気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ソードアート・オンライン・プログレッシブ

ソードアート・オンライン プログレッシブ4

ico_grade6_3h

「誰のために泣くかは、わたしが決めるの!」

 

デスゲーム第5層。

ここは、β時代からあまり変わらず、遺跡エリア。

自然のエリアが少なく、複数階層のダンジョンなどが多くあり。

遺跡につきもののアタリも混ざった「遺物探し」なんてイベントもある街。

……そして、節目となる層でもあります。

 

遺跡ということで、墓地もあり。墓地といえば当然敵はゴーストとかそっち系で。

怯えているアスナは中々可愛かった。

キリトが本当これでソロとか詐欺でしかないってほどアスナとコンビを組み続けてますが。

IFとはいえ、このままコンビで攻略を続けるって言うのは無しにしてほしいものですけど。

 

今回も裏側でラフコフが暗躍しています。

現状ではまだギルドとしての名前が出てくるわけではありませんが。

親玉と思しき影も見えましたし、いい感じに裏から二大勢力を煽ってくれてるようですし、このまま何もせず闇に潜るとかはしないでしょう。

ここぞという時の為に仕込んで爆発させるくらいのことはやるでしょうし。

五層での敵の作戦にしたって、キリトが先行できたからこそ、ぎりぎり防げたに過ぎませんしねぇ。

 

節目のボスドロップとはいえ、今回登場したアイテムはちょっと狙いすぎじゃないか、という気はしましたね。

茅場さんは本当性格悪いわ……キリトが一部から評価されつつも、それ以上からヘイト集めてて、その内刺されるんじゃないかと心配です。

実際今回背後からナイフ突きつけられてましたけどね! さて、ラフコフが蠢く中、キバオウとリンデの二勢力はどこまで進むことができるんでしょうかね。
 

ソードアート・オンライン プログレッシブ3

ico_grade6_4
「……ねえ。あなたは、いつまで、わたしと一緒にいるの?」
「…………」
瞬き一つしないヘイゼルブラウンの瞳をしばらく覗き込んでから、俺は答えた。
「君が十分に強くなって、俺が必要なくなる時まで」
「…………ふうん」


キリトさんこれでソロとか嘘吐きにもほどがある……!
周囲の評価から言っても、アスナとのコンビで広まっている感じがありますがねぇ。
一体どこで分岐点が来るのやら。
神聖剣さんはどのあたりで台頭してくるのかも気になるところです。

そして、2巻でも1層しか進めなかったのに、3巻でも4層攻略しかしないって、本当にこれゴールまで何巻かかるんだか。
2層のボスのパターンでも大分変更があったみたいですけど、4層もかなりβから変更点があるフロアで。
β時代は、枯れ谷の様相を呈していたのに、いざ到達してみたら、谷だったところは水路になっていて。
建築物の感じからして、この変更は予定されていたモノみたいですけどねぇ。

時期的に、4層でクリスマスを迎えたそうですが。
ここから一年で番外編に描かれたあそこまで上り詰めていくのかと思うと。
攻略組の人々の行動力っていうのには、驚かされます。
ま、かなりギスギスしていますが。ビーターの存在が逆に楔になっていて、暴走がギリギリのところで抑えられている感じも。
キリトも考えていましたけど、このままではいけないでしょうから、もうちょっと、攻略組が充実して、もっとまとまりが出てくるといいんですがね。

キズメルさんが予想以上に早く登場したといいますか。
エルフたちのクエストが、層をまたいで行われる長期的なものであるっていうのがよくわかる感じで。
キリトが本当に、LAボーナス取りすぎで、その内刺されるんじゃないかと。
どうして遠ざけようと画策されているっていうのに取っていってしまうのか。


ソードアート・オンライン プログレッシブ 1

ico_grade6_3
このまま戦い続ければ いつか倒れる日が来るだろう
でもその瞬間まで 走り続けよう
自分が全力で生きたことを 証明するために
そして消えよう 大気に焼かれて燃え尽きる 一瞬の流星のように――!!


プログレッシブのコミカライズ作品ですねー。
アスナの家庭が冷め切っているなぁ、という感じが最初から描かれていますが。
ゲームの世界に閉じ込められてしまった人々。
死んだでしまったらそれで終わりではあるけれど。生きていたら、刻々と過ぎていく時間に追いやられて、どんどんと病んでいきそうな環境ではありますよね、と今更ながらに思いますが。

まぁ、当然それぞれにリアルはあるわけで。
原作のクラインみたいに、ピザが冷めるなんて目先の事から、こういった事件で何年も被害を受けた事実があると、将来とか大変なんじゃないのだろうか、とか。
クリアしたその先でいえば、仮想課の人とキリトは接点を持って協力したりしてますけど。
一層で手こずっている状態ではそんな未来が分かるはずもなく。

二か月たって、先に進めず、どんどんプレイヤーは死んでいく。
よくもまぁパニックにならずに、攻略に進んでいく人々がいたものです。
進む人がいなければ、お先真っ暗って話ではないですが。
キリトに言わせれば、最前線から遅れるのが不安だという心理が働いているとかいう話。
βテスター。混乱の中、次の街へと駒を進めた人々。ビギナーからは裏切り者だと、思われている。
それを責める人もいれば、エギルのように情報提供はあったんだ、とある程度の理解を示してくれるキャラもいるっていうのは、救いではあるのだろうか。
結構、いい感じのコミカライズですねー。


ソードアート・オンライン プログレッシブ1

ico_grade6_4
「……《ビーター》、いい呼び名だなそれ」
にやりと笑い、俺はその場の全員をぐるりと見回しながら、はっきりとした声で告げた。
「そうだ、俺は《ビーター》だ。これからは、元テスター如きと一緒にしないでくれ」


コミック版を読んだので再読ついでに記事作成。
SAOのスピンオフというかIFのストーリー。
攻略に至るまでの時間をキリトたちはどのように過ごし、傷つき、乗り越えてきたのか。

今回は、第一層と第二層攻略。
ずいぶん厚くなりましたね……
各層でイベント+ボス攻略をするとなると、これぐらいの厚さにはなるのか。
これだけやってると、本編1巻の距離感がおかしいな、ってレベルになってきますが。
矛盾とかは無視して、こういうモノだと飲み込めれば楽しめると思います。
まぁ、一つ一つの話は面白いし、全体の世界観の方も気に入っているので、俺はあまり気にしない方向で行こうかと思いますねー。

第一層でさっそく取り上げられた、βテスターの問題。
彼らが初心者を見殺しにしたから、被害が拡大したのではないかというキバオウの意見。
対して、情報屋アルゴが提供していた、攻略の冊子が街中のショップにおかれていて、情報はもたらされていた、と主張するエギル。
まぁ、SAO世界において、避けようがない問題で、不和の種としては格好のものではありますか。

キリトやアルゴがお互いがテスターだろうと察しながらも何も言わないでいたり、攻略組プレイヤーのぎすぎすした空気とかはやっぱり死が目の前にあるからのものかなぁ。
ディアベルは万全を期そうとするあまり、気が急いて、失敗してしまいましたが。
彼が生き残っていたら、また展開は違うモノになっていたのではないでしょうか。
βテスターでありながら、人々を率いて攻略する姿勢を見せていた彼なら、ギルドを、雰囲気をよくしていくことすらできたかもしれない。
全ては儚い夢でしかないですけどね。キリトが、プレイヤー間の不和を呼びこまないよう、βテスターをさらにわけて。情報を抱え込む、βのチーター、ビーターと偶々運よく当たっただけの初心者であるキャラと。
クラインを置いていったこともありますが、ソロまっしぐらですな。なんだかんだでアスナとのイベントはこなしてますけど。

そして第二層。
まだ不慣れな序盤の層において、まさかさっそく詐欺行為を働くキャラが出てこようとは。
まぁ、実行犯の裏側には、その詐欺のネタを吹き込んだ、黒幕がいるようですけど。
なんかすごくラフィンコフィンの匂いがするんですけど、アイツらこんな時点から動いていたのか。
筋金入りだな、レッドプレイヤー。
というか、茅場さん、第二層から、βテストとの違いだすためにちょっとハッスルしすぎじゃないですか、とか思いますな。


ソードアート・オンライン プログレッシブ2

ico_grade6_4
ここからの台詞を選び損なうと、アスナさんのご機嫌がウルトラナナメってしまうことを俺はようやく学びつつあるが、問題はその法則がまったく解明できていないことだ。
(略)
俺は胸中で『ギリギリセーフ』という謎の判定をしていた。何がセーフなのか自分でも解らないが。

原作との矛盾を無視すれば面白いと俺の中で評判のプログレッシブシリーズ。
もうこれは、作者公認というか作者直筆の二次創作なんだと割り切れば楽しめるんじゃないですかねぇ。
多分、原作との帳尻を合わせようとすると矛盾が積み重なって崩壊するので、開き直って「IFだよ、IF!」で行けばいいと思います。
SAOの世界がやっぱり好きなので、できれば続いていってほしいですけど。
・・・しかし、1巻が2層までやっていたのに、2巻では3層しかやらないとか、攻略までには一体何巻かかるんでしょう。

さておき第三層。
前々から、キリトがギルド結成用のクエストがあるとか言ってたんで、それを中心に置いた攻略になっていくのかなぁ、と思ったら…
3層は、実に9層まで続くキャンペーンクエストのスタート地点でもあったようで。
ソロ(?)のキリトさんは、ギルド関係は無視してキャンペーンの方に行きますよね、そりゃあ。
しかし、とりあえず、ギルドを結成したのは、リンド率いる《ドラゴンナイツ・ブリゲード》、キバオウ率いる《アインクラッド解放隊》の2つ。
なんかいろいろイベントこなさないといけないらしくて、まだこの2つしかできていないようですけど、今後どんどん出てくるんでしょうねぇ。

1層攻略には時間かかりましたけど、そこからはテンポよく行ってるんで、ちょっと調子に乗っている部分がないだろうか。
攻略会議も、キバオウが攻略の予定建てていましたが、結構速度重視のようにも見えました。

キリトは流石のフラグ建築士ですけど。
まさかNPCとまで挿絵つくようなおいしいイベントこなしているとは…
レベル高すぎて、もうどこから突っ込んでいいのかが分からない。
しかし、アスナとのコンビも鉄板になりつつありますけど、この状態から道を分かつっていうとどうなるんですかねぇ。
IFだよIF! で割り切ればといったものの大筋は追って欲しいものです。黒猫団のイベントとか、血盟騎士団とか、そういうキリトやアスナを構成した要素を切り取ったら、さすがにちょっと違うんじゃないかと思うので。
ソロだったからこそ、キリトの強さっていうのがあった想う部分もあるので、このままコンビで…っていう展開だけは避けてほしいなぁ。
難しいさじ加減だとは思うんですけどね。

あと、LA取りすぎだろう。これは恨まれる。3層フィールドボスを倒したときには、

討伐そのものは初回の挑戦で達成され、一人の死者も出なかった。どこかのはぐれビーターがまたもやLAボーナスをかっ攫ったこと以外は大成功と言っていい」とか書かれていました。
 
更には、3層でのイベント書きすぎて、一瞬で倒された哀れな階層ボスのLAボーナスも問ったらしくて…これはディアベルさんも対策を取ろうとするわけですな。

2層での、詐欺事件の裏側にいたキャラもそうですけど、このあたりから既にラフコフの影が見え隠れしていますね。
キリトを殺そうとし、結成した2つのギルドを扇動したキャラクターの存在っていうのは、今後の攻略に影を落としていくことになるでしょう。
さて、どうなりますかね。続きはまた1年後くらいでしょうか。途中SAO本編か、アクセルの方が終わったら、こっちのペース上がったりするんですかねぇ。ま、のんびり待ちます。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ