「無限の暴力を手にするならそれを行使しない意思を持たねばならない」
「…それがYのメッセージです」
「ナオトさまなら アンクルを適切に扱えると信じていましたから」
まさかのアニメ化決定なシリーズ。
この作品映像化するの結構手間だと思うんですけどねぇ。
全てが歯車に置き換えられて。何万何億という歯車が使われている世界なわけですし。
原作1巻の修理シーンとか、かなり大変そうな未来が見える。
閑話休題。
本編は、アンクルと相対したリューズの戦闘場面からスタート。
とはいえ、従者であるリューズと兵器であるアンクルは、作り手が同じでもコンセプトが違うため、劣勢に違いはなく。
最終的に、アンクルのマスター認証も含めて何とかしていますが。ナオトの作戦がなかったら危なかった。
規格外のYシリーズ同士の戦闘は、人知を超えた領域になるため……まぁ、率直に言って勢いはあったけど、ちょっと読みにくい部分があったのは残念です。
しかしリューズの時にも思いましたが。
自由意志をもつオートマタを作るとか、Yは本当頭おかしかったんじゃないのかなぁ……
歯車化した世界においては、全てがそれに置き換えられて。故に、歯車に悪影響を及ぼす技術なんかは封印されていったわけですが。
政治はいつも綺麗事で済まないわけで。秘密裏に研究されていた、歯車世界に対する切り札。それを切ってきた復讐者たち。
あちこちの思惑が絡まって、かなり混沌とした状況になってますが。収拾つけるの大変そうですな……