気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

クレハ

結界師の一輪華1

 ico_grade6_3

「子の頑張りが分からぬ親など捨て置きなさいませ」

「親に媚びる必要はないのですよ華様」

 

1話~6話を収録したコミック第1巻。

11ページ目から「俺の嫁になれ」で、冷や汗ダラダラになってる華が登場してちょっと笑っちゃった。

 

五つの柱石によって守られている日本。その柱石を守る術者の家系が五家と崇められている家であり……主人公の華は、五家の一つである一ノ宮に通じる分家である一瀬家の令嬢だった。

しかし双子の姉妹である華と葉月には才能の差がありすぎ……両親は才能のひかる葉月だけを可愛がり、華の方は「出涸らし」と蔑視した。

彼女の頑張りを認めてくれる使用人の紗江さんが居てくれたのは良かったですけど。

 

両親に媚びる必要はない、と言ってもらったことで「もっと自由でいたい」と強く思うようになって。

自分の創った蝶の式神であるあずはだけを理解者として、双子の葉月とも距離が出来た状態で育ち……15歳になった時に突如として、膨大な力に目覚めることに。

ただ、これまでの両親の行いが消えてなくなるわけではない、と秘匿を続ける事を誓って。

 

とは言え、力を完全に使わないと言ったわけでもなくて。

他の人にバレないように力を秘匿しつつ、人型の式神をつくったりしているし。実力を誇示しようとはしないけど、妖魔を見つけたら討伐もする。

彼女の目的である、一般には「落ちこぼれ」とみられつつも自由に生きるスタンスで日々を過ごしていたわけですが。

術者の学校なため妖魔討伐の授業なんかもあって。予想外のトラブルが起きた時に、平穏な生活を捨てることになろうとも、守るために力を使おうとしたの偉かったですね。

 

その時は一ノ宮の当主に就任した朔が居合わせたことで、事なきを得ましたが。

ある日妖魔を討伐する際に、目隠しの結界を貼り忘れてしまったことで、朔に秘めた実力がバレてしまって……。

当主交代した朔は、柱石の守護の為に力のある花嫁を迎える必要があり、その相手として華を見出したわけです。

朔が早急に伴侶を求めていた事情もあって、華に契約結婚を求めて……出された条件が魅力的だったので肯いた華は、自由に生きてますねぇ……。

結界師の一輪華4

ico_grade6_3h

「まあ、確かに、簡単に手の平を返す周囲には幻滅だけどね。でも、周りの評価なんてどうでもいいわ」

華はふんと鼻を鳴らす。

「力を示せば態度は変わる。そんなの最初っから分かっていて隠してきたのは私。隠してきたのが私の意思なら、隠すのをやめたのも私の意思よ。その結果で周りが変わっても、私はなにも変わりはしないわ。恨むとか復讐とか外野がなにを騒いでいたってどうでもいい。勝手にしてろ」

 

先日、術者協会本部に潜入し騒動を起こしたテロリスト集団『彼岸の髑髏』。

メンバーを捕らえ、調査をしようとしていたみたいですが……呪いによって命を奪われてしまうことになって。

いくら華の実力が秀でているとはいえ、セキュリティが強固な協会に潜入した手腕を考えると、簡単にやられすぎていたこともあり……『彼岸の髑髏』の裏側に誰かがいるのも朔は感じ取っていたようです。

 

敵が呪いを使うことも明確になったので、学生である華を関わらせようとはせず。

最高位の術者である漆黒の間で調査を行うことにしたようで。朔も当主就任したばかりの若手であるのもあって、漆黒最強と呼ばれる術者は他にいたみたいですが。

……まぁ、正直最初から怪しかったですよね。華相手に「力を示した途端に態度変えた周囲の人に思うことは?」とか聞いてきてる時点で怪しすぎた。

 

華、関係改善した姉妹の葉月にも「あの成績だと、一般的な会社への就任は難しいのでは?」って思われているのあまりにもあんまりですが。

学校行事にも「遠方に行くの面倒」で参加してなかったりして「そんなのあるんだー」とか言ってたので、内申点的な意味で見ても華わりとダメダメで一般的な進路はハードル高そうです。

感想書く際にコミカライズ1巻読み返してたんですが、幼少期は葉月が満点とったテストで90点を取ったりしてて、素のスペック自体は悪くなさそうですけど……認められるのを諦めてしまったからな。両親の毒が効いてますなぁ……。これもまた華の選択の結果ではありますけども。

術者の実力が確かなコトや、朔に寵愛されていることもあって、実際問題として一般企業への就職ってほぼ不可能そうだなぁ……とも思いますが。

 

華、力を隠す選択をしたのもそれを辞めたのも、自分の意思と言えて力を振るう時には躊躇わないし、行動力もあるので本人の嗜好はともかく、術者向きの性格してると思うんですよねぇ。

そんな華の秘めた実力に、五家の人々も今までの騒動を通じて気付いた人が増えて来ていたわけですが。それを知らない四ツ門の令嬢・牡丹は初見で気付かず侮っていたのは……なんとも。周囲の反応からすると、アレがデフォの態度だったってのもありそうですけど。

今回の騒動で、ちょっと意識改善されてたっぽいので、今後の成長に期待。

結界師の一輪華3

 ico_grade6_3h

「……私、朔のこと好きかも」

 

疎遠になっていた葉月との仲を修復した華。

いまだに離婚して一般の会社に就職する夢を諦めてないみたいでしたけど。

……葉月の件で頼ったり、学校で実力披露したりしてるんだから、もう無理でしょ諦めよ? みたいな穏やかな気持ちで見守っていたんですが。

 

三光楼家の次期当主として指名されている雪笹が、華と朔を別れさせようと目論んで。

雪笹は困難な試練に臨んでいたため、しばらく都市を離れていて情報に疎かったのもあるでしょうけど。華が実力を示したあとに「落ちこぼれ」の噂を信じて手を出してくるのはなぁ、と思う部分とそれはそれとして赤点取りまくったからな……って気持ちとがあって、少しちょっかいかけるくらいは仕方ないかな、って気持ちもあります。

ただわざわざ竜の逆鱗に触れる必要はなかっただろう、とも思うんだよなぁ。

朔からも華からも一撃貰ってましたけど、そりゃそうだとしか言えない。

 

朔が、華と葉月を保護した後、彼女たちの兄であり無干渉であった兄の柳と交流し、兄弟姉妹の間で交流が足りてないと話し合いの席を設けてくれたのは良かったですね。

しっかりと華の事を大事にして、解決できる家族間の問題については穏当に片付けてくれてるし。バカやってる両親も、今回の一件でようやく区切りを迎えられたみたいですし、ホッとしましたね。

結界師の一輪華2

ico_grade6_4

「く~。朔はその性格直した方がいいわよ。モテなくなるんだから」

「安心しろ。俺には華以外は目に入ってないから問題ない」

「だから、そういうのをやめてってば!」

 

柱石を護る五家。オールラウンダーの一ノ宮に対して他の四家は、呪具生成、守護、攻撃、呪いなどの得意分野があるとか。

一ノ宮は特に力があり術者協会を管轄内に設置されてたりするみたいですが、協会の管理などは五家が共同で厳重に行っていた……ハズだった。

しかし、そこに侵入者が入り呪具が盗まれる事件が起きて。

 

さらに才能ナシとみなされていたヒロインの華が、本家の当主の妻に選ばれたことで彼女の実家である一瀬家はピリピリしてたとか。

才能に目覚めたときに、これまで迫害してきたくせに手のひら返されるのが気に食わないって力を隠してきた華ですから、当然実家への便宜とか全くしなかったそうで。

それは両親の自業自得だからいいんですけど、そこで反省できないあたり愚かしいというか。良いように扱える華が居なくなって、今度は葉月を標的にするのが最悪です。

 

元々朔の婚約者の座に葉月を滑り込ませる予定だったが、それが失敗になった。つまり、葉月の結婚相手に関してはぽっかり空いてしまったわけですよね。

そこで懲りずに自分たちの都合で婚約者決めてくるんだからもう……何一つ学んでない。

今回はそんな両親たちが過去にやろうとしたことと、その時の葉月の決断を知ることで華が行動を起こせたわけですし。改心してなかったから見切りもつけやすかったという点だけは、双子にとって良かったか。

 

華に惚れた朔がしっかりアピールしてますが、だまし討ちで結婚続行したのと、プレゼントされた別荘は確かに海が見えるけど、定期的に妖魔が寄ってくるから掃除が必要だとか、もうちょっと手段選びましょう感がある。

いやまぁ、当主としての矜持はしっかりしていて、手が回りきらない分を実力を認めた華に任せたいって部分もあったみたいなのはありますし。

 

あくまでこの結婚は将来の仕事とかの面倒を見てもらう契約結婚だ、って意識が強い華相手だからアピール強くしないと、それこそ離婚されかねないってのも分かりますが。

実際、別の五家関係者から「金を積むから別れてほしい」と言われたときに、頷きかけてましたからね華……。

それからも絡んでくる朔を狙っていた令嬢と、最終的には打ち解けているあたり華の快活な性格が良い方向に働いてほっとしました。

ついに華の実力について公になったり環境はどんどん変化していくというか、華は認めないだろうけど大分逃げられなくなってそうな感はある。

結界師の一輪華

 ico_grade6_4

「確かにかなり強引だったけど、選んだのは私。いつか後悔する時が来るかもしれないけど、今はしてない。だから朔は私に後悔させないでね」

 

一般には秘されているが、妖魔とそれに対抗する術者が存在する世界。

島国である日本は5つの柱石によって支えられており、柱石ごとに5つの家系が守護していた。

分家の1つである一瀬家に生まれた華は、双子の姉である葉月に比べて才能がないことから、姉の出涸らしなどと呼ばれ、家族からの扱いもかなり悪かった。

それでも努力を重ねる華の事を見て密かに支えてくれる使用人が居てくれたおかげで、家族からの評価を求めない自立した少女に育ったんですよね。

 

無能と蔑まれ続けた華でしたが……15歳の誕生日の時に、なぜか能力が覚醒。

両親が可愛がっていた姉はおろか、そこらの術師とは比べ物にならない領域にまで到達したのですが。

この時にはもう彼女は周囲に期待する事がなくなっていて。今更手のひらを返して優しくされるのなんてお断り! と力を隠す方面の努力をしていくことになります。

最初に作った蝶の式神も喋れるようになったし、その後に人型の式神を2体生み出して、負担を感じてなさそうな当たり、華の能力強すぎてそこは若干違和感があります。

どうしてそれだけの力が今まで表に出てこなかったのか、とか。強大すぎるからこそ、身体が成長してからでないと使う事が出来なかった、とかいくらでも理由は付けられそうですけどね。

 

基本的には力を伏せていて、それは人間の術士には通じていたみたいですけど妖魔には通じず。

華は密かに襲撃してきた妖魔を狩り続けていたようです。ある日それを、宗家の御曹司・朔に見つかってしまって。能力の高い妻を求めていた彼から合格点を出され、話し合いの末に契約結婚をすることになります。

……もっとも、2人の関係が冷え切っているというわけでもなくて。そこにはしっかりと信頼があり、フォローしあうことで遭遇した事件を解決も出来てるので、結構いいコンビに見えます。

朔の方は華に惹かれて、もう彼女を逃がすつもりなさそうですし、早めに覚悟決めた方がいいんじゃないかな……。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ