気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ソード・ワールド2.0

ソード・ワールド2.0ノベル 堕女神ユリスの危機

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「我ら騎士団が折っているのは、卑劣で凶悪な誘拐犯だ。我らの平穏を妨げんとする巨人を討伐に向かう勇者を、必要以上に足止めする理由はないからな」

世界の危機が頻発する小説。
この近辺、そういうネタ多すぎないか。
ザウエルがソロだったところから、パーティーとしての行動を意識してきているのがいいかなー。

主人公たちが特に報われることなく終わった前回と違って、今回は最後にちゃんと報酬が出ていたので安心しました。
ただ、報酬の割にどれだけ活躍していたかと言うと。
借金のために金策に走り回っていたら、世間知らずのお嬢様と出会う。
で、護衛の依頼を受けることになったわけなんですが、謎の集団の襲撃を受けて。
実際、良いところのお嬢様だったようで、誘拐犯疑惑を賭けられて逃げ回る羽目に。
呪われた剣持っているソロプレイヤーで、ぼっちだったザウエルにも、ちょっと手を貸してくれる人とかが出来て良かったねーと言いますか。

タイトルに関されている通り、これはユリスを巡る物語、と言う感じで。
その神官だった兄貴の関係者とかも出てきて、なにやら引っ掻き回してましたけど。
舞台の近辺に世界の危機が多すぎるというよりは、この近辺にユリスが封印したものを残しすぎだというか。
もう少し遠ざけておけばよかったのに。
さて、次回どうなりますかねー。

 

ソード・ワールド2.0ノベル 堕女神ユリスの奇跡

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「私が神になった暁には、ああいう子ばかり集めて神の軍団を作ろう……」
「ジェラルディン、あんた神になりたいのか……?」
「うむ。ちょっとザイア様に認められたからといって、小神になった小娘ごときにたぶらかされた兄を見返すためにな」

呪いを負ってソロで活動している冒険者と、その兄が信仰していた女神とが出会い、かつて兄がその身をかけて封じた竜を再度封じるべくチームとして動き出す。
主人公チームの動きは、割と好きなんですよね。
主人公が、金に困って神殿を知り合いにうっぱらって冒険者の店にしてるあたりとかも笑えたんですが。

あとは個人的にツボだったのは、ルーフェリアの大司教様の妹が出てきていたところでしょうか。最近『新米女神の勇者たち』を読んだところだったのでタイムリー。
えーっとバトちゃん呼ばわりされてましたが、本名バトエルデンでしたっけ。
妹さんは、メインはプリ―スト11の、ファイター10他多数と基本は盾役・回復役。

敵対者として出てきていた、ジェダとかそのあたりの行動がどうしても、なぁ。
読んでいて面白くない上に、敵になった上でおいしいところだけもらっていくとかふざけんな、っていう。
もうちょっと憎めない要素を盛り込むべきだったんじゃないかと。
全体的に駆け足だったのは否めないので、もう少し要素削るとかやりようあったんじゃないのかなーって思ってしまう。

あとは、巻末にデータ載っているんですが、ザウエル、セージ10、スカウト9持っている割には間抜けすぎないか。落とし穴に落ちるし、戦況を見間違うし。
どうにもソロで活動してきた割には冷静さとか状況分析が十分ではないというか。うーん、嫌いでは、ないんですけどね。
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ちゃか

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