「殺されたからって素直に死ぬような人に…神殺しなんて務まりません。すくなくともわたしが生きている間は、世紀の大魔王として君臨してもらわないと!」
アポロンの力まで獲得したアテナは世界を滅ぼさんと動き出して。
実際、蓮達が阻止しようとしていたものの、世界から人類消し飛ばされる規模の大きい事件発生してますしね……
まつろわぬ神や神殺しのやることは、どうしたって多方面に影響を与えるものですが。
それにしたって最大規模なのでは。アテナさん容赦ないわー。
追い込まれた蓮が、騒動の中で目覚めてしまったアイーシャ夫人の手まで借りてて、おいおい気を付けろその人爆弾だぞ、みたいな気分になりました。
実際、幸運の代償にかなり痛い反動を負う羽目にもなってましたしねー。
殺してもそうそう死なない「神殺し」の割に、蓮って権能少ないのもあって割と死線彷徨ってますよね…他のカンピオーネ諸氏のような、ぶっ飛び方はしてないので、今後成長に期待。いやまぁ、期待すると修正力さんとか大変ですけど、そこは諦めてもらう方向で……
梨於奈が蓮との関係に踏み込もうとしたのも、まぁいい塩梅なのでは……と思ったけど、『カンピオーネ』の5巻って恵那が出て来てさらに護堂の周囲に女子増えた巻なんですよね。それを思うと、蓮は経験豊富ではあれど、ネームドの彼女は少ないですね。ちょっと意外。