気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

クロがねや

推しにささげるダンジョングルメ 最強探索者VTuberになる2

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「んー、これは個人的なツボというか、性癖みたいな話になるんですけど、男女問わず知ってるライバーさんが、赤スパとかで殴られてるのを観ると大変気分が良くなるんですよね。特に喜ばれるより、戸惑われたり遠慮した莉してる姿の方が高ポイント」

「なんで今その話しました?」

 

相変わらずVTuber活動を続けている主人公。

前回の騒動で助けた子猫、名づけ前に暫定で「子猫君」と呼んでいたら名前と認識してしまったために、「コネッコ」と少しだけ改変を掛けて名付けたとか。

ボタンの事大好きで名前呼ばれたら鳴くし、駆け寄ってくるし、服の中に入ろうとする甘えん坊に育っているとかで。可愛いですよね、甘えん坊な猫。

 

事務所の先輩、常夏サンとのオフコラボを開催。

恒例となりつつあるダンジョン由来の料理でもてなすことに。雷火相手に実施した時に、超高額食材を持ち出してきた関係もあって、先輩サイドから金額に制限をつけられることに。

そこで持ってきたのが、ダンジョン食材でもメジャーなオーク肉。ダンジョン食材全般に言えるけど、リスクとコストが釣り合ってないので、結果的に高額になってる部分もあるそうです。

 

常夏サンとのコラボや、解禁された外部とのコラボの中で、ボタンが探索者として上澄みも上澄みであるというのが、改めて示されたわけですけど。

アマチュア探索者だと、トップアスリートレベルの身体能力はあるけれど、ダンジョンではそのレベルでもアマチュアでしかないという現実だったり。

超大規模攻撃する霊体の敵を苦戦することなく蹴散らしたり。これまでの積み重ねで、資産には余裕があるので、コラボ相手を驚かす超高額の買い物をしてみたり。

 

ボタン、何しても周囲を驚愕させるびっくり箱みたいなところありますよね……傍から見ている分には楽しいですけど、周囲でリアクションする側の人々はそりゃ大変だろうな……。ボタンのスペックを見ると彼の相手をしている玉木さん、マジで胃に穴が開くレベルで心労が絶えないのでは。お疲れ様です……。

探索者としての活動風景の動画を挙げたことで、注目を集めに集めてチャンネル登録者数が爆増し、探索者向けのチャンネルのほかにVTuber活動を行っているサブチャンネルを開設することにしたりもしてましたが。

……そりゃそうなるわなーというか。登録者数という実績が出来たことで、外部コラボにも積極的になって第一目標だったコラボ実現できたのは良かった。その後、次の目標を見つけてはいましたが。目を付けられた人は……頑張ってくださいね!

推しにささげるダンジョングルメ 最強探索者VTuberになる

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「いろんな意味でアレな台詞なんで、口説いているように聞こえるかもしれませんが。――俺って、徹頭徹尾あなたに笑ってもらうためにしか動いてないんですよ?」

 

現代にダンジョンが現れてそこに挑む探索者という職業が登場した世界。

より深くに挑める上澄みの探索者は物理法則とか超越した力をふるったり、これまでの常識にとらわれないアイテムを持ったりしているようです。

ダンジョン産の食材は超高級食材として流通してたり、一応の法整備も進んでいる中で、そういう職業・文化の一つとして受け入れられている状況になっているようです。

 

そんな世界で生きる主人公の夜桜猪王は、一度ハマったことには猪突猛進で突っ込んでいくタイプの青年で……。

高校入学と同時にダンジョン探索資格を手に入れて、ダンジョンに潜り……深部で活動できるだけの実力を身に着けた。

ただ学生時代に十分に潜ったから今はちょっと飽きてきているぐらいで……最近の趣味であるVTuberの配信を視聴していた時に、推しがダンジョンの美食を堪能している場面を目撃して。

……そこで彼は思ってしまったんですよね。「自分もVTuberになって接点を得て、推しにダンジョン産のグルメを届けよう」と。

 

そのあまりにも強すぎる行動力と、強いメンタルによって実際にデビューを決めるんだからお見事というかなんというか。

彼が所属することになった事務所デンジラスも、基本は女性VTuberが活動している事務所であるけれど、過去に所属した男性VTuberがアンチの反発にあって辞めてしまった過去があって。

主人公は素人が企業所属でデビューを決めて、目的のための導線ができてラッキー。

企業側も鋼のような強さのメンタル持った新人を確保できて、再チャレンジが出来るということでお互いに得る物がある状況ではあるようです。

デンジラス側のマネージャーさんも、主人公のメンタルを買いつつかつての失敗を繰り返さないように、色々と気を配ってくれてるようでしたし、良い縁が出来たなぁという感じでした。

 

とは言え、群雄割拠の時代でもあるし、女所帯にいる男ということで目は厳しく……同期とのコラボも控えている状況で、新人の男VTuber山主ボタンの数字は思うように伸びず。

テコ入れとして、ちょっとだけリアル事情……彼が探索者であるということを明かして、ダンジョングルメを堪能する配信をすることに。

VTuberとしての山主ボタンも猟師設定になっていたこともあって、親和性は高かった模様。

まぁそこでお出ししたのが、名前もろくにしられておらず専業で食べていけるクラスの探索者を蹴散らせるヤバいモンスターを引っ張り出してくるんだから、そりゃ話題にもなりますわ。主人公的には楽に倒せる部類みたいですけどね。

 

ちなみにダンジョングルメを食べる配信をしている配信者もいるにはいるみたいですが……ギリギリ市場で買える範囲のものに収まっていて、主人公みたいに超希少食材を持ってきたりはしてないもよう。自分で取りに行くボタンみたいなのは例外もいいところで、一流の探索者に依頼すると費用もうなぎ上りで、実際テコ入れに相応しいブルーオーシャンではあったようです。

そうやって数字を獲得して同期とのコラボも解禁されて、少しずつ上手く回り始めたかというところで、予期せぬ方向から火種が飛んできて……。それにグレーゾーンの手を使ってはいましたが、一応合法な手段を用いて解決してのけたのはお見事。

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ちゃか

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