気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

トナリはなにを食う人ぞ

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい9

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「あ いや… 1年後の約束をできるって すごく嬉しいもんだなと…」

(略)

「……1年の約束なんて目じゃないでしょ このさき生涯の愛を誓おうってのに」

 

結婚準備を進めている瀬戸君と稲葉さん。

両家の顔合わせをする段階まで進み、瀬戸君の実家の料亭で稲葉夫婦を歓待する事に。

瀬戸家の弟妹も育ってるけど、小波ちゃんが変わらず兄大好きで可愛かった。まぁ、家族愛と恋愛は別で、恋人作ったりしてるそうですけど……中々に初心で微笑ましいなぁ。

岬君の方は、店の手伝いをしつつ苦手な父とのコミュニケーションも頑張っているようですが、まだまだ道半ば。頑張ってほしいものですね。

 

既に結婚してる友人に相談しつつ、式場をどうするかとかの相談をスタート。

実際決めなきゃいけない事たくさんあって大変らしいですね……友人から揉めたわよ~って実感籠った愚痴を聞かされて、ちょっとナーバスになった瞬間もありましたが。

このカップル、始終甘いからなぁ……。

式の見積もりをみて「すん…」って顔してるすずなが面白くて好き。そのエピソードの終わりで、贈った指輪の値段を聞かれて今度は瀬戸君が「すん…」ってしてるのも良いオチになってましたね。

 

同棲始めた土屋くんと花ちゃんのエピソードもあって、同棲スタートして3か月経過して「善し悪しある」と花ちゃんは言ってますが。思ったより1人でいる時間が多い事も「善し悪し」って言ってるの、彼女からの愛を感じで良いなぁ。

その台詞言ってるタイミングの花ちゃんの表情が見えないのも、想像の余地があって好き。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい8

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「好きです 結婚してください…」

「そのつもりですよ」

 

扉絵の「~あらすじ~婚約しました」がついにそこまで行ったんだなぁと感慨深くなった。

あと、他のカップルの情報も載せてくれて新設設計。

瀬戸君とすずなが一緒に料理準備してるのが本当に微笑ましいですよねぇ。出掛ける時に指輪つけるのが、本当にもう……。

あとわざわざ他カップルの載せてたのは、冒頭のエピソードが皆そろってのお花見するからだったみたいですね。

そして、扉絵では長年片思い中と書かれていた弥生さんと佐久間君のところがついに付き合うようになったとかで、話題に事欠かないというか。

土屋君と花ちゃんも同棲始めたし、先に結婚してたりっちゃん達の方でも進展あるようですし、それぞれのペースで進んで行ってる感じが素敵です。

照れまくってる弥生さんが新鮮でしたねー。巻末の番外編で弥生さん視点のエピソードを入れてくれたのも嬉しかった。

 

改めてすずなのご両親への挨拶を済ませたり、着実に結婚への道を進んでる瀬戸君たちが本当に幸せそうで何よりです。

……そのタイミングで、塩対応だった頃の瀬戸君の夢を見るすずなには笑いましたけど。

瀬戸君真面目というか、しっかりと挨拶を済ませて。想いを含めて受け止めてくれた感じが良かった。

トナリはなにを食う人ぞほろよい7

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「オレと結婚してくれませんか この先の人生を オレと歩んでくれませんか」

 

瀬戸くんと稲葉さんが同棲を始めて、もうじき一年。

お互いマイペースに過ごしつつ、テレビでおでん特集を見て「じゃあ今日はおでんだー」とかやったり、相変わらず仲良く美味しそうにごはんを食べてますねぇ。

おでんを美味しく食べるために、ちょっと走ってくるとか言うあたり、瀬戸くん日々が楽しそう。

 

同僚に誤解されそうな稲葉さんと、彼女の近くにいる男に凄みのある笑顔を向けて圧をかける瀬戸くんとか、独占欲が強めなところも、過去を知ってると随分変わったなぁというか。微笑ましさが増してとても良い。

 

36杯目。瀬戸の方からデートに誘って。

デートしながらも、心ここにあらずな場面があって心配される時もありましたけど。いつか彼女がかけてくれた言葉を、今度は彼が返して。

いやぁ、ほろよい前の2人の様子とか読み返そうかなぁって思えるくらい、良かったですね。

ついにプロポーズして受け入れてくれて。幸せになってほしいなぁと思える展開でした。

それによって今まで苗字呼びしていた二人が、名前に切り替わるようになったどんどんと変わってくのも良し。

 

巻末に花ちゃんと土屋くんのエピソードである番外編も収録。

このエピソード好きで、単話版を買っていたので収録してくれたのは読み返ししやすくて嬉しい。花ちゃん達サイドのエピソードも増えてくれると、さらに嬉しいですけど。どうなるだろうか。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい6

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「……でもきっかけって そんな分かりやすいものとは限らないんじゃない」

「交わした言葉とか これまで過ごした時間とか」

「その人といる時間が好きだなと ふとした時に気付くとか」

「そうやって積み重ねてきたもので 存在の大きさに気付くこともあるんじゃない」

 

瀬戸君と稲葉さんが相変わらずイチャイチャしてて和みます。

しっかりと仕事をこなしつつ、お互いを尊重しあってるのが良いですよねー。

ほろよいのタイトル通り、料理作って酒を酌み交わすパターンなんですが、それを期待して読んでるので良し。

結婚を意識して、他の人に話を聞いたり。よその恋愛事情が変化しそうな兆しがあったりと、変化も描かれていますしね。

 

酒を飲むとやらかすから、と飲むの好きなのに外での飲酒を自制出来てる稲葉さんが偉い。

流石に久しぶりに友人と会った時には、羽目を外す場面もありましたけど。あれはりっちゃんが強かったという見方が強いので……

酔っていようと、言うべきことを言ってくれてますし、本当いいキャラだよなぁ。

あと、瀬戸君のスーツ姿を好む稲葉さんですが、今回は眼鏡姿も行けることが発覚。性癖に素直なのはいいと思います。

 

番外編では土屋くんと花ちゃんの関係の変化が描かれていて。

半同棲みたいな話が出てたし、真面目な人だからと花ちゃんの両親に顔合わせすることになって。物おじせず突っ込んでいく土屋君強い。

このカップル、電子増刊のイチャLaLaでスピンオフ描かれてるらしくて、それもちょっと楽しみにしてる。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい4

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いつも通りの日常も また特別なんだと

そばにいるとそう感じられる

自分のとなりにいるのはそんな特別な人だ

 

出張に行っていた瀬戸が帰還。

お土産が食べ物ばかりなのが、この二人らしい。

稲葉さん、割とざっくりしていて、付き合い始めた記念日を覚えていなかった事が発覚。

付き合って二年になるのにね。まぁ、気にする人と気にしない人といるからなぁ、この辺りは。

 

気が付いたからには、ちょっとお祝いしたいなぁと準備をして……その結果、去年の真実が明らかになるわけですが。うん、笑った。

気負いすぎても良くないし、ちょっと良いもの食べる日にしようという提案は、上手い妥協点だと思います。

 

作中は12月。寒い時期は鍋が美味しいですよねぇ。

結構レシピ参考にしてますけど今回は、私作れないので残念。いや、単純に柚子が苦手で。

稲葉さんが宅建に合格したし、温泉旅行の計画を練ることに。

当たり前に次の話を、未来の話をしている二人が良いなぁ。暖かい感じがする。

混浴したいがために、割と純粋な稲葉さんを丸め込もうとしてる瀬戸君に笑った。

そして、猪鼻さんが女子会の面々に相談してたけど、どっちもなんだかんだで甘いので参考資料になりますか? って感じ……ではありますが、糖度上がったのでグッジョブ。

食い倒れの旅行も楽しそうだったし。
花ちゃんの通っているジムに行ったりもしていましたけど。土屋君まで釣れてたのには笑った。
稲葉さん達は、体験してみたものの、入会はしない事に。それぞれの主観で相手が良く見えて、ナンパを心配している辺り、もうこの二人は……
一方で、友人につられて行った土屋君は、本格的に通うみたいですけど。花ちゃんもなんだかんだで土屋君好きですよねー。



トナリはなにを食う人ぞ ほろよい3

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「悪い所は…」

(中略)

「誘惑が多いところだな」

 

買い出しに出かけて、土屋君の彼女、花ちゃんと遭遇。

土屋君、あの性格なので度々花ちゃんと揉めてる模様……憎めない良い奴ではあるけど、瀬戸君が絡まれてるみたいに、鬱陶しい部分もまぁあるからな……

そんなこんなで翌日、二人の部屋に招待して一緒に呑むことに。お酒飲むの好きね、みんな。友人と飲むと楽しいですが。

 

最初は教わっていた稲葉さんが、色々と新しいレシピにチャレンジもしてるのが凄い。自炊してても、中々拘れないからなー、素直に尊敬。

花ちゃんもなんだかんだで楽しそうでいい感じですねー。

その後土屋君との出会いのエピソードも挿入されてましたが……土屋君、本当に行動力凄いな。びっくり。

 

今回掲載のレシピだとオクフェスごっこの、ジャーマンポテトが結構好き。

呑み比べの為にしっかり準備してるんだもんなー。一家に一人瀬戸君が欲しい。……体育会系でビシビシ言う部分はちょい苦手なので、土屋君みたいにたまにご相伴にあずかるくらいの立ち位置が良いな……

あけすけな女子会も楽しかったです。付き合い広がってくのもいいですねー。


トナリはなにを食う人ぞ ほろよい2

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「で 今夜はなにしてくれるの?」

「ごめんなさい 本っ当に冗談です勘弁して……」                  

 

同棲を始めてからも、稲葉さんの実家から支援物資は届いてて。

くだものBOXと、そのまま呼んでる彼女が可愛い。

独り暮らしだと中々果物に手でませんよねぇ、と瀬戸君が共感してましたが。君は調理器具やら何やら取り揃えてる「趣味:料理」マンじゃないか。騙されんぞ……

朗らかに笑う瀬戸君と赤面してる稲葉さんの組み合わせは可愛い。

いちゃつきやがって。眺めてる分には楽しいので、もっとやれ。

 

9話を掲載した後、『ほろよい』時空に入る前の番外編も収録されてました。

無印版『トナリ~』完結後に書かれてたヤツ。1話だけ電子配信とかあったので、それも買っていたんですが、再録してくれたのは嬉しいですねー。

後書きによれば、これの評判が良かったらしくて続刊出せた部分もあるみたいですし。

りっちゃんや土屋たち、友人たちが登場しててワイワイやってて楽しい。

 

その後の10話で、土屋君の彼女が登場。

瀬戸君じゃないけど「実在したんだ……」って正直思った。お酒強い花ちゃん凄い。

土屋君の家で瀬戸君の誕生祝いをしてる所でばったり遭遇して、一瞬気まずそうでしたけど。稲葉さん、ちゃんと相手の事見てるんだよなぁ、と感心してしまった。

男心は、中々読めないようですけど。ヤキモチ焼くよ瀬戸君は……

 

まぁ瀬戸君の方もこの後、唐突に盆に帰省するとき一緒に来る? とか言って実家連れてきますからね……

日々楽しくいちゃつきながら、少しずつ進展していってるのが微笑ましい。
今回掲載のレシピだと、なめろうが好きです。たまに自分でも作ってます。
まー魚捌けないので、適当にアレンジして、あじの刺身とか買ってきて作ってますが。



トナリはなにを食う人ぞ ほろよい1

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「ちゃんと信用してもらわないとだめじゃん」

「大事な娘さんおあずかりするんだから」

 

『トナリはなにを食う人ぞ』シリーズの、続編。

学生時代、隣人だった瀬戸くんと稲葉さん。二人は交際し、卒業後に一緒に暮らすようになって。

付き合うまでにはなんやかんや(具体的にはコミック3冊分くらいのエピソードが)ありましたが、恋人同士という事もあって、割とイチャイチャしてますね。

 

元々料理要素取り入れた恋愛漫画でしたが、社会人になった事もあってか、レシピはつまみになるものが増えてます。

タイトルにも「ほろよい」ってついてますし、名は体を表している……割と手軽なレシピが多いので、つまみの参考にしてます。塩キャベツ好き。

 

二人とも食べるのも飲むのも好きですしね。食事風景が幸せそうで、和むわー。

土屋くんが入り浸ろうとするのも分からないではない。とはいえちょっとは遠慮しようね。

「俺もイチャイチャしたい」とか、「好みの顔がいない」とか、カップルを前に堂々と言えるメンタルはちょっと尊敬しそうになる。

弁当ちゃんと作ってる瀬戸くんは偉い。そして隙あらばいちゃついている肉食系男子……糖度もマシマシですなー。

後書きによれば、休みモードに入って「トナリの続編以外描きたいものない」と言い続けていたら、担当さんが折れたらしくて、そんなこともあるんだなぁとびっくり。
好きなシリーズなので続いてくれて嬉しいです。……の割に感想書くのめっちゃ遅くなっちゃったんですけどね……


トナリはなにを食う人ぞ3

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「…稲葉さんのことが好きだよ」

「稲葉さんさえ良ければ オレと付き合ってくれませんか」

 

完結巻!

友人たちと遊びに出かけて、そこで色々と言われたり画策されたりで、それぞれに想うとこともあったようです。

土屋くんの駆け引きとか、佐久間くんの「人の好みって変わるもんじゃないですか」とかナイスフォロー。

 

というか、出会った当時には瀬戸くんに彼女が居て、稲葉さんを恋愛対象外と言っていたので、どっちもそれを言い訳にして踏み込まなかったんだよなぁ、と言うか。

じれったい展開も好みではありますが、この状況生んだのは瀬戸くん自身なんだよなぁ……もうちょっと焦れてくれても良かったのよ。

 

2人とも佐久間くんのバイトしているお店で行われる、結婚式のヘルプに参加したりもしてました。

瀬戸くんの腕が買われた形ですが、飛び入りが増えて中々の盛況っぷり。

酔客に稲葉さんが絡まれる場面もありましたが、しっかりガードに来た瀬戸くんは偉い。

 

就活が始まってスーツ姿の瀬戸くんに、よこしまな気持ち抱いてる稲葉さんが可愛い。

実家が農家だとかもあって、男性のパリッとした姿にぐっとくるとかなんとか。

そして、ついに稲葉さんが告白。ここしばらく距離を取られていたので、前振りがあったのに、料理教室必要ない宣言かと思った瀬戸くんよ……

まぁ、その後勘違いに気付きうなだれてましたけど。ちゃんと瀬戸くんも気持ちを告げて。晴れて両想い。その後のりっちゃんの「今頃気付いたのか」が笑えて良い。

 

就活も稲葉さんの方は手こずったものの、なんとか内定を貰えて。卒業が迫るということは、元々大学に近いから借りていた部屋をどうするのかって話も出て。

……同棲じゃなくて、隣人希望する辺りちょっとずれてるけど、ほんと微笑ましくて見ていて和む二人でした。お幸せに。

 


トナリはなにを食う人ぞ2

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「いいかげん あがってこいよ舞台にさ」

 

以前、タイプではないとバッサリ切られた瀬戸くんの事が好きだと気付いたは良いものの……ご飯が美味しくて体重が増えてしまった、稲葉さん。

初っ端からテンション低めですね……好きな人が出来たこともあって、ダイエットに励み、瀬戸からは微妙に距離をとる。

 

まぁ、隣人なので限界はありますけどねー。結局は事情もバレて、瀬戸くんがダイエット向けレシピを考案してくれることに。

付き合いが良いというか……友人がちょっとつついたみたいに、脈がないわけでもなさそうですが。さて。

「せとくんのレシピがおいしいのがいけないんだ」「ひどい言いがかりだな」のコマが好き。

 

付き合いで参加した合コンでうっかりバッティングしたり、雪で帰省が遅れた瀬戸くんとクリスマスイブを一緒にすごしたり。

なんかんやイベントをこなしつつ、距離が縮まっているようで、見ていて微笑ましいですね。

(そういえば優等生だったな…………)のコマとか、気が抜ける所もありますが。


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ちゃか

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