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「むしろウェルカムだ! どんどん攻めてきていいぞ。全部返り討ちにしてやるぜ!」
戦闘科1年のクラス対抗戦、決勝戦。
エデンメンバーを擁する1組、8組、そしてリーナのいる51組も勝ち進んでいるのはお見事。リーナはゼフィルス達のスペックを把握しているので、3クラスで連合を組むことで対抗しようとして。
一応、1組や8組にも声をかけていましたが、それぞれのリーダーであるゼフィルスやメルトには断られた模様。ゼフィルスなんか、「強敵と戦えるならウェルカム!」と大歓迎してましたからね……。
実際、1対1でぶつかればゼフィルス率いる1組に勝てるクラスないでしょうしね……。
ゼフィルス、エデンの第一パーティーの上級職のスペックごり押し脳筋戦法だけじゃなくて、カルアとその眷属である黒猫による情報収集を重視していたり、ちゃんと作戦も練れるんですよね。
……まぁ当人が割とテンションで生きてるから、あまりそんなイメージないんですが……。
で、それは姫軍師であるリーナも承知の上で。1組の情報収集の要であるカルア相手に、伝手を使って上級ダンジョン由来の罠を仕入れて、睡眠状態にすることで行動を封じてきたりと、しっかり打つべき手を打ってて偉かったですね。
同盟に参加したドワーフ生徒たちのスキルを活用して資材を持ち込んで、要塞をくみ上げたり、観戦している先輩方を驚かせる仕込みだってしていたみたいですし。
それによってゼフィルスのテンションが上がって、最初から使ったら蹂躙劇になって面白味が無いからと使用を控えていた、ラナ用の装備である〈白の玉座〉を引っ張り出すに至ったわけですし。
〈白の玉座〉の有するマスの境目で効果が減退するのを抑えるスキルと、大聖女の「攻撃だろうとなんだろうと使う魔法に〈回復〉カテゴリを与える」スキルの複合技で、他のクラスには出来ない減衰しない超遠距離狙撃が出来るとか、とんでもないですねぇ。
ラナ、役割的にはヒーラーのはずなのに、火力役が良く似合ってるわ……。
他にもゼフィルスは拠点落としに馬車を持ち込んで、敵の本丸に遊撃隊を突貫させる手法を使ったりして観客を驚かせてましたが。
……支援先輩とか、掲示板の方々も勇者君情報に驚かされてばかりですけど、「城落としではアイテムバックなどで馬車を隠せないのがネックで、これまで使用されなかったんだろうな」とかちゃんと分析もしてるのが偉い。
他にも上級職に就いていたラムダ君とのバトルとかもあり。51組みたいに最初から同盟を組んだわけじゃないけど、状況に応じて8組と協力することになったり。ゼフィルスが最初から最後まで楽しそうに対抗戦の時間を過ごしてて良かったです。