「きし……はい! ぼくはきしになります!」
小説家になろうの書籍化作品。WEB版は未読。
もはや約束といってもいいような、異世界転生モノ。
プログラマとして過酷な労働環境で働いていた主人公の趣味は、プラモデル。
ロボットに情熱を持っている彼は事故で命を落とす。
しかし、そのロボットに対する情熱を含めて前世の記憶を持ったまま彼は転生する。
魔術があり、魔獣がいて、そして巨大な人型兵器、まさしくロボットそのものである幻晶騎士という期待が存在する世界。
彼にとっての夢、そのもの。ロボットに乗って操るという願いがかなうかもしれない。
そのために彼は特訓を重ね、騎士となるために学校へと通う。
前世の知識をもとに、魔術にしろ、触媒となる杖にしろ、色々と改造を施していく。
ロボットに関しては我を失うというかどんどんぶっ飛んでいく様はいっそ笑えます。
あそこまで趣味に生きられるなら、それはそれで幸せなんじゃないかなぁ。
常識をぶち壊しながら直進していくから、先駆者とか周辺の人とかに飛び火しているっていうのが厄介なところではありますが。
色々と魔改造を施された術式を用いて特訓していた主人公は幼いながらに屈指の実力者となっていて。
幼少期に友人ができたのは、よかったんでしょうね。ブレーキ役になれるかもしれないし、ロボット好きが過ぎて暴走しがちだから、周辺のキャラを動かさないと話進まない部分もあるだろうし。
大型の魔獣が現れて、それに戦いを挑むあたりとは本当に楽しそうでしたね……
命の危機があるとは分かっていてもロボット動かせることでテンションハイになってただけとも言いますが。
割に面白かったですよ。エルの趣味街道驀進っぷりが。