気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ドウルマスターズ

ドウルマスターズ2

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「それは俺の都合だ。あいつらには何も関係のない都合で……俺の嘘のせいで、あいつらを悲しませてしまっただろうな……」

ドウルマスターズとしての訓練を重ねる四人。
蒼生と朱理。そして、玲音と竜一。
一緒に訓練をする中で、少しずつ親しくなってきてはいるようですけど。
同時にそれぞれ隠し事をしていたりするわけで、腹の探り合いのような微妙な緊張感もあったり。

けど、今のところ、まだまだ伏線を展開していってる感じ。
蒼生が特に顕著だと思いますけど、まだまだ発展途上の青い実という感じで。
悩むし、実戦に出ても成果を上げられないし。
最後の竜一離脱イベントは、敵側の予定調和で終わっているわけで。
主人公サイドの見せ場が圧倒的に物足りないわけで。

説明がやたらと多いのは魔法科でもそうなんですけど……
あっちの方は既にメインに最強クラスの劣等生(笑)がいるので、説明過多でも最後には敵に痛い目見せてくれる痛快さがあるんですよね。
顧みるに『ドウルマスターズ』は、これから育ってはいくんだろうけど、届いていない。
それが分かるから、何となくパッとしない雰囲気になっているように思います。
次か、遅くてもその次あたりまでに、大きな動きないと厳しいんじゃないかなぁ、と思いますが。
キャラが予定通りの配置についたところでしょうし、とりあえず、次読んでから判断しましょうかねぇ。

ドウルマスターズ (2) (電撃文庫)
佐島 勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-12-10

ドウルマスターズ1

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「いいとも、君の望みを叶えよう! インドラは君の為に持ってきたんだ!」


いや、さすがの設定量と説明のくどさ。
魔法科読んでて耐性で来てなかったら投げていたかもしれない。
丸々序章な感じで、今回はかなりパッとしないというか、メリハリが足りないというか。
一度落選したというのもむべなるかな。
ま、個人的には嫌いじゃないですよ。

中身は要素を抜き出すと、超能力と巨大ロボと宇宙。
ロボものはそんな詳しくないですけど、とりあえず宇宙に行く印象。
まぁあれだけの技術があって宇宙進出出来てないって言われる方が嘘くさいから仕方ないのだろうか。

資源争奪戦の果てに、無数の都市国家として分裂した世界。
ゲリラやテロによって、交通や通信インフラはダメージを受け政治機能は麻痺し、人々は要塞化した都市に閉じこもるように暮らしていた。
都市にしか人々は生きていないのかといえばそういう訳でもなく。
テロリストやゲリラとの疑いをもたれた人々などは排斥されて都市の外で細々と生きていた。
ま、そういう背景もあって都市の人と、外側の人とでは諍いがあったりと面倒な状況なようで。
これからどういう展開になっていくのかは気になるところですが。
後書きにもありますが、文章で巨大ロボものはなかなか難しいところもあるでしょうし、さて、どれだけ面白く描けるかっていうのが肝か。

ドウルマスターズ (1) (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-07-10

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ちゃか

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