さあ、冒険の世界へ旅立ちましょう!
10年ぶりにデータ改訂が入った、ソード・ワールド。
舞台はあくまでラクシア世界ですが……新たな大陸、アルフレイム大陸が新たな冒険の舞台となります。
始まりの剣や、文明の推移などの大枠は同じながら、中身が少しづつ変わっていて新鮮でした。
新種族「リカント」も登場。通常時は 人間のような姿をしているが、種族特性として頭部を獣の姿に変える「獣変貌」を扱える種族。
その特性故に蛮族と同一視されて迫害されたこともあるとか。
……魔法文明時代に魔法王たちがやって来て、奴隷にしたなんてことも書かれていて、結構厳しい時代を過ごしていた種族のようです。
大神、小神にもアルフレイム大陸ならではの神格がありました。
大きな特徴としては、魔法王たちの実験の失敗により、生まれた異界への穴「奈落」とそれを封じる「奈落の壁」でしょう。
魔神たちが現れる世界とつながった奈落は、封じられていてなお各地に影響を与えて。小さな奈落ともいえる領域を生じさせて、異質な状態にしてしまうのだとか。
……データ的には、ウィルダネスダンジョンだってしれっと書かれていましたが。冒険のネタに困らなそうで、中々面白い設定なのでは。
魔道列車が発達していて、大災厄で寸断されたものの活用されているところもあるって言うのも中々夢が広がる感じ。
ソード・ワールドはほぼリプレイ読む専門なのでデータには詳しくないんですが。
色々と細かい数値の変更が入ったりもしているようです。ルール系の部分とかが見やすくなった気はしますね。
うーん、冒険したい。