気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ネコメガネ

ガンズ・アンド・マジックー黒き鎧と幼き女王ー

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「我らは、女王陛下が羨むようなことを、できていますか」

(略)

「ええ、もちろんです」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。           

キャンペーン追加タイトルで、対象期間は7月末日まで。

 

突如出現する魔獣によって荒廃した世界。

レンは、魔獣に対抗するための改造を受けた、特殊な装備を纏う装甲兵アーガスとして奮闘していた。

ある作戦に従事していた所、異世界としか思えない場所に飛ばされて。

そこでは、魔獣から民を逃がすために殿に残った女王イーリスと近衛騎士のアリシアが居て。

 

周囲の状況は分からないが、魔獣は殲滅するものだ、とレンは行動して……かなりあっさり撃退してました。アーガス強い。

それぞれの事情を知るために、同行して交流してましたが。

レンとイーリスが出会ったのは、お互いに幸運でしたよね……レンが現れなければ、あそこでイーリスは死んでいたでしょうし。

そうなったら、レンは一人で常識が違う世界を放浪する羽目になったでしょうし。

 

アーガスの外見がこの世界では浮いている上に、さらに魔獣の群れに類似の人影を見たなんて証言もあったりして、イーリスがいなければトラブルは増えていた事でしょう。

……まぁ、亡国の女王なんて他国でも扱いに困る相手で、イーリスの保証も絶対ではないですが。

逃げ込んだ先で、怪しんだ王族によって罠にかけらてましたけど、平然としてるレンには正直笑った。罠にかけた相手が悪かったね、王子様。

 

自分とは異なるアーガスがこの世界に来ている可能性が浮上して……レンはそれを確かめる為に行動を始めて。

その結果、同型どころか次世代型とタイマン張る羽目になったりして。自分の積み重ねたものを信じて戦い抜いたレンが格好良かった。

あとイーリスも女王の風格があって、ただ守られるばかりではなく戦場に赴く覚悟を示すあり方が光ってて良い。

ソード・ワールド2.5ショートストーリーズ 呪いと祝福の大地

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「そっか……息子も冒険者の道を選んだんだな」

 

2.5にアップデートしたソード・ワールド世界。

アルフレイム大陸の冒険者や時には蛮族の生活の様子が描かれています。

新米が旅立ち、先達が引退を決めて。

そうした冒険者たちを日々見ている受付嬢の話があって。

 

10の視点からなる物語は多くが煌めいていました。

中にはアルフレイム大陸の、蛮族の厳しさに犠牲になる物が居て、落伍する冒険者もいて、と世知辛いエピソードもありましたが。

それも含めて、いい味出していました。

 

特に気に入ったのは「コカトリスの丸焼き」、「手旗信号士ジャックの完璧から程遠い日」ですかねぇ。

「コカトリスの丸焼き」は料理に情熱を燃やす神官と出会った冒険者たちの馬鹿みたいな冒険の話。未知に挑む姿は中々に愉快でした。

「手旗信号士~」は鉄道が発達した世界には確かに必要な役職だろうなぁ、とも。

今回描かれた一場面は、決して珍しいものではないだろうと予想ができてしまうあたりも物悲しい。




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