしか詰まってない。
あとは11話の「お古はいいもの」で真昼が周のパーカーを着ているのが特に可愛かったですね。「着てなんか収穫あったか」で「周くんは大きいな」とサイズ感を実演するために腕広げているの可愛かった。