気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ソードアート・オンラインプログレッシブ

ソードアート・オンラインプログレッシブ5

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「そなたはアスナを護り抜けよ」

 

第三層へと進出したキリトとアスナ。

キリトのベータ時代の知識を生かして、主街区にもよらず真っ先にクエストをやりにいくんだから、こんな状況でもゲーマーらしいというか。

三層から始まり九層まで続くキャンペーンクエスト。

それは森エルフと黒エルフという争う2種族のどちらかに肩入れして、問題解決に参加していくことになるもので……。

 

九層まで続くクエストだからか、NPCの強さも相当なもので。

ベータ時代の展開では、NPC騎士が切り札で相打ちになるという展開だった。

けれど、介入した際に見せたアスナの意地などが上手くかみ合い、味方した黒エルフ側の騎士キズメルを救うことに成功。

 

NPCに対するスタンスとして、キリトはある程度割り切っていないとやっていけないという意見を出していましたが。

高度AIを搭載している彼女達との交流の中で、アスナの心は揺れ動く、と。

良く行動しているパートナーではあるけれど、こういうスタンスの違いが出てくるのは当然で、だからこそ面白いんだよなぁ。……デスゲームと言う下地が、どうしても緊迫感を味わわせにくる瞬間もまぁあるんですが。



ソードアート・オンラインプログレッシブ4

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「どうして来たの」

「わからない」

 

体術クエストに拘束されているアスナ達を置いて、二層ボス攻略に挑む事になったキリト。

一部ではビーターと呼ばれているものの、エギル達みたいに評価してくれる人もいるのはありがたかったですけど。

キリトに対して思う所ありつつも、意見を聞けるキバオウの姿勢は嫌いじゃないですね。

 

第二層のボスもまたアップデートされていて、本当にこのデスゲームを攻略させる気あるのかって難易度になってるんですよねぇ。

危機的状況に陥ったところで、アスナが駆け込んできてくれたのは格好良かったですねぇ。大分厳しい戦いにはなっていましたが、ナーザもまた準備を終えて間に合ったのは、まぁ良し。

 

そのあとの強化詐欺事件の真相が明らかになった場面で、ブレイブスのメンバーが実行犯を見捨てなかったのも、最低限の矜持は示してくれたという点では評価できる。

アスナやアルゴが根回ししてくれてたのもあって、無事に決着したのは良かったですけど。ジョーとか言う、最後かき回そうとした輩もいるので、面倒事の種は尽きない。

ソードアート・オンライン プログレッシブ8

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「……どうしても、行かなくちゃいけないんだ」

 

第七層のカジノ階層でのクエストや攻略に区切りがつくことになる巻。

エルフのキャンペーンクエストをしつつ、カジノのクエストをしていたら、階層の攻略まで駆け足で行わないといけない事情ができるんだから、キリトの攻略はいつも予想外の展開が起きますね……。

 

闘技場で染色偽装を暴こうとしていたモンスターを、厩舎に忍び込んで逃がしてしまうなんて本来の展開にはないだろう介入とかしちゃうので、いつも通りではありますが。

クエストNPCPKに殺されて展開が変わったのを経験しながら、自分のやりたいことを貫けるのはすごい。

今回はちゃんと修正が利く範囲でしたしね……トラブルもついてきましたけど。

 

カジノの裏事情なんかも明らかになっていきましたが、いやはや何にも歴史があるものですね、というか。

ニルーニルとは別陣営のトップであるバーダンが、あちこちに仕込みをしていて本気度合いにちょっと引いた。絶対ほかにも闘技場に仕込んであるって……。

 

事情があったとはいえアスナ達から資金を借りてギャンブルに参加することになって。

展開がわかっていてもハラハラすると、ギャンブルにのめり込む気持ちを少し理解しそうになってて大変。キリトに悪い遊び教えられてるわ……。

ドレスアップしたときキリトの腕を取ったり、念願のビーチに行って水着姿を披露したり。距離感がいいなぁと思うと同時に、本編の展開的にこのコンビも終わる時が来るんだよあぁと思うと切ない。……とはいえ、毎回言ってる気もしますがここからどうするとコンビ解消できるんですかね、彼ら。

ソードアート・オンライン プログレッシブ3

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「死にたいなら…ッ 勇者として死になさい!!!」

 

NPCではないプレイヤー鍛冶師が登場して。

生産職も少しずつ進んでいくだろうか……と思った矢先、強化を依頼したアスナのレイピアが壊れてしまって。

頼りにしていた相棒の喪失にアスナはかなりのショックを受けます。

 

キリトは彼女を宿に残してアルゴと接触。

どうやらレイピアはゲームシステム的な事情で壊れたのではなく、武器はだまし取られたようだ、と察して。ギリギリで取り返せたのは良かったですけど。

デスゲームだっていうのに、誰も彼も勝手と言うか。ギスギスしてますねぇ。命がかかっているからこそ、か。

 

直ぐに告発する事もできるが、下手するとPKによって罰を与えようとする流れになってしまうかもしれない。

それを危惧して、慎重に調査をすることになりましたが。最近、攻略組に合流した「レジェンド・ブレイブス」が強化詐欺に関与しているのではないか、とキリトは疑っていて。

攻略の傍ら、詐欺の手口に辿り着いていたのはお見事でした。

キリトがスキル鍛えまくってて、アスナが対抗意識燃やしてるのが可愛かったです。

ソードアート・オンライン プログレッシブ2

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「これより 騎士ディアベルの 最後の指示を伝えます!」

 

一層のボス戦で、リーダーを務めたディアベルが戦死。

雑魚モンスターと変わらないエフェクトを伴って、人が死んだという絶望に攻略チームは瓦解しかけます。

それでもキリトが食らいついて、アスナがフォローして。動ける人員が各々足掻いてはいるものの、混乱は収まらず。

 

そこでアスナがフードを取り、「ディアベルの言葉」を伝える事でなんとか持ち直してはいましたが。

途中挟まった、アルゴの調査結果。正式サービス開始一か月のベータテスターの死亡率が、生々しくて恐ろしい。

ベータテスターへの不信感が募るなか、それでも前線で戦い続けて。調査をアルゴに頼んだ人が「二人」居るって言うのが、良いですよね。

 

辛くもボスを撃破する事には成功しましたが、キリトがベータテスターだということがバレて。

敢えて露悪的に振る舞うんだから、馬鹿だよなぁ……。この窮屈な世界で、仲間割れをしないために憎まれ役を作るってのはアリですけど。不器用極まりないな、とは思います。

 

アスナは攻略組を率いる光になれる、とキリトは言って。

実際本編においてはトップギルドに参加してバリバリ活躍してましたからねー。

プログレッシブでは2層に進んでからも交流があってみていて楽しいです。

ビーターのキリトに向けられる視線は厳しいですけど。アスナが気にせず彼を引っ張ってくれるのが良いですね。

ソードアート・オンラインプログレッシブ7 

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「騎士キズメル。そなたは、これまでリュースラの民もカレス・オーの民も一度として手にしたことのない力をすでに得ている」

 

こちら「紅き焦熱のラプソディ」上巻となっております。

扉にしっかり書かれていたんですが見逃してて、途中からあれ? これ1巻で終わらないな??? ってなってました。

まぁ、実際新しい改装の状況を描きつつ、連続クエストのキズメル関連のエピソードを盛り込むとどんどん情報量が増えて行って、ページ数も相応に必要になるのは分かる。

 

第七層は常夏の環境で、ビーチがあるのもここだそうですけど。

そこに立ち入るためには、カジノでしか手に入らない入場パスが必要で。

ベータテスターの五割が脱落したという、破壊的な魅力を持つカジノ。キリトもかつては散財していったようですし。アスナが堅実なルートを選ぼうとしたところに、囁いて欲望を刺激するキリトのあくどさよ……。

 

まぁ先行していた攻略組や馴染みの情報屋アルゴも、カジノがある街ウォルプータに来ていて。

さらにそこで、怪しげな企みが蠢いているとなれば、その選択も間違っていなかったでしょう。

PK集団にクエストの妨害を受けたため、疑心暗鬼状態に陥ってる感じもしますけど、一度でも死んだら終わりの状態ですから、安全マージンを取って悪いことは無いでしょう。

 

モンスターバトルという、モンスター同士を戦わせてどちらが勝つかを決めるギャンブル。

2つの攻略ギルドは怪しげな「虎の巻」を頼りに連勝を続けて、気が大きくなってましたけど。

キリト達はアルゴの受けたクエストから、何がしかの裏工作が働いている事を知って。

それを暴く手伝いをすることになって、その過程で自分たちの秘鍵クエストも進めていましたが。

 

クエストの依頼主は悪い子じゃなくても何か事情を隠してそうだし。タイミング悪くキズメルが捕まってしまう状態になったりしてたし、上手くいきませんね……。

まぁ、囚われのキズメルを救出したり、今後の作戦を練ったりして絆を再確認してた場面は良かったです。あと、相変わらず自然にイチャイチャしてるキリトとアスナも良いですね……好き。


ソードアート・オンライン プログレッシブ6

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「ははは……付き合いの長い私も、二人がどういう関係なのか未だに把握しかねているんだ。戦闘中はあんなに息があっているの、一日三回は喧嘩するからな。ちなみに今日は、さっきので二回目だ」

「えっ、うそ、まだ一回目のはずよ」

 

エルフの秘鍵集めクエストに参加するキリトとアスナ。

その間にも攻略組は順調に六層を攻略していってましたが……

NPC達の自由度がかなり高くなってきているというか、この世界の自由度がかなり上がってる感じ。

 

途中で他のプレイヤーと遭遇して情報を得ていましたが……

六層のクエストの重要人物、スタキオンの領主が行方不明になったという情報を聞いて。

……そりゃあ、アスナとキリトのクエスト中に横やりが入ってきて殺されてるからなぁ……インスタンスで解決されているものと思った出来事が他にも影響を与えている。

それによって色々と動きが出始めて……

 

秘鍵クエストのほかに、スタキオンの連続クエストにも手を出してましたが。

キリト達がクエストを進めて行かなかったらボスにやられていた可能性が高いわけで。

速度重視の攻略をしていくと今後も危ない場面は出てくるんだろうなぁ。実際に、本編においては、一部が前線から離脱して「解放軍」だかが作られたわけですし。

アインクラッドの背景ストーリーもちらほら情報出てきてますが、そっちはそっちで気になるなぁ。これだけ世界が作り込まれているってことは、そっちの情報も盛りだくさんっぽいし。本筋から離れるから、今後も断片しか出てこないだろうけど。

カードのフレーバーテキストとか好きなもので。
しかし本当にキリトとアスナの距離縮まりすぎて、この後どうなるとコンビ解消に至るんだ……?


ソードアート・オンライン プログレッシブ5

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「キリト君は、わたしとコンビを解消したいの?」

どストレートの剛速球が飛んでくれば、俺も本心を吐露するしかない。

「したいかしたくないかで言えば……したくない」

「そう。わたしもしたくないわ……じゃあ、それが結論でいいじゃない」

 

アインクラッド第六層編。副題が「黄金律のカノン(上)」。

プログレッシブシリーズ初の上下巻構成となってます。

一層を一巻で書き切るにはどこかしらをダイジェスト化しないといけないのが不満で、できるだけ書いてやると詰め込んだら分冊される事になったとか。

 

今回の層コンセプトはパズル。

宿屋で部屋を取れば、その部屋の扉にパズルがあって、解かない限りは入れないなんて厄介な街もあり。

クエストもそのパズルが氾濫した街の事情を調べるものもあったり。

毎度毎度思うけど、茅場はちょっとSAO世界を作り込みすぎじゃない? これを100層分創り出して、AI配置してって相当な設定厨だったのでは……

 

第五層で手に入れた強力ながら扱いに困る武器についての話し合いもしてました。結局は良案がでず、キリト預かりのままでしたけど。これ本当に危険だろ……いったいどうするんだか。

相変わらずキリトとアスナがコンビで動き……クエスト中に襲撃を受ける展開があったりと。

相変わらずは乱を招く星の下にいるなぁ、と言いますか。

キリト達がクエスト報酬などで戦力拡張しているのと同じように相手も武器を新調したりしていてますます厄介な感じ。

六層の探索が続き、行動範囲が広がったことで後半キズメルと再会できてましたから、この後はエルフのクエストメインに切り替わるのかなぁ。

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ちゃか

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