気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

トリュフ

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。6

ico_grade6_3h

「デイルに逢わせてくれたのが『かみさま』なら」

「ラティナ怖がらなくても いいのかな…」

 

デイルと旅を続けるラティナ。

道中であった魔人族の女性から、魔人族の文化について聞いて。

ラティナが文字を覚えていたので、彼女の父の名前なんかも教えて貰えてました。

人と結婚して死別した女性との出会いは、ラティナにとって大きいよなぁ。

 

旅の途中で、綺麗な光景を見て喜んだり。デイルの親戚である獣人族の集落を満喫したり。良い旅をしてるなーというのが伝わってくる。

リタたちへ送った手紙にも楽しさがしたためられていたようですし。コミカライズ表現で吹きだしにラティナの顔が付いてて可愛かった。「とても元気です」が特に可愛い。

 

神様や信仰の説明シーンで登場する神様たちが、なかなかコミカルで良いですね。

人族とは疎遠で、クロイツにも神殿がなく落ち込んでる『紫の神』とかちょっと笑っちゃった。

加護によって未来を垣間見ることがあり、予言が信じられているそうですが。その予言にってラティナが追放されたため、どうにも思う所がある模様。

デイルを筆頭に良い人に出会って、泣くことができたのは、一先ず良かった。


うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。5

ico_grade6_3h

「すごいねっ ラティナ初めてばっかり」

 

アニメ化決定したそうで。見れない地域に居るので、あまり関係がないともいうんですが。

あぁぁぁ、悔しい。7月からのアニメは気になるのが多いのに。多すぎて実家に録画頼むのも億劫な量何だよなぁぁ。

向こうにテレビとレコーダーだけ置かせてもらう交渉でもしようかしら。

 

閑話休題。

本編は、デイルの里帰りにラティナもついていくことになって。

かわいい娘のためにデイルは魔術具を買い揃えたり、かーなーり奮発した模様。

ケニスがちゃんと高価だからあまり他人に見せるな、と釘刺してわかったと返す理解力の高さよ。旅装のラティナも可愛い。

 

初めてであった森、ラティナの家族が眠る場所へ足を運んでから、目的地へ。

定期的にデイルは確認してくれていたようで、その辺り抜かりないですよね。

ラティナ絡みだから念を入れたって言うのはあるにしても。

 

何もかもが新しくてキョロキョロしてる場面とか、新鮮で本当楽しそう。

ケニス仕込みの料理の腕を披露する場面もありました。

海見たくて飛び跳ねてる場面とか可愛い―。デイルの顔が緩むのも分かる。いつものことか。

 

巻末の小説は、ラティナのぷちブーム、手紙のやりとりについて。

デイルやリタを見ていて、仕事の報告用と思っていた彼女が、私信を贈る方法を知った流れ。ラティナが良い子に育ったの、リタやケニスのサポートがあってこそって言うのがよくわかる。異性の事だと分からないこと多いですしね。

デイル金銭に余裕あるし、彼女を可愛がっているし、被保護者として優良株ですが。何でも買ってしまう部分あるし。リタの持論からナンセンスと切られてましたし。そりゃそうだ……

なおデイルとはおはなししたいと、彼に手紙を送ったことが無い事実が発覚。ちょっと面倒になってる場面ありましたが……正直笑えた。



うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。4

ico_grade6_3
「ラティナ デイルに贈り物用意したいの」

 

ラティナかわいい。

もうそれだけでいいような気がしてくるシリーズ。

小説版の最新刊とか呼んで、魔人族の食事事情を知っていると「にんげんぞくがご飯がおいしいよ!」って言うあの姿が本当に微笑ましく思えるというか。

 

デイルにありったけの愛情を注ぎこまれているラティナ。

お返しをしたい、とケニス達の手伝いを仕事にすることに。

「ケニス頑張ったら ラティナ追いつくのすごくたいへんだよ」からの「もーっ」が可愛かった。

 

そして、デイルが里帰りする話が出て、ラティナも同行する事に。

4巻では旅の準備をしている所まででしたが、デイルとの旅を楽しみにしているラティナの笑顔が輝いてましたねー。

最後の番外編、ジルヴェスター主導のサーカス誘致には笑った。本当にラティナにファンが多いな……


うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。3

ico_grade6_3

「デイルとあえて よかったの…」

「ほんとうにそうなの……」

 

友達と学舎で学び、帰宅したらケニスの手伝いをする。

毎日楽しいというラティナが本当にかわいい。

これはデイルでなくても骨抜きでしょう……実際、愛でる会とかもありますしね……

 

最初ラティナを教えていた神官の人はかなりいい人だったんですが。

よその街に高位の神官を派遣する事になり、そちらの引き継ぎに追われ、新任の神官が教鞭をとる事となりましたが……

そこで問題が発生して。ラティナを異種族だからと、口汚く罵って。

「他と違う」ことを叩きつけられたラティナは、困惑し……自らの「異質」な部分、角に攻撃魔法を放つという過激な行動に。

 

初期随一の嫌なシーンです。まぁ、その後デイルがしっかり仕返ししてくれたので少しはすっとしましたけど。

この一件で、デイルとラティナの、ラティナと友人たちとの絆が強まったのは、結果としてよかったですけど。

ラティナに消し得ぬトラウマを植え付けて、ボロボロになってしまう可能性もあったわけで、件の考え無し神官に災いあれかしとか思ってしまうな……

しかしそれでも周囲に優しい人々が多くてラティナが沈み過ぎなかったのは本当に良かった。


うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。2

ico_grade6_3h

「ラティナさびしかったよ」

「でも」

「デイルぶじで かえってきてくれてうれしいな」

 

デイルは腕利きの冒険者で、ある事情から公爵家の子飼いのような状況。

依頼があれば、そちらを優先する立場で。

そこそこ時間かかる依頼が持ち込まれデイルは王都へ。

そちらでも存分に親バカっぷりを披露したり、ラティナという癒しを求めておかしな気配漂わせてましたが。

 

寝ぼけ眼こすって、無理しないで寝てていいというデイルに首を振って否と示すラティナがまた可愛い。

待っていられる、とデイルを送り出したけれど。デイルという慕っている相手がいないことでどんどんテンション下がっていくのが明らかで。

 

そんなラティナの意識を別の方向に向かわせるため、ケニスは料理を教えることに。帰ってきたらデイルの為に料理を振る舞ってやろう、と。

「割引してやる 食え」「とうとうこの店は押し売りを始めたのか」

という常連たちとケニスのやり取りが楽しい。上達するには数をこなすのが一番! という事ですが。

まぁ、その無茶を受け入れてくれるくらい、常連たちにラティナが可愛がられてる証拠でしょう。

今回もラティナが可愛くて、楽しい日常でありました。……途中デイルが魔王の眷属狩ってた気がするけど、まぁ、それはそれという事で。



うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。

ico_grade6_3h

「デイル いってらっちゃい?」

「あぁ 行ってきます!」

 

「うちの娘~」のコミカライズ1巻。

感想はもうラティナかわいいでいいんじゃないかな……

冒険者として活動しているデイルは、依頼で立ち寄った森の中でやせ細った少女ラティナと出会う。

彼女には魔人族の特徴である角があり……罪人はその角を折られる、という風習があるとか。

彼女も角を折られたという特徴がありましたが、庇護者もなくボロボロの少女を放っておくことはできず、デイルは少女を連れて帰る事に。

 

魔人族は言語も違うそうですが、デイルの使う呪文言語と同じだそうで、カタコトながら意思疎通も行えて。

デイルが拠点としている虎猫亭の主人と女将にもフォローしてもらいながら、ラティナを養育していくわけですが。

 

いや、本当にラティナ可愛いなぁ。

後々親衛隊が結成されていくのも納得できる可愛さ。

言葉が通じない中でも自分に出来る事を探して、虎猫亭のお手伝いをしたり、周囲の会話を聞き挨拶を覚えたりと、幼いながらに頭の巡りも良いし、周囲も見られている。

迷子になったラティナを探すクエストが発布されて、探しに行くオッサンたちに笑う。



うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。

ico_grade6_4

「俺はラティナと逢えてよかった。そのことは、絶対に後悔しない。だから、ラティナも、俺と『出会わなければよかった』なんて、言わないでくれ……」

 

とりあえず感想を一言で言うなら『ラティナ可愛い』で終わっていいんじゃないかな…

その戦闘技術と判断力によって、若くして名の知れた冒険者であったデイル。

彼は、ある依頼で踏み入った森で、魔族の少女と出会う。

彼女は種族の特徴である角を片方折られていて。それは魔族の罪人の証だとデイルは知っていたが、彼女を見捨てられず、少女を広い保護することにした。

……そして彼は親バカへクラスチェンジした……

 

と、割と本当にそんな感じの内容です。

ラティナが本当に可愛くて、これは確かにデイルが「ラティナが可愛すぎて仕事に生きたくない」とか言い出すのも理解できる。

 

実際街の冒険者とかで構成されたファンクラブ出来てますからね!

メンバーが充実しすぎていて、ラティナを泣かす=死という等式が成り立たんばかりの恐ろしさ。

まぁ、保護者であるデイルに知られたら確かにもっと厄介なことになるだろうから、ファンクラブで収まっているうちは安心……なのかなぁ。

 

幼すぎる彼女がなぜ、罪人とされていたのか。

デイルがその若さの割に重要そうな仕事も行っている理由など、掘り下げられる部分はたくさんありますので、中々面白くなりそうです。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ