気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

グランクレスト・リプレイ

グランクレスト・リプレイ かけだし君主の魔王修行2

 ico_grade6_3

ジェイド:(頭を抱えて)……やっぱり無茶なことを言い出した……。

ナギ:危険すぎるぞ、マイロード!

ニャンスロット:ははは、やはり愉快だな、我ら王は!

エルザ:とにかく、話してみないと!

 

「初心者らしい自由な発想を」という事で起用された、藤井ゆきよさん。

そのPCエルザが考え付く作戦が、また奇策ぞろいというか。ジェイドやGMが振り回されまくって大変だなぁ、という感じですが。

混沌と戦乱にまみれた大陸だからこそ、彼女の目指す道はいばらの道ではありますが。

現状に絶望し、希望を抱くものすらいなくなるよりはいいんじゃないですかねぇ。

 

前回シロにサーカスを見せる為に、門を無理に通ったエルザたち。

それは「魔物の国」からの侵攻ととられ、伯爵領から騎士団が派遣されることに。

しかもその背後にはパンドラの暗躍があって、状況がこんがらがっていますが。

それでも、エルザがぶれずに話し合おうとしているのはいいですねぇ。彼女は危ういけれど、まぶしくもありますね。

 

「通りすがりの魔王です」からの「なぜ通したァ!?」の流れには笑った。

敵をおもてなしするって言う考えや、王都にいく方法についてもエルザの発想には驚かされてばかりでした。

そしてそんなエルザに影響を受けた「魔物の国」の住人たちが、彼女の理想の為に行動してくれたって言うのは、良い演出だと思いました。

中々楽しいリプレイでしたねー。今後が大変そうですが、まぁ、エルザなら持ち前の明るさを以てどうにかしてしまいそうではあります。

 

グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー 結 百花繚乱のフィナーレ

ico_grade6_4
ヌル:私はこの処刑を受け入れる。いかに絶望的でも、いかに悲劇的でも、コレがワタシたちの戦いの結末なのですから。
GM:「それで、キミはそれでいいのか!」
(略)
ヌル:なぜなら、ここにはワタシたちの未来があるからです。

ファンタジア文庫陣営と、MF文庫陣営とで始まった二国の物語。
8人全員参加の今回のセッションで晴れて、完結となりました。
今回は、シナリオの関係で、それぞれの過去のトラウマが刺激されて、それを乗り越えていくというイベントが大量発生していました。
ここに至るまでの積み重ねがあるので、それぞれ迷いがなくてそこはいい感じでしたねぇ。

まぁ、合間にそれ以外のイベントも挟まっていたんですが、ランダムチャートにしたら見事に回復イベントばかりになってた笑いました。
そのおかげでクライマックスにリソース残して、まさしく総力戦といった様相になっていましたが、そこまでの起伏がちょっと穏やかすぎたのは残念かなぁ。
トラウマの刺激があって、どう判断するかというのは、大凡キャラクターが固まっているから、そうそう変な方向行きませんし。
ヌルのトラウマイベントで、彼が格好良かったのは、本当にいい流れだと思いました。

プロテアが気落ちして、幻を見てると思いこんだり。
カタリナのイベントにヌルが乱入して、しんみりするはずの場面を笑い話に変えてしまったりとそういう展開はありましたが。
長きにわたったブランシュとの戦い、聖女に関する物語にもひと段落ついて、この二国はもう大丈夫だろう、と思える終わりになっていたのは安心しました。
小説の「グランクレスト戦記」は最近読めてない(積まれてる)ので、気になる所多いので早々に消化してしまいたいところです。


グランクレスト・リプレイ かけだし君主の魔王修行1

ico_grade6_3h
ジェイド:相手は騎士団ですよ! 軍隊です、僕たち二人では無理です!
(略)
エルザ:だったら――(周囲を見回し)みんなの力を、貸して欲しい。

リプレイのテーマは「ゴブリン退治から始まる入門リプレイ」。
君主PCに初心者を迎えて、判りやすい王道展開に……なるはずでした。
それがどうしてこうなったのか。

君主が魔物従えて、外部から見ると魔王そのものですよ。
まぁ、この世界では投影体として別世界の存在がやってきたりするの珍しくないですけど。実際このリプレイ上の定義では、魔物を投影体やアーティストのような混沌の影響を受けた動物の総称としてます。
会話が成立しなかったり、邪悪すぎたりする存在をモンスターと呼称するようで。

チュートリアル用のゴブリンたちを、GMがその場のノリで喋らせ始めたのが全ての始まりですよね。
まぁ、エルザが困っているのならば助ける、という良くも悪くもまっすぐすぎる少女だったというのも影響していると思いますが。

初心者向けというスタート地点からは逆方向に突っ走った感じがありますが、結構面白かったです。
誤解されやすい立場で、いばらの道ではありますが、エルザの善性が保たれていくことを期待します。
……最後、なかなかに不穏な引きでしたけど。
彼女たちはいったいどう対応しますかねぇ。動き出した敵も、一枚岩ではなさそうなのが救いですが。


グランクレスト・リプレイ ノートリアス 霧覆う魔境の島

ico_grade6_3
ナハト:「……沈黙がなければ言葉は生まれん。闇がなければ光が輝くこともない。我らはしょせん対なる存在」
(略)
「この地にありてわれらは旅人、そしてただの影。肉の身を去るに悲しきことも、悔しきこともない。ただただ空に還るのみ」
ナハト:「眠れ。これは一夜の夢に過ぎん」(後略)


戦争犯罪人として囚われている女君主ガーネット。
かつて、戦争時に虐殺を行ったとして預かりの身となっていた彼女。
メイジアカデミーの命令で、幼き領主に従属して、新天地へと赴くことに。
魔境の島。癖のある傭兵、魔術師、投影体。
害の少ない島と言われてきたのに足を運べば、人食いの巨人が闊歩していて。

魔境探索からの混沌災害の平定という、グランクレストの要素をうまく描いてる感じ。
戦闘時のマップは書き文字多くてちょっと今一つ見にくかった感じ。
PCで虐殺の経歴を持つロードとか、思い切った設定だなぁ。
まぁ、それをうまく使って、人々の交渉のネタにしていたといいますか。
上手い事演出していましたね。ガーネット、侮りがたし。
アレだけのことをしてなお、屈せぬその志は、なるほど君主として恥じない立派なものでありました。

人嫌いのエルフに、戦闘狂の傭兵。
エルフは初登場なのに、こんな濃いキャラで良いのか。
ガーネットが紅一点なのにあの経歴だし、他のキャラは濃いし。
王道をいくリプレイであった感じですねー。
エルフのナハトと、チカタの会話が案外いい味出してました。


グランクレスト・リプレイ ライブ・ファクトリー2 ぼっちな君主の新世界

ico_grade6_3h
GM:「だって、あなたは友達を力のあるなしで選んでるわけじゃないでしょう?」
(略)
「だから、あなたが友達のために力を得たいと思うのなら。まずそれがどういう気持ちから生まれたものなのかを、考えるといいんじゃないかしら」


聖女の遺跡で謎の光に包まれたニーナたち一行。
その結果、ニーナの手から聖印は消え失せ、死んだはずのニーナの姉までも目の前に現れて。
ブランシュは、その死をもって新たな世界を造った。
ニーナのトラウマとなっている争いもなく、聖印もなく、彼女にとっての理想に近い世界。
適応してしまったニーナと違い、インクとスティアは違和感を感じる。
そして、秘密を知るプロテアは、記憶のない演技でもってこの輪の中に加わって。

もう、前回の最後から急展開でしたが、下手したらPvPになりかねないよなぁ、コレ。
「友人のため」という謳い文句であちこちで裏切ったりしてるわけだし。
ブランシュは、友人のために命を落とし、プロテアは友人のためといって嘘を重ねた。
これまでとは違う歪な形で向き合ったり、誤魔化したりしながら、それでも時間は進んでいって。
優しい世界。けど、そんな夢のような場所が永遠に続くはずもなく。
異変が起こり、それによって否応なく変化が求められるわけです。

色々ネタぶっこんでいるのに、思いのほかページが薄かったといいますか。
まぁ、合間にGMたちの裏事情が書かれていて、予想以上にPLたちがクリエイターだったといいますか。
本当はもっと時間がかかるだろうと思っていた展開が、見事なまでにまとめられていて、プロの技を見ました。
これはGM達も白旗上げるわ。
ニーナに理想を押し付けていたスティアは成長して、インクはニーナと歩み寄って。
プロテアは、挫折したのちに再起して。……挫折した後のスティアとのやりとりがひどかったですが(褒めてる)。
ニードだった、ニーナですら、聖印を喪い、友人の勝手な行動に憤り、その結果、信念と向き合い成長していったわけで。
いやぁ、いいものを読ませてもらいました。


グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記3 狼たちの栄光

ico_grade6_4
レグナム:ならば俺も、だ。左右の剣を掲げて、バイバルスの剣先に重ねる。俺は……いや、俺たちは、お前を倒し〝未来を掴む”ことを――誓う!

第六話『魔境』と第七話『未来』を収録した、リプレイ完結巻。
まぁ、落ち着くべきところに落ち着いた、という展開になるんじゃないでしょうか。
群狼を結成してから、実に半年が流れた状態でのスタート。
時期的に冬が近づいてきたもので、大軍を動かすのが難しくなったため、という事情もあるようですが。
ゼフォスの打つ手が容赦ないなぁ。
この混沌によって乱れた世界において、闇魔術師と通じ、魔境を戦略に組み込んで攻めてこようとは。

ヴァ―ンが復讐に燃える鬼でありすぎるのが、格好いいところであり辛い所でもある。
このキャンペーンの結末からしてゼフォスとの戦いに幕が下りることになるとは思っていましたが。
戦乱の世ということもあり、彼はその結果をみて群狼の元から離れていってしまう。
こういう仲間との別れってう演出は、やっぱり寂しさがあったりして残念です。

今回の一番の笑い所は、たびたび面白装備を見せてくれる投影体の騎士、アロンソさんじゃないでしょうか。
なにあの愛馬は。ランスは。魔剣は。
投影体ってなんでもありか……今さらな気もしますが。

六話の最後。従属君主として、レグナムを逃す選択をしたシスは、十分に騎士であるんですよね。
あそこの判断は実に格好良かった。
バイバルスについても今回色々と描かれていましたけれど。天運を取得できるような、傑物であったのは間違いないですね。
ただ、その手法が歪んでいってしまっただけで。友ゼフォスが健在だったら。
群狼と手を取る未来すらあったかもしれない。

「……未来なんざ、疲れるだけだぜ」
レグナム:……それでも俺たちは、進んでいく。生きている限りな。


決着するその場面で交わされていた、会話。
これが中々いい味出していたと思います。
いや、しかしやっぱりこの世界観は中々面白そうなんですよねー。
投影体のなんでもあり具合とか。……アレは楽しいが悪い例ですけど。素人が真似すると痛い目見るやつ。
いつか実際にプレイしてみたいですねー。


グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー 下 激突のバトルフィールド

ico_grade6_3h
ヌル:聖女の死は引き裂かれそうなほど悲しい出来事でした。けれどそれがすべてだと断じるのは早計でしょう。弱いからそう考えてしまう。……まあ、そういう記憶があるわけじゃないんですけどねぇ(笑)。


今回は一言でまとめれば「どうしてこうなった」でいいんじゃないだろうか。
GM魂の叫び。
サーペントはどうしてあんな個性が付いてしまったんだろうか。
TRPGとはかくも恐ろしいだったか。
いや、恐ろしさでいえば、マルタのちょろさとかもあげられますけど。
プロテアが各陣営の地雷を盛れなく魅了しているあたりにも言えたりするのではないかと。

少数精鋭でもって聖女の城へと進んだカタリナたちファンタジア陣営。
しかし、遺跡となっていてももとは聖女のいた都市。範囲は広く、捜索は思うように進まない。
そこに森の民を連れて進軍速度が速いファクトリー陣営が軍隊を連れて参戦。
ファンタジア側の軍隊は、少しで遅れている状態。
そんな会合から始まって、お互いのPCを捕虜にしたり、交渉を行い始めたりと思惑が入り混じっているのはPCの多さとかGMの仕込みとかがあって面白かったですけど。

せっかく8人のPCがいて、国家としては対立していて、ロードがおあつらえ向きに2人いる。
すわ戦争か……と思ったら、なんか思ったよりは地味にまとまってしまったという印象があります。
面白かったんですけどね。薄いから、こういいところで切られた感じがあって、そこはすごく残念です。
ただ、プレイヤーたちがすごく楽しんで参加した結果、この後は各陣営のリプレイ1本ずつで終了予定だったのが、全員参加のリプレイがもう1本加わって残り三冊でるシリーズとなりそうだとか。 


グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記2 狼たちの戦旗

ico_grade6_4
GM:影蜂は傷薬を投げて言う。「いつもこうやってお前を助けられるとは限らん。犬のように死ぬ気か?」
ヴァ―ン:ならば、それまでの運命よ。無様な死にぞこないが、惨めに死ぬだけだ。
(略)
ヴァ―ン:死を恐れては何も出来ぬ。
GM:「真実だ。だが、死ねば何も残らぬ」


グランクレストの王道リプレイ。
作家が参加しているファクトリー・シリーズとかもキャラの個性強くて楽しんでますけど。
低レベルながらも王道で、やっぱり楽しいですねー。
今回はついにレグナムも5レベルに達し、戦旗が出せるラインにまで到達するわけですが。
自分自身の夢が薄い彼自身が、いったいどんな旗を掲げるのか、そこまでの流れが丁寧に描かれていて、楽しめました。

第4話『同盟』と第5話『戦旗』が収録。
まぁ、どちらもタイトルから内容がなんとなく察せられる感じですが。

敵は大国。ただ、手段を択ばない部分もあり、反発する勢力っていうのもあるわけで。
そうした勢力とつなぎをつくって、同盟を作り上げようという策をアンが提案。
これは、1巻の時に実際にプレイヤーが発言していたことでそれをGMが拾ってシナリオに当て込んだ形。
一風変わった個性を持つロードが登場したりと、笑える部分もありました。
かつて父の臣下であった騎士が、ゼフォス側につきその制度になじんで圧政を行っている。
・・・力あるものは力なきものの上に立つべきだという選民思想。グランクレストの世界ではそれがまかり通ってしまいそうなのが辛いところ。環境、よくないからなぁ。魔境なんてものがある場所もあるくらいで。
それでも自分なりの手段を用いて、堂々と対峙したレグナムはちゃんとしたロードになっている感じ。

5話は、ヴァ―ンに焦点が当たっていますね。
復讐に生きる男、ヴァ―ン。一方でレグナムは自分の復讐は遂げて、地盤固めに奔走している状態。
敵が策を練って講和を申し込んできたりするわけですが、復讐の鬼ヴァーンはそれを認められず、道を分かちます。
それを見てさらにレグナムの悩みは深くなるんですが・・・
彼が悩んだ末に見出した結論、描き出した旗はなるほど、彼らしいもので良いなぁ、と。
すれ違いながらも、利用し合う関係として落ち着いた彼らのやりとりが格好良かったです。
さて、レグナムが旗を出したことでなにやら敵国のお偉いさんに目をつけられたみたいですが、さてはて、どうなることやら。

グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー 上 決戦のプレリュード

ico_grade6_3h
ニーナ:む、むう……ちなみに、そのファーガルドのやつらは悪いやつなのか?
GM:「悪いやつ、か。難しいな……じゃあ、人間の〝悪い”って何だい? 人を殺せば悪いの? それなら戦争をしている人たちはみんな悪いってことになるけれど」
ニーナ:それは……意味もなく人を殺すのは悪いやつだ、と思う。
GM:「なるほどね。その伝で言うなら、少なくとも彼らは手を汚すとき、はっきりとした理由をもって決断していると言えるだろう」

表紙もキャラ混ざっていることですし、どこかで合流したりするのだろうかとか思っていましたが。
さすがにロード、国を背負っているだけあって、そう簡単にはいかないようで。
とりあえず、ファンタジア側とMF側個別に導入の短いエピソードを挟んで、緊張状態がピークに達しているというか。
プロテアいったい何をやっているのかと。凄く笑えたけど、笑えましたけど。
プレイヤー知識があるし、そもそもクリエイターだしで、予想できる部分があっても、PCを動かして誤解しにいったロールプレイはいい感じ。

ファンタジア陣営の序章が先に掲載されて、それからMF側という構成。
収録に関してはMFの方が先にやっていたらしいですけどね。
まぁ、読んでみればなるほど納得できる順番で。
カタリナはちょっと変わったペット買っていたりする以外は常識人ですが・・・
拷問するマルタと、触手使うヌルと、変身して喋れなくなるオルカとか、キャラが濃いよなぁ・・・
それでも結構真っ当に国を治めて、まだ完治していないアロイスを良く助けています。
ヌルという聖女の伝説に関係するキャラクターもいるわけですし、「グランクレスト」はこういう世界なんだろう、というファンタジーをよく描いていると思います。

MF側は、うん、相変わらずレーベルの色をよく判っているというか。
ニートなロード、ニーナ。寡黙な傭兵インク。
変身能力と《専門知識:枕事》をもつ自由人プロテアと最近暴走がちのメイジ、スティア。
状況を探るために色々動いたり、プロテアが以前であった「同じ顔をした謎の相手」が接近して来たりとこっちでもイベント発生。

あっちでもこっちでも暗躍しているやつがいて、聖女伝説についての謎をばらまくだけばら撒いていったので、続きが気になります。
ファンタジア陣営の国とMF陣営の国は、それぞれ違った組織に属しているため、前線となる可能性がある。
それだけではなく、MFは森の民を味方に付けたが、ファンタジア側は、森の民によって被害を受けている。
今回、プロテアが起こした行動や、ニーナが新しく友だちとした相手などによって、これ、戦争まっしぐらな感じなんじゃないだろうか。

 

グランクレスト・リプレイ ファルドリア戦狼記 狼たちの初陣

ico_grade6_4
ヴァーン:おい。正統なる勲を誇らんのは、勲を盗むことに次ぐほどの罪だ。
レグナム:そ、そうか。でも、自慢げにするほどのことではないと思うぜ。
ヴァーン:心で思うのは構わんさ。だが、面に出すな。付き従ったものたちが報われん。


第一話 『初陣』
第二話 『帰還』
第三話 『群狼』

タイトルにあるとおり、初陣を描いたリプレイ。
いきなり高レベルリプレイからスタートしていましたけど、新システムと同時に発売するからには、こういう低レベルスタートのほうがよかったんじゃないのかなぁ、と思いますが。
帯にも書いてありますが、基本に忠実な「王道リプレイ」。
これは結構グランクレストをプレイするときの参考になると思いましたよ。
まー、流石に、そうほいほいPCの国滅んだらたまったものじゃないですけど、世界観とか、いろいろ。 

これまでのリプレイは、高レベルでできることが多いし、それまでの経験とかも含みでキャラクターが固まってましたよね。
拷問が得意なキャラとか。全裸で登場して触手召喚する男とか。
働きたくないと叫ぶ君主とか、知識:枕事を持っているアーティストとか。
癖の強いキャラクターで、嫌いではないというか、あのはちゃめちゃっぷりはむしろ好きな部類に入りますけど。 
今回のPCたちみたいに、迷ったりする余地ってあまり無かったよなぁ、といいますか。

いきなり国が滅亡すると頃から始まりますけど。
PCたちは親戚を頼って、隣国に落ち延びます。
しかし、そこで親戚に従属することもなく、呑気に居候なんかしているもので、立場は悪い。

滅びた国ファルドリアの王子、レグナム。
同じ王国に属していた王家に従う騎士の家系の末、シストゥーラ。
隣国からレグナムに付けられたメイジ、アンブローゼ。
多くの国を滅ぼし、今またファルドリアを滅ぼした国ゼフォスへの復讐を誓うアーティスト、アフラヴァーン。

今回シナリオの内容でも、混沌退治とか、大規模戦闘とか、国管理ルールとか一つ一つを丁寧に描いていたので、わかりやすかったですねー。
高レベルスタートだと、基本ルルブだけで再現できない部分があるのでどうにも把握しにくかった部分ありますし。

レグナムが、王子として悩んでいる姿っていうのがしっかり描かれていて良かったですねー。
戦乱の大陸っていうのがよくわかる感じでしたし。
あちこちで思惑が入り乱れているんですよね。
ゼフォスだってそうですし、レグナムを保護してくれた兄貴分も、その父親だって腹に一物抱えている。
そんな中で、君主として自分の立場を定めたレグナムがこれからどういう行動をしていくのか、がすごく気になりますなー。
面白かった。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ