気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

シャーロット

シャーロット~とある侍女の城仕え物語~ 下巻

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「昨夜、クリスティナと話し合ったのだよ。シャーロット、我々は君を守ろうと思う」

「陛下……ありがとうございます」

「クリスティナがそなたの母の心情を思いやって泣くのだ。『他人事とは思えない、生まれたばかりのわが子を連れて逃げろといわなければならなかった、その心が切ない』と言ってな」

 

王妃殿下のお茶会に招待されたシャーロット。

実は隣国の前国王夫妻の血を引いている彼女を庇護することを王妃が決めてくれたのは良かったですね。未だに道を決めかねているけれど、ずっと彼女の事を探し続けていた密偵のレオが城に忍び込んでも居ましたし、味方が増えたのは素直にありがたい。

王妃様からシャーロットの実の両親の成婚記念の絵姿を見せてもらって、姿を知ることが出来たりもしましたし、ランシェル王家との縁が出来て良かったですね。

 

シャーロットの祖父母とも再会が出来て……彼らは孫の無事を喜んでくれたし、彼女達からシャーロットの養母の死についても知らされることにはなりましたが。養い親2人の忠義とかも認めてくれていたのも良かった。

とは言え、彼女の抱えている問題が解決したわけではなくて……。長年彼女を追っていたスパイが悩みながらも城に忍び込んだりしているし。

シャーロット、そうでなくても美人で仕事も出来る優良物件なので、式典の為に他国の人員がやってきた時に求婚されたりだとかのトラブルにも見舞われてましたし。

 

……さらには、彼女に執着している隣国の王の忠臣にシャーロットの存在が気付かれてしまって。襲撃を受けることになったりもしてました。

密偵のレオがパンの恩義と言って、暴君ではなくシャーロットの味方をしてくれたのはなんか嬉しかったですね。

そういうトラブルを超える中で、シャーロットが自分の恋心を自覚して行動してくことになるの良かったですし……幸せな結末を迎えられて良かった。

番外編として、密偵レオやバンタース王国で若き王となったイブライムの話も収録されていて、彼らも彼らで幸薄い日々を過ごしてきましたが、そんな中でも幸せを見つけられたのはなによりでした。

シャーロット~とある侍女の城仕え物語~ 上

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「ルーシーさんに無断で小遣い稼ぎをしたとして、『バレたらどうしよう』ってずっとクヨクヨするくらいなら、お金を受け取らずにプレゼントして喜んでもらったほうが、気が楽です」

「ふふふっ。なるほど。シャーロットはそう考えたのね。でも、無料はやめておきなさい。人間はね、無料の物を粗末に扱いがちです(後略)」

 

器量よしの少女シャーロットは、森近くの小屋で両親と仲良く暮らす中で、母から様々な知識や礼法などを教えられ、狩人の父からは森の歩き方などを教わってきた。

彼女は両親と血が繋がっていない捨て子だったが、2人から愛情深く育てられて来た。

ある日その両親が親戚に逢いに行くと手紙を残して家を経ってから消息を絶ち……母の遺した手紙に記されていた通り、仕事を紹介してもらいにとある商会に行くことに。

 

母はシャーロットを王侯貴族には近づけたくなくて、どこかの商会で仕事を見つけて欲しかったみたいですけど。商会の人が両親を亡くした後ではなにかと大変だろう、と気を利かせて給料の良い城の仕事を紹介してくれることになって。

充実した教育を受けていたシャーロットは問題なく侍女の仕事をすることが出来ていましたが。……両親と森の小屋で過ごし、他人と交流した経験の薄かった彼女は、礼儀として男性にも笑顔を維持して会話しており……その結果、勘違いする人物が増えたりするトラブルも。

上司が気の利く人で別の部署に配置換えしてくれたり、実際良い環境で働けていましたね。

 

……途中で視点変更が入って、消息を絶った両親があの日何をしていたのか。

シャーロットを大事に育てていた彼らが何を隠していたのか、というコトについても明らかになっていくわけですが。

実はシャーロットは高貴な生まれながら、親族に命を狙われる可能性があったため、両親に託されて逃げて来たという経歴があったそうで。

……十何年も追跡している人員も登場したりするので、逃げたのは正解だったと言えますけども。

 

土砂崩れに巻き込まれ記憶を失っていた父が、なんとか助けを借りながらも帰還して。シャーロットに事情を伝えることが出来たのは良かったですが。

先述の通りまだ追手が存在している状況で、少しでも味方を増やせればよいなぁという状況でしたが、どうなるやら。

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ちゃか

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