気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ノクターンノベルズ

ハイスクールハックアンドスラッシュ2

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「お前の問題解決手段って、基本的にビックリするくらい力ずくだよな。いや解決したならいいんだけどよ」

 

2人、女2人の4人パーティーで順調に攻略を進めている叶馬たち。

しかし羅城門のシステム的には1パーティーは6人まで組めるし、今後の事を考えれば前衛だけじゃなくサポートも出来るメンバーも欲しい。

……まぁ、一方で叶馬が得た特殊なスキルの事は、容易に広げられる情報ではない。

そんな中で、順調そうだったからと接触してきた少女が居たわけですが。

南郷沙姫というその少女は、謎の鬼にずっと憑りつかれていて……それを叶馬が対峙したこともあって、距離が縮まることに。

 

入学以来、静香とべったりだった叶馬ですが。就いたクラスの影響か、精力絶大で……この巻では、沙姫以外にも双子姉妹だったり、職人系の倶楽部の先輩方にも結果的に手を出していったりして、順調にハーレム広がっていってる感。

沙姫の時に、静香と話し合ったのは良かったというか。

叶馬もかなりパワーで問題解決していくタイプですが、静香もそんな叶馬に添い遂げる覚悟が決まってて別方向にヤバい雰囲気が出始めてるな……。

ハイスクールハックアンドスラッシュ1

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「無理でも、やれ。無理だった、に変わるまで足掻けよ、誠一」

(略)

「お前が諦めた時に無理になるんだ。無理だから諦めたんじゃない。お前はただ、つらくなったから放り出してしまっただけなんだ。誠一」

 

船坂叶馬は、家庭内不和を抱えた中学生だった。

母は音信不通だし、父は金は送ってくるけれど数か月家に帰らないのが珍しくない手合いであった。

だから、三者面談も先生と2人で行うことになったりしていたわけですが。

「高校には進んだ方が良い」という先生が、彼の伝手で推薦できる学校として勧めて来たのが、物語の舞台となる『豊葦原学園』であった。

全寮制の学校であり、叶馬的にもありがたい環境が整っている場所ではあったわけですが。

……検索しても引っかからなかったり、諸々おかしい状況もセットになっている学園でもあって。

 

ロストテクノロジーである「羅城門」によって、ダンジョンと呼ばれる異界に入り、そこで探索を行うダンジョン探索の授業が存在する、特殊な学園。

門を通る際に情報が記録されて、ダンジョン内部で死んでもその記憶を失った状態で復活できる、というセーフティーがあると表向きはされていましたが。

その実態は、内部で死ぬことで魂の一部をダンジョンに囚われる、生徒を生贄のように捧げるための装置として使われていた。

 

ダンジョン内部ではスキルや魔法と言った特殊技能を身に着けられるけど、外では再現できない。命の危機を経たり、レベルアップによる高揚感から男女間で肉体関係を結ぶのも珍しくない、なかなかに退廃的な場所なんですよね。

そういったアレコレを主人公は推薦してくれた先生から、何一つ聞かずにやってきていて。推薦者、なんか変な異名持っていたらしいので、そのことで注目されたりもしてますけど、なんかそういう心配ぶち抜いて自分らしくやってるので、笑える。

 

また、華組と呼ばれる一部特権階級の人々は、外でスキルが使えたりするなど機能を上手く活用しているみたいですが。

叶馬がビギナーズラック……というにはあまりにパワーに溢れていた方法ではあれど、同じような状況を創り出して、同世代以上に能力向上させていってるのは、頼もしくはあるか。

ノクターンからの書籍化なのもあって、肌色成分多めの作品ですねー。他の一般生徒だったり、この学園のシステムから逃れられなくなって教員として取り込まれた先生の視点だったりがあって、一歩間違えるとああなってしまうのが恐ろしいですけど。

……今のところ、誠一はなにも知らない状態ながら、上手く渡り歩いているので、このまま行って欲しいものです。



エロゲファンタジーみたいな異世界のモブ村人に転生したけど折角だからハーレムを目指す2

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「どうして? アレク先輩、雑竜だよ」

「そうだね。貴竜じゃないけど……でも好きなの」

 

1年生の秋、学園都市で行われる収穫祭をアレクは、いつものメンバーであるリナやナーシャ、ミラの3人と楽しく過ごすことに。

リナに乞われて前世知識を基にした歌を披露したところ、技量は拙いものの前世で流行した洗練された曲であること、一度死に生まれ変わったアレクだからこそ歌に込められる思いがあったことから、なんか先輩の一人レオノールに刺さったりもした模様。

レオノールとの時間が増えていることは、番であるリナ達からすると面白くなくて。なんか最終的にアイドルみたいにライブ始めていたのは驚きました。

 

上級生とかには及ばないながらも、近い世代であれば貴竜にも勝ちうるアレク。

彼は身体強化で無理やり食事量を増やすことで魔力を増やしていて。内臓に負荷をかけ続けているわけで、通常ならどこかで破綻したそうですけど。

……生命属性持ちであるセレスとも良い関係を築いた結果として、その問題も踏み倒していってるのはチートじみてますなぁ。

地の文でも「雑竜の皮を被ったナニカに変じていた」と称されていますし。レオノール先輩もかなりほれ込んでいるみたいなので、どんどん彼の毒牙にかかるキャラは増えて生きそう。

 

実際、2巻では新入生である双子の姉妹サフィアとルビスだったり、ちょっと研鑽をサボりがちな先輩女子のエミリーだったりが標的になったりしたわけですが。

……いやまぁ、エミリーとサフィアがどっちも行動的だから、むしろ向こうから飛び込んできた感はありますけども。

2巻は日常の挿絵もそこそこありましたけどノクターンの書籍化っぽい挿絵も増えてましたね。……まぁ挿絵なくても普通にヤることはヤりまくってるわけですけども。

ナーシャちゃん好きなので彼女の実家編も好き。3巻以降も出て欲しいものですが、どーなるかなー。


エロゲファンタジーみたいな異世界のモブ村人に転生したけど折角だからハーレムを目指す

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「リナちゃん、良く似合ってるよ! お姫様みたい! 可愛い!」

 

タイトル通りな、ノクターンノベルズからの書籍化作品。

まぁなので当然速攻で一線超えて、やる事はやりまくっているんですが……肌色挿絵は少なめというかほぼなかったのでは? リナを落としたあとの挿絵とかも、貰った服を見せびらかすアレクのイラストが載っていて、全体像は見えないし。ノクターンからの書籍化では珍しい印象。

 

真竜と呼ばれる本物の竜が存在する世界観なんですが……彼らは、「人でも動物でも構わず(性欲的にも食欲的にも)食っちゃうヤバい奴らの頂点」と称されるような存在で。

実際、そうやって撒かれた種によって狂暴化した獣が魔獣として暴れまわっていたりするんですよね。人に撒かれた種が形になったのが、主人公たちの種族になりますね。竜の性質を持つ、人の形をした存在。

彼らは、より濃い血を引いて属性魔力を扱える貴竜、平民出身ながら強力な力を得た準貴竜、魔力を持っているだけの雑竜の3種に分類されるみたいですね。

 

主人公のアレクは前世の知識を持つ転生者。辺境の村に生まれた平凡な雑竜だったが、たまたま同世代の村長家の娘リナが、炎の魔力を扱う準貴竜として生まれていて。

竜は人と異なる価値観を持つ部分もあって、幼い2人は良くセットで扱われて。ヤンチャなリナによくアレクは焼かれていましたが……可愛いから仲良くなりたいという欲求で迫り続けて、彼女と一線を越えることに成功。

そうやって仲を深めたことで、リナの従者枠として貴竜学校についていくことが出来て。……新天地で新たなヒロインたちを攻略していく、というノクターンらしい要素もあります。

 

挿絵でいえば個人用シェルターである「殻」にこもっているヒロインの絵とか、セレス寮長のものとかも欲しかった気はしますけどね。男貴竜たちに1枚割かれていたりしたり、ミラはアップのものがあったけど、ナーシャちゃんは少なくて惜しさはある。

ハーレムものだから今後ヒロインは増えていくので、初期の3人の絵は今のうちにもっと欲しいかなぁ……。

今の世を生きる竜たちについての伝承を伝える竜神殿での説法とか、ファンタジー要素の設定は気に入ってますね。今を生きる竜の血を引いている人が「欲望に弱い」件について、アレク個人の考察が書かれていたけど割とあってそうだし。



VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する~クロスアウト・セイバー~3

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「誰でも何かを見逃すことや、間違うことはあります。私もヴァイン様に出会うまで本当の愛を知りませんでした……だけど気づきさえすれば遅くはないんです。いつからでも、私たちはみんな幸せになることができます。そうですよね、ヴァイン様っ」

 

ラクシャルが体調不良になったと思ったら、黒いラクシャルが登場したりして。

更に女神エナまでやってきて、なかなかに混沌とした状況になってきますが。

ここで女神エナによってこの世界の真実や、わざわざ転生させた理由なんかについても触れられます。

そこの設定しっかりしていたのは個人的には好印象。

 

2Pカラーというとあれですが、ヴァインによって変えられた今の世界とは異なるルートを辿った可能性の具現である黒いラクシャル。

その事情を知らなかったゼルスは一度彼女を否定してしまったりもしてましたが。

ゼルスに自分を頼れといったヴァインが今度は一人で抱え込もうとしてゼルスに突っ込まれたり、今までの積み重ねが生きてきた感じがするのは良かったですね。

 

……黒いラクシャルがシリアス全振りなのに対して、こちらのラクシャルはヴァイン愛全振りになってて温度差著しかったですけど。だからこそ深刻になりすぎなかったのは、まぁ良かった。



VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する~クロスアウト・セイバー~2

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「違うっつてんだろ。俺を頼れよ」

 

配下を増やした主人公ヴァインは、大陸北部へと足を延ばすことに。

山脈を超えて、ゲーム的に言うと別のマップに侵入したところ、猛吹雪に見舞われることに。

テイムした仲間から得た魔法を活用し道を切り開き、ノースモア王国にたどり着いて。

最初はヴァインの能力を認め、吹雪を収めるのに協力してほしいと言われたのですが……魔族を連れていることが発覚し、もめごとが勃発。

襲われたので鎮圧し、国王が「なんでもやるから許してくれ」と言ってきたから国王の座を要求する当たり、なかなか肝が据わってる。

 

いかに北国とは言え、主人公たちが遭遇した猛吹雪は初めて遭遇するもので。

その裏側で暗躍していた存在から刺客が放たれたりもしたのですが。ちょっと抜けていた性格な上、女子だったからヴァインに食われることになったのは……まぁ予想通りか。

敵の首魁も女でしたけど、身内に手を出したからって無力化した後は興味を示さなかったりするので、一応手を出す相手選んでたんだな君……。

 

幼馴染ラクシャルを取られて、意固地になっていたゼルスが素直になったのが2巻の収穫ですかねぇ……。

別大陸から魔王がやってきて、それを従わせることに成功してましたが……またしても幼女形態なので、ゼルスと地味に属性被ってる感がある。

まぁ、動いていた敵の規模のわりに被害は少なかったので、決着点としてはマシか。



VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する~クロスアウト・セイバー~

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「俺の仲間になれ、ラクシャル。お前に拒否権はない」

 

タイトル通りVRエロゲーやってた主人公がその世界に転生することになる話。ノクターンからの書籍化なのもあって、挿絵も肌色多めの物語ですね。

 

死亡した後女神に出会った主人公は敵キャラをテイムする能力と、一撫でするだけで女子に快感を与えテイムを補助する能力を獲得。

その場で女神相手に実践してみようと思うあたり、清々しくエロに振ったキャラですね。……魂だけの状態だったから本番までは出来ませんでしたが。

 

そして記憶と能力を宿したまま無事に転生できたものの、占い師によって「世に混乱を齎す災厄になる」と予言されたことで、軟禁されて育つことになります。

両親は愛しい子供を奪還しようとしてくれたみたいですが、村から追い出されたしまったり今世のスタートは散々ですね。

テイム特化のせいで脱出も出来ず、実に18年もの間閉じ込められていた主人公でしたが……。

ある日、村が魔族の少女ラクシャルの襲撃を受けたことで状況が一変。

 

テイムによってラクシャルを下し、彼女の能力すら扱えるようになった主人公は村を離れてついにゲームの世界へ踏み出すことになるわけです。

ラクシャルの上司にあたる、幼女姿の魔帝ゼルスも支配下において。転生させてきた女神エナからアドバイスをもらって学園に通うことになったり、色々とイベントを起こしていくわけですが。

最初に味方に引き込んだラクシャルがヒロインとして強い作品ではありましたね……主人公が撫でれば女キャラはテイム出来ちゃうので、快楽を与えるシーンは多いけどその分本番は少なめか。1巻だと説明パートも増えますしね。



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