「んー、これは個人的なツボというか、性癖みたいな話になるんですけど、男女問わず知ってるライバーさんが、赤スパとかで殴られてるのを観ると大変気分が良くなるんですよね。特に喜ばれるより、戸惑われたり遠慮した莉してる姿の方が高ポイント」
「なんで今その話しました?」
相変わらずVTuber活動を続けている主人公。
前回の騒動で助けた子猫、名づけ前に暫定で「子猫君」と呼んでいたら名前と認識してしまったために、「コネッコ」と少しだけ改変を掛けて名付けたとか。
ボタンの事大好きで名前呼ばれたら鳴くし、駆け寄ってくるし、服の中に入ろうとする甘えん坊に育っているとかで。可愛いですよね、甘えん坊な猫。
事務所の先輩、常夏サンとのオフコラボを開催。
恒例となりつつあるダンジョン由来の料理でもてなすことに。雷火相手に実施した時に、超高額食材を持ち出してきた関係もあって、先輩サイドから金額に制限をつけられることに。
そこで持ってきたのが、ダンジョン食材でもメジャーなオーク肉。ダンジョン食材全般に言えるけど、リスクとコストが釣り合ってないので、結果的に高額になってる部分もあるそうです。
常夏サンとのコラボや、解禁された外部とのコラボの中で、ボタンが探索者として上澄みも上澄みであるというのが、改めて示されたわけですけど。
アマチュア探索者だと、トップアスリートレベルの身体能力はあるけれど、ダンジョンではそのレベルでもアマチュアでしかないという現実だったり。
超大規模攻撃する霊体の敵を苦戦することなく蹴散らしたり。これまでの積み重ねで、資産には余裕があるので、コラボ相手を驚かす超高額の買い物をしてみたり。
ボタン、何しても周囲を驚愕させるびっくり箱みたいなところありますよね……傍から見ている分には楽しいですけど、周囲でリアクションする側の人々はそりゃ大変だろうな……。ボタンのスペックを見ると彼の相手をしている玉木さん、マジで胃に穴が開くレベルで心労が絶えないのでは。お疲れ様です……。
探索者としての活動風景の動画を挙げたことで、注目を集めに集めてチャンネル登録者数が爆増し、探索者向けのチャンネルのほかにVTuber活動を行っているサブチャンネルを開設することにしたりもしてましたが。
……そりゃそうなるわなーというか。登録者数という実績が出来たことで、外部コラボにも積極的になって第一目標だったコラボ実現できたのは良かった。その後、次の目標を見つけてはいましたが。目を付けられた人は……頑張ってくださいね!