気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった

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「――好きな人と一緒にいると毎日楽しいです、って」

 

恋人同士の旅行を計画していたけれど、学生という身分もあって二人きりというのは許可が下りず。

そんな中、海のご両親から温泉街にある実家への帰省に同行しないかと誘われることになって。

隙を見て2人でイチャイチャしたり、付き合いが続くなかで「関係を先に進めるか」みたいな話も少しずつ出て来てますね。ある程度安定しているからこそ、どうなっていくのやら。

……相変わらずエピローグでの夕の雰囲気とか不穏だしなぁ。

 

帰省編のメインは、無職が常態化していた陸さんについて。

一応就活始めたり少し前向きになってきていたところだったみたいですが、帰省した先で昔なじみの女性・雫と再会。

かつて気になっていた相手であり……なんとバツイチ子持ちになっていて。

そんな驚きの再会を迎えた中で、いまどういう選択をするのかという部分に多くページが割かれていましたね。

 

陸と雫の関係について、即座に付き合うのではなく近くでよく見て見定めてほしいとラインを引くのが良かったですね。燻っていた想いが再燃するにしても、一回拗れたからには簡単にリスタートできるものでもないでしょうし。

拗れた恋の実例を見た後だし、夕の恋心問題があっても海と真樹はしっかり互いを見ていられるんじゃないかと思いますが……。夕との関係もあるからギクシャクはしそうだなぁ。

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「……好きだよ」

「私だけ?」

「当たり前だろ。……俺にとっての『好き』は、海だけだ」

 

進級してクラス替えが行われたわけですが。

前原くんと朝凪さんは、クラスが分かれてしまうことになって。

恋人の自分は別なのに、親友の天海さんと前原君が同じクラスになってヤキモチ焼いてる朝凪さんは可愛かったですね。

彼氏とのメッセージのやり取りを新しいクラスメイトに見られて、そのことが縁で新しい友達が出来た朝凪さんサイドは、まぁ概ね平和だったんですが。

 

前原君のクラスの方には、遅刻常習犯で冷めた態度ばかり取る荒江渚と言う問題児がいて。

そんな渚とも距離を詰めようとする天海さんは人が出来てますが……。

渚、ずっととげとげくて攻撃的で、ひたすら空気を悪くしてくるキャラだったので、正直読んでいて気持ちよくはなかったですね。

ひとまずこの巻で渚の問題には区切りがついたでしょうし、正直しばらく大人しくしててほしいという気持ちがある。

 

前原君は、海と付き合い始めたこともあって少しずつ変化していて。

それは自己紹介のやり方だったり、クラスの人との付き合いかただったりするわけですが。恋人が出来て彼らの世界が広がった現れだとは思うんですが、もっと海とイチャイチャしてほしいなぁと思うんですよ。

そういう視点からすると、今回の終わり方は不穏でまた別の問題に直面して、イチャイチャ減るんじゃないかという懸念があります。



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「好き……だよ、海」

 

クリスマスイブに晴れて恋人となった前原くんと朝凪さん。

両親の関係についての悩みにも区切りをつけたわけですが、色々と抱え込んでいたものを下ろせたことで気が抜けたのか、体調を崩してしまって……。

折悪しく前原母は職場復帰したせいで、一人で寝込んでいたところ、家族ぐるみの付き合いとなってる朝凪家の人が看病してくれることに。

 

付き合いはじめた海が彼氏を心配しまくって、甲斐甲斐しく看病してくれてるのは微笑ましくて良かった。

休み明けの学校でも、堂々と付き合っていることを示していくことに決めて。

2人の関係が良好でバレンタインデーとかのイベントでも、仲良くしてました。95P当たりの一緒にゲームしたりしてるシーンが増えてくれると嬉しいんですが。

 

海の誕生日プレゼントを自分で稼いだお金で送りたい、と前原君がバイトを始めてバイト先の新キャラが登場してきたり。新奈の元カレがちょっかい出してくる一幕があったりします。

交友関係の狭かった前原君の世界が広がっていく中で良し悪しあるよ、っていう要素なんだとは思いますが。どちらかというともっと海とイチャイチャしてほしいというか。そういう意味では物足りなさもある展開でした。

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「うん。……ごめんね、面倒くさいヤツで」

「いいよ。そういうところも、俺は可愛いと思う」

 

イラストレーターが長部トムさんから、日向あずりさんへ変更になったみたいですね。

残念ではありますが、日向先生の絵柄はコレはコレで好きなので、違った雰囲気のヒロインを楽しめると思っておきましょう。

 

友達以上恋人未満な関係を続けている前原君と朝凪さん。

でも、朝迎えに来てくれたり手を繋いだりと、「実質恋人」みたいな状態ではあって中々糖度高くて良かったですね。

夕はそんなじれったい2人をからかう楽しみを見出したりしてるし。前原君がクラストップの女子2人と親しいのを見込んで近づいてくる男子も居たりしましたが……ひょんなことから仲良くなったりして、交友関係は少しずつ進んでていいですね。

 

そんな中で、ついに朝凪家の父と兄に挨拶するイベントが発生したりしていましたが。

温かい家族を見た事で、離婚してしまった父母のことだったり、離れていく父の心のことだったりを思って、涙してしまう場面もありました。

踏ん切りをつける為に必要なシーンだったとは思いますけど、前原父はちょっと苦手なキャラだったなぁ。まぁ、しっかりと問題点に気付いたら声かけてくれたり、義務は果たしてるんですけども。うーん。

朝凪さんの父親が、前原君の頑張りを認めてくれたのは良かったですね。

そうやって重石になっていた事柄に決着を付けて、しっかりと海との曖昧だった関係にも答えを出したのは偉い。

全体的に海の可愛さがマシマシで良かったですね。特典SSもメロンブックスのものをゲットしたんですが、海が可愛いエピソードでよかった。


クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった

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「恥ずかしいから、こういうことあまり言わないんだけど」

「うん、なに?」

「今みたいに笑ってる海は、誰にも負けないぐらい可愛い……と思う。少なくとも俺はそう思ってる」

 

転校続きだった主人公、前原真樹。

これまで上手く友人を作る事が出来なかったこともあって、出会いの季節である春が苦手だった。入学式直後の自己紹介でもトップバッターを飾ったものの……本人に言わせれば「爆死」。

上手く馴染めず友人を増やせないまま、変わらぬ日常を過ごすことに。

 

同じクラスに美少女の天海夕と、彼女の友達である朝凪海がいることでクラスメイトの男子はラッキーだと思ってるようですが。

天海がトップで朝凪が「2番目に可愛い」と噂してるのは……まぁ思春期男子ならやりそうなのか。前原君が、何もしてない凪が劣ってるかのような評価に思う所あるのは個人的にはポイント高い。

単純にキャラデザが天海より朝凪さんの方が好きなんですよねー。彼女がメインヒロインで良かった。

 

前原君の爆死した自己紹介で彼は、サメ映画とかワニ映画みたいないわゆるB級映画が好きという趣味を上げていたんですが。

密かに刺さっていた子がいて、それが朝凪さんだったんですよね。映画を狩りにレンタルビデオ店にいった前原君に、朝凪さんが接触してきたことで同好の士として交流が始まるわけですから、結果的には爆発して正解だった説。

 

毎週金曜日一緒に前原君の家でゲームしたりして楽しんでるの、いいですよねー。

最初は前原君の母にも、朝凪さんの友達である夕にも秘密の関係だったんですが、色々あって知ってる人が増えていくわけですが。それだけの時間を積み重ねていく中で、前原君と朝凪さんの関係も変化していくのが良いですねぇ。

そして朝凪さんのトラウマになっていた過去の出来事について聞いて、より近づいたわけですが。まだ1巻段階では友達、である模様。早く付き合ってしまえばいいのにね。

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ちゃか

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