「君は、映画が終わったらどうする?」
(略)
「ちゃんとエンドロールまで見て帰るわ。当たり前でしょう?」
ハクア打倒の鍵として星骸を求めて、古代文明の残る『遺跡街』へと潜入。
導師『陽炎』すら殺しきれなかったテロリスト、ゲノム・クトゥルワ一派が来ていたりして、何事も上手くいかないというべきか。
……まぁ、そもそも遺跡街への入り口が1か所しかない状態で、強敵ミシェルにそこを抑えられているから、脱出が難しいとか言う問題も抱えている状態で奥地へと進んでいったわけですが。
そこで出会ったのが、【星】の純粋概念を宿す四大人災にして、使徒:星読みであるはずの少女、星崎ノノだったわけですが。
マヤをからかっている時とか、まともだった時の名残を感じて面白かったですね。
無駄になるかもしれなくても、いくつも手を打っていたらしい彼女の在り方は嫌いじゃないです。
とは言えかつてハクア相手に余計な予言を与えたこともあったみたいですし、モモにも接触してたみたいだし、あちこちに爆弾埋め込んでる感も否めないわけですが。
メノウはアカリとの繋がりで時の純粋概念を使えるわけですが、当然使用による記憶消失のデメリットは発生するわけで。
モモ関連の記憶が狙われているかのように消えているのが怖いなぁ。……メノウはメノウの目的に従って動いていますけど、モモもまた独自に動いていて。
メノウを慕う彼女がミシェル側に立っているのが不思議でならなかったですけど、今回の様子を見ると仕方ない部分もあるかな……って気にはなりました。
そしてマヤの影響を受けまくっているサハラが、今回かなり活躍していてびっくりしましたねぇ。これまでメノウ一色だった表紙に突如進出来て来ただけのことはある。
サハラが今後もキーパーソンになりそうな気配がしていますが、どうなりますかねぇ。