気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ゲーム世界転生<ダン活>

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~13

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「むしろウェルカムだ! どんどん攻めてきていいぞ。全部返り討ちにしてやるぜ!」

 

戦闘科1年のクラス対抗戦、決勝戦。

エデンメンバーを擁する1組、8組、そしてリーナのいる51組も勝ち進んでいるのはお見事。リーナはゼフィルス達のスペックを把握しているので、3クラスで連合を組むことで対抗しようとして。

一応、1組や8組にも声をかけていましたが、それぞれのリーダーであるゼフィルスやメルトには断られた模様。ゼフィルスなんか、「強敵と戦えるならウェルカム!」と大歓迎してましたからね……。

 

実際、11でぶつかればゼフィルス率いる1組に勝てるクラスないでしょうしね……。

ゼフィルス、エデンの第一パーティーの上級職のスペックごり押し脳筋戦法だけじゃなくて、カルアとその眷属である黒猫による情報収集を重視していたり、ちゃんと作戦も練れるんですよね。

……まぁ当人が割とテンションで生きてるから、あまりそんなイメージないんですが……。

で、それは姫軍師であるリーナも承知の上で。1組の情報収集の要であるカルア相手に、伝手を使って上級ダンジョン由来の罠を仕入れて、睡眠状態にすることで行動を封じてきたりと、しっかり打つべき手を打ってて偉かったですね。

 

同盟に参加したドワーフ生徒たちのスキルを活用して資材を持ち込んで、要塞をくみ上げたり、観戦している先輩方を驚かせる仕込みだってしていたみたいですし。

それによってゼフィルスのテンションが上がって、最初から使ったら蹂躙劇になって面白味が無いからと使用を控えていた、ラナ用の装備である〈白の玉座〉を引っ張り出すに至ったわけですし。

〈白の玉座〉の有するマスの境目で効果が減退するのを抑えるスキルと、大聖女の「攻撃だろうとなんだろうと使う魔法に〈回復〉カテゴリを与える」スキルの複合技で、他のクラスには出来ない減衰しない超遠距離狙撃が出来るとか、とんでもないですねぇ。

ラナ、役割的にはヒーラーのはずなのに、火力役が良く似合ってるわ……。

 

他にもゼフィルスは拠点落としに馬車を持ち込んで、敵の本丸に遊撃隊を突貫させる手法を使ったりして観客を驚かせてましたが。

……支援先輩とか、掲示板の方々も勇者君情報に驚かされてばかりですけど、「城落としではアイテムバックなどで馬車を隠せないのがネックで、これまで使用されなかったんだろうな」とかちゃんと分析もしてるのが偉い。

他にも上級職に就いていたラムダ君とのバトルとかもあり。51組みたいに最初から同盟を組んだわけじゃないけど、状況に応じて8組と協力することになったり。ゼフィルスが最初から最後まで楽しそうに対抗戦の時間を過ごしてて良かったです。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~12

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「みんな素晴らしい活躍だったな。1週間みっちり練習した甲斐があったぜ。これで俺たちも憂いなく攻勢に出られる」

 

ついに始まるクラス対抗戦。

戦闘課はアリーナで複数クラスが入り混じるトーナメント形式の「拠点落とし」を行うわけですが。

ゼフィルスが代表として引いたのは第一ブロック。1組・2組・15組・45組・58組・99組・116組という、高位職が振り分けられた50組までの中から5クラスがぶつかる激戦区だった。

2クラス勝ち抜き方式なのもあって、例年は交渉で中級職クラスが同盟を組んで高位職クラスを落とすなんてことも起きていたみたいです。

 

……ただ、ゼフィルスと彼に鍛えられたエデンメンバーはそんな常識に縛られるような存在ではなくて。

リアルになったことでより貴重さが増しているっぽい「上級転職チケット」を、一年生のこの時期に、複数名に使ってるなんてことはまぁそりゃないんでしょうけど。

上級転職を果たしてなくても普通に勝てただろうなぁ……という信頼がある。

ゼフィルスは全力で楽しむために、準備に余念がないので上級職にならないルートは無いでしょうけど。

今回は巻末の番外編が「ゼフィルス〈上級転職〉準備進行中」で、転職用のアイテム集めに奔走していた時のエピソードでしたし。暴走特急ゼフィルスに、セレスタンのサポートがあったらあぁなりますわ……。

 

中級上位のボスの召喚盤、上級転職を果たしたメンバーが諜報、戦闘、防衛と各々の分野で成果を上げて。

50人近い同盟に攻め込まれても守り切ったシェラ、味方だと実に頼もしい。未発見ジョブでそれだけの強さを見せつけられた人々の心境は穏やかじゃなさそうですけど。

偵察役として山上に座り込んで眷属猫傍らにいるカルアの挿絵とかも可愛かったですよね。

そして1組が大暴れした結果、タイムアップが常だというクラス対抗戦が一時間掛からないで決着とか言うトンデモ展開になってたみたいですが。相変わらずのゼフィルスクオリティ……。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~11

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「ゼフィルスがそこまで推すから決めたのよ。そこのところ、よく覚えていてね」

 

上級職が少ないリアル「ダン活」の世界。

だからこそ上級職に転職できる「上級転職チケット」の価値は計り知れず……原則として販売が禁止されていた。ただ、まったく売らないのも不満が溜まっていくから、国が特別な催しなどに合わせてオークションで出品したりするとか。

エデンメンバーもゼフィルス基準で上級転職が間近に迫っていて、だからこそオークションに出品されるチケットが欲しいという意見が出たりもしてましたが。

 

ボス周回が出来る分他よりも有利なのもあってゼフィルスはそれを却下。ただ、妖怪1足りないが悪さをしている中で、エデン内でも意見が色々と会って。まぁ最悪の場合、ゼフィルスがギルド結成前に隠し宝箱から見つけた個人所有のチケットを供与するという事で決着。

解決方法が見つかったから、という訳でもないでしょうけど。その後無事にチケットはドロップして。

 

エデンの1軍メンバー、盾役シエラ、ヒーラーにラナ、索敵にカルア、アタッカーにエステル、遊撃でゼフィルス……そしてバックアップの生産職のハンナがまず上級職に就くことに。

相変わらず知識を隠すつもりが無くて、曾祖母が『盾姫』に就いていたシエラでも知らないジョブについて欲しい、と言われて。ゼフィルスが推すのだから、と受け入れたシエラは良い子ですねぇ。……ちゃんとアピールもしてるのに、ゼフィルスにはさっぱり届いてませんが。

 

未発見のジョブを含む高位職への上級転職を、エデンメンバー全員が果たしたことを受けて、学園長が頭抱えることになったりしてましたが。

勇者の齎す情報を活かして、現状を変えていくつもりはあるけれど、そうでなくても転職制度が始まったりとかのタイミングで、要するにこれ以上は無理という事でいったんは学園長たちだけで秘匿することになっていましたが。

……そうやって上層部が保留しているうちにゼフィルスはもっとすごい勢いで駆け抜けていくだろう信頼がある。

 

まぁ、試運転でダンジョンに潜ったエデンメンバーが楽しそうだったから良いんじゃないですかね! 読者的にはハッピー。

番外編は、ニーコやカイリ、別ギルドながらゼフィルスの影響を多大に受けているマリー先輩たちの話で、外野から見てる方がやっぱりゼフィルスの破壊力凄いなぁと思うばかりでした。

電子限定特典が、ハンナ目線で「学園どころか世界初!? 上級生産職ってそんなにいないの!?」で、タイトルからして内容がよくわかる、良い話でしたね……。



ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~10

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「いいゼフィルス? 私がいなくてもあまりはしゃぎすぎないでね?」

「そんなに念を押さなくても大丈夫だシエラ!」

「大丈夫じゃないから言っているのよ?」

 

夏季休暇を堪能する第10巻。表紙で浴衣着ていたり、水着を着ている挿絵が多かったのはかわいらしくて実によかったですね。

ニーコが仲良し3人娘に連行されていくところの挿絵とかも可愛くて良かった。

帰省するメンバーも居る中で、イベントを存分に堪能するためにしっかり全員居る間にスケジュール相談したり、シエラやセレスタンのフォローもありますけど、ゼフィルスなんだかんだちゃんとギルドマスターやってるんですよね。

本人がダン活の世界を堪能するために最前線を突っ走る暴走機関車すぎるのでアレですけど。学年1位を取ったりしているし、しっかりやることはやってる。

 

下部ギルド〈アークアルカディア〉から〈エデン〉への昇格試験を実施したり。

ボス周回で溜まりに溜まっていってる素材管理が、さすがに追いつかなくなってきたので、正式メンバーではないけれど、サポートしてくれる「助っ人」制度で人を入れようという提案がされたり。

アークアルカディアから昇格した後、下部ギルドに取り込む人員についてメルトやミサトと相談したり。今はまだDランクだけれど、もっと上を目指していくつもりしかないゼフィルスは今のうちから手を打ってるんですよねぇ。

それは今更言うまでもなく、高位職の条件に付いて学園に情報を流したり、有望そうな相手に声掛けしたり、特別授業で教鞭取ったりしてることからも分かっていた話ではありますが。アークアルカディアの面々もゼフィルスの戦法を学んで実践しようとしていたり、彼の齎した変化で成長している面々が多いのを実感する。

 

今回巻末の番外編で、帰省したラナとシエラのエピソードと、助っ人として採用された掲示板の商人1年生ちゃんことマリアちゃんと勇者ファンの会話が入っていたのは良かったですね。

学園に行くまでは行きたがってなかったラナが、そこで楽しさに目覚めて逆に王城での生活でストレスを感じるようになっていたり。しれっと幸猫様が王家の宝物庫にも無い希少ドロップだと明らかになったり。

あとは、シエラが実家で盾姫就任を祝われつつもゼフィルスとの関係についてつつかれたりしたのを、勇者ヤバいトークで乗り切ったのはちょっと笑っちゃった。

そうやって苦労して戻ってきたシエラ達も交えて、ギルドで実施したエクストラダンジョンでの合宿を満喫できていたのは、良かったですね。実に楽しそうだ。



ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~9

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「ふふん。もっと褒めてもいいわ。むしろもっと褒め称えるべきね!」

「そうね。ゼフィルスは最近私たちを褒める回数が少なくなっている気がするわ。この機会にいっぱい褒めるべきよ」

「え、マジで?」

 

10巻の感想書こうと思って、ちょっと確認したら9巻の感想書いてなかったので慌てて書いています。

期末試験&夏季休暇直前。ダンジョンへ入れなくなるし、その後の休暇で王女であるラナのように実家に帰らないと行けないメンバーもいる。期末試験で赤点を貰うと、追試なんかなくストレートで補習になって、時間を取られることになる。

 

そのため、ゼフィルスはメンバーと勉強を一緒にして、夏季休暇を存分に楽しめるように奔走することに。

この世界の常識に疎いゼフィルスをしっかりとフォローしているシエラのサポート力が光りますね。

……試験に備える傍らしっかりDランク昇格試験の調整や、下部組織の設立までも進めているの、大忙しってレベルじゃなさそうですが。テンションMAXで乗り越えているのが容易に想像できるな……。

 

新メンバー歓迎だったり、Dランク昇格、試験終了と今回はまたいつにもまして打ち上げ回が多くて楽しんでるなぁ……という感じではありました。

番外編は、エデン加入を果たした仲良し3人娘の話と、ジョブ【コレクター】であり周回地獄に引きずり込まれることが確約されたニーコ、ゼフィルスが確保したがっていた鍛冶師であるドワーフ少女アルル視点の話がありました。常識揺さぶられている場面がそこそこあって面白かった。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~8

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「〈エデン〉はいずれSランクになるギルドだ。やる気があって実力もアル。そんな人しか受け入れられないぞ?」

 

順調にダン活ライフを堪能しているゼフィルス。

彼の率いるギルド〈エデン〉のメンバーも、時に暴走するゼフィルスに負けずと突っ走ってる状況ではありますが。

近く、中級中位のダンジョンに挑むにあたって、カルアの装備が乏しいと話題になって。すわ爆速進行の弊害かと思ったら、カルア、自分の報酬の多くを食費に注ぎ込んでいたと聞いて笑っちゃった。もうちょっと貯蓄しようや……。

 

初めてオークションに参加して装備を新調したり、ラナの好物のジュースをセレスタンから謎の資金援助を受けて落札したり。

他愛無いはずの事でもワイワイ楽しそうにしてるの、良いですよねぇ。新装備のカルアの挿絵があったのは良かった。可愛い。

レア度高いけどエデンでは使わないアイテムを納品して、ぬいぐるみという報酬をゲットして、ほとんどのメンバーが感動してたのも微笑ましかったというか。

仲も良いし、可愛いキャラたちが可愛いもの愛でてるシーンも多くて、なんか見ててホッとする。

 

新たに加わったメンバーであるミサト。彼女はこの作品で定期的に登場する掲示板の住人と交流があるキャラだったわけですが。

そこの伝手も駆使して、エデンの新規メンバーを募集する大面接会を開催することになって。注目度が高いこともあってゼフィルスが頭を抱えることになってましたが。

条件ややこしいの多いのに、ゼフィルスが干渉することなく「歌姫」についている子が居たりして、エデンメンバーが飛びぬけているのを置いても、優秀な人員が多いですよね子の世代。

毎度爆弾を投下するゼフィスルの育成論講義の影響も結構ありそうではありますが。

 

上に向かって止まらずに突き進んでいるのが〈エデン〉である一方、激変の時代において落ち目に入ってしまうギルドというのも出てきて。

メルトの所属していたギルドなんかも転職に飛びついて戦力減したことでメルトに見限られてましたしねぇ。Aランクギルドのテンプルセイバーは、エデンによって注目を集めた「馬車」のレシピを求めて上位ギルドに挑んだ結果、自分たちの作戦の核を成すアイテムを失ってしまって。

 

そのことで下位ギルドのギルマスが、ギルドの枠からあぶれるメンバーを早い段階で逃がすなんて事態も起きていたわけですが。

そのおかげで、ゼフィルスが「竜が居ない」とされている作中世界で御伽噺にしか見られない「竜騎姫」になりたい、という育て甲斐のある人と出会えたわけですから、何が影響するかわからないものですなぁ。

ゲーム知識を持っているゼフィルスにかかれば、その夢は叶うの確定してるんだよなぁ。良かったね、と早めの拍手を送っておくことにしましょう。

 

電子版特典SSが「ハンナのノエルさん、ラクリッテさん、アイギスさん案内回!」。ハンナも順調にエデンに染まってしまってまぁ……というのが分かる回でしたね! スラリポにハマりすぎたのもありますが……。溢れるほどの魔石とは……。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~7

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「悪いな」

「いいわよ別に、効率の良いことだけさせるのもダメ、なのよね?」

「おうよ。ダンジョンは楽しまなくちゃいけない」


ゼフィルスはいつも通り楽しくダン活ライフを満喫していました。

ギルド「エデン」のメンバーは、彼に伝説の役職に就けてもらった恩義があったり、彼の暴走に付き合える気合の入った人々が多いですが。

よく彼に振り回されている男子、サターン達からすると横暴で自分たちに高難易度の課題を与えてくるし、自分たちより強くて目立ってるし、エデンは傍から見るとハーレムギルドになっているし。


そんな鬱憤が溜まりまくった結果、サターン達のギルド「天下一大星」たちからギルドバトルを挑まれることになっていましたが。エデンの女性陣がめっちゃやる気だったの面白かったですね。


それ以外だと、第一回ゼフィルスの講義が注目に値するものだとして、第二回講義では外部から聴講に来る人々が多かったわけですが。

偉い人がきすぎて挨拶が多すぎて授業が押して、ちょっとイラっと来たゼフィルスが「忌避されがちだが、転職はするべきだ! 中位職に就いてから条件を満たし、高位職に就くべきだ!」と主張。勇者からの爆弾情報によって、新制度を設ける必要が出てきた校長先生とかは大変ですね……。



ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~ @COMIC1

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(なるほどなるほど ゲーム時代と違う〈ダン活〉…………)

いいなそれ!!

「よっしゃ行こう! すぐ行こう!!」

 

同タイトル作品のコミカライズ。

気付いたら前世でやり込んでいたゲーム世界の主人公ポジションに転生した主人公。

学園に通う年齢――15歳のゼフィルス君になったけれど、ゼフィルスとしての記憶はなく、前世の意識のまま突き抜けていく話ですね。

……まぁキャラメイクすると基本は成長した姿での登場ですからねぇ、そういう感じなんだとは思います。

 

思わず叫んでしまう位にこの世界を愛しているゼフィルス君、自重っていう単語を放り投げて満喫してますな……。

イベントクエスト「スライムに襲われた少女を助けろ」を達成するために、やたら遅いスライムの襲撃街してるシーンとか、絵になるとなおシュールで面白かった。

 

ウキウキしてさぁ出発だー! って思ったら田舎の村だったため学園まで馬車で10日とか言われて、娯楽をくれと内心で叫んでるのが実に現代人っぽかったですね。

……まぁ暇つぶしを兼ねて、その10日の間にジョブの発言条件を満たしまくって、学園関係者も驚く一覧を創り上げたりしてたので、無駄な時間とはならなかったみたいですが。

ダンジョンの攻略がゼフィルスの認識よりも進んでおらず、ジョブの認識もまた歪んでいる。だからこそ、もっと楽しんで世界を知ろうと示す彼の姿は結構好きです。

実際誰よりも楽しんでますからねぇ。同じくらいハンナとか周囲を振り回していくことにもなるんですけど。

 

巻末には書下ろし小説で「学園到着、ゼフィルスとハンナの学内探検!」、「初めての初心者ダンジョン攻略の夜、ハンナのおもてなしご飯」を収録。

制服とかの支給品の一部に、容量が少量ながらアイテムバッグが含まれているとか。大図書館の大きさにハンナが驚いたり、食堂のご飯のおいしさを堪能したり。

調味料を買い足したりして、ハンナの料理をごちそうになったり。まだゼフィルスとハンナだけで行動してるから、その分ハンナ要素が濃密でしたね。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~6

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「〈育成論〉は何になりたいとか目指したいとかではなく、何を倒したいかを目標にしている。皆、誰か勝ってみたい相手はいるか?」

誰々の様にようになりたいでは、甘い。

その誰かを超えたい。超えるためにどういうステータスが要求され、どういう完成体なら倒せるのかを考える、それが〈ダン活式育成論〉の考え方である。

 

ゼフィルスの教えを素直に受け取っていることと、彼を慕っている少女が多い事もあって〈エデン〉の雰囲気はかなり良いし、実際1年生のみのギルドとしては最前線を駆け抜けているわけですが。

そうやって目立っている彼の事が気に入らない、と1組のサターン達が結成したギルドが喧嘩を売ってくることに。

 

……ゼフィルス、この〈ダン活〉の世界を愛しすぎていて当然のように周回とかするけど、他の人からするとハードトレーニングと取られても間違いはないと思います。

その1点だけはサターン達が正しい。ただ、勇者を越えようっていうならそれを楽々こなすくらいできないと大変でしょう、とも思いますけど。

実際〈エデン〉ではゼフィルス流の周回に適応していってるわけですし。

それに優秀なジョブにつけたからって、雑魚にもいちいち大技使ってる彼らのやり方が拙いのも確かですし。自分たちをもうちょっと客観視できるといいね……。

そんなだからプライドだけが高い4人組、プラ4とか呼ばれるんだぞ……ゼフィルスの魔改造が入っていない、一般的な高位職のモデルとして面白い連中だとは思いますが。

 

ユーリ皇子のギルド〈キングアブソリュート〉が、この世界では偉業とされる上級ダンジョンの攻略に本格的に乗り出すことになって。

その準備のためのクエストが大々的に出されて〈エデン〉も協力することになったり。

後々に優秀な生徒をスカウトする布石として、ゼフィルスが講師として〈育成論〉を教えることになったり。

大規模イベントが目白押しで学園長は大変そうだなぁって思いました。

 

巻末書下ろしはタイトル通りの『ユーリ先輩と学園長の上級ダンジョン攻略準備相談。』エデンが周回にまつわるなにかを秘匿している、と気付きつつも下手につつくとヘビどころか竜が出てきそうなのを察知して、敢えて知ろうとしてないのは正解の立ち振る舞いですよね……。

あとは『シェリアとエステルの昔話』。ギルドに紹介するくらいの関係であるはずの2人ですが、ここのやりとりってあまり見ないので嬉しかった。

そして『ラナは健気に復習する』。ゼフィルスのこと本当に好きね……ラナ王女……微笑ましい。

 

あとは電子特典SSが『リーナさんに〈エデン〉をご案内』という、ハンナがリーナにエデンの特殊さを見せるものと、BOOKWALKER特典の『〈転職〉成功者の周囲の反応』として、こちらもリーナのエピソードでしたね。〈転職〉の話題性が、より強く伝わってくるSSでした。



ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~5

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「シエラさん、私あの表情見たことあります」

「奇遇ねハンナ。私も見たことがあるわ」

「私もあるわね。またゼフィルスがあれこれそれそれやったに違いないわ」

「はい。私もラナ様に同意いたします」

 

ゼフィルス達が通う学園において4月はジョブにつくための準備期間のようなもので、先んじて優良ジョブについたゼフィルス達はダン活ライフを満喫していたわけですが。

5月に突入し本格的に学園が稼働していくことになって。

いつものメンバーの内、ハンナは生産専攻という別学科に進むことになった上、ゼフィルスについていった結果、歴代最高レベルに到達してしまったことから、麒麟児なんて異名までついててちょっと笑ってしまった。

当人がやたら恐縮しまくっていましたけど、勇者の薫陶を受けた君にはそれだけの価値はあるよ……。

 

戦闘課へと進んだゼフィルス達はいつものメンバーと一緒の1組に在籍することに。

これはジョブの種類やレベルによって決定するらしいので、エデンの躍進を思えば当然の結果ではありますね。

勇者からもたらされた情報によって、今年の1年生は高位職についた生徒が多くなったとのことですが。

後に出会う公爵家令嬢の少女リーナのように、高位職が増えた影響で上位クラスに入れなかった生徒なんかも出てきてるようで、影響が著しいですね本当。

 

そのリーナはゼフィルスに見出されて、「転職」するルートに突入して、エデンに組み込まれ栄光への道をダッシュすることになってましたが。

エデンは戦力増強できるし、リーナは希望を見出せるウィンウィンの取引ではありましたね。ゼフィルスの勢いがすごくて戸惑うだろうし、彼に惹かれるヒロインは多いので色々大変そうでもありますけど。

リーナを出迎えたエデンメンバーが、1月の間にゼフィルスに慣れまくってるのが面白かったですね。

 

巻末番外編は「へカテリーナの人生転換期」、「モナ君の宝物より大事なメモ」、「ミストン所長の研究成果」。どれもタイトルから何となく予想がつく短編でしたけど、テンションおかしくなりつつも1月で成果を出して、これから部下が増え、今回で得たデータ分析とかも始まるミストン所長の話が笑えた。ゼフィルスがいる以上、所長のテンションこれからも定期的にバグるだろうしな……という信頼があるので。

電子限定SSは「〈エデン〉のへカテリーナ様歓迎会!」。ハンナ視点でリーナの歓迎会を描いたエピソードでヒロインたちのやりとりが多くて面白かった。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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