「行けオサム」
「『チカがやばいときには助けに行く』っていったんだ 頼むぜ」
「……! ……わかった!」
・・・そうだ
ぼくのやるべきことは決まってる 怖気づいてる場合じゃない
大規模侵攻の始まり。
迅の予知や、空閑とレプリカの知識。
それによって対策を取れていたため、最初の接触では優位に立ちます。
ただ、敵も念入りに対策を取っているわけで。
新型のトリオン兵が登場することで、戦場をかき回されたりと厄介な状況に。
五方向への同時進行で、ボーダーの戦力を分散したり。
分散したところに、新型をぶつけて捕獲しようとしたり。
そして新型に対応するために、部隊をまとめさせた上で目的の為にする。
人型のネイバーが敵として登場して、かなり厄介な作戦を練ってきているようで。
キャラクター多いし、分散して攻撃してくるので戦場もあちこちにばらけているんですが。
そのばらけた状況をうまく描いて、戦いの様子がよくわかります。
本部長が的確な指示を出したり、開発のタヌキ・・・じゃなくて鬼怒田が仕事を全うしていたり。
派閥争いがあっても侵攻においては一致団結してること。大人組もただ見ているだけじゃなくて、しっかり職務を全うしていること。
普通ならモブになるようなキャラにも見所があったりして、楽しく読めます。
あとは、もう一人のS級隊員天羽の様子描かれていましたけど、なんか、真っ平になっているんですけど、街。
恐ろしいな黒トリガー。
オサムも1巻で圧倒されていたモールモッドに一人でなんとか勝利したり、成長していていい感じ。
質問コーナーとか、隊員紹介とかおまけのコーナーが充実しているのもありがたい。
特に隊員紹介とかは、キャラクター多くて把握大変なので。