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「そうなんだ。だから、僕はいつでも君の側にいるよ。君が困っていたら、真っ先に助けにいく」
……タイトルに難があるのでは。
文章系のタイトルはまぁ、良いとして。別に「僕」の珈琲店じゃないし。あくまで主人公バイトだし。
魔法使いの少女も居候じゃなくて、このコーヒー店の常連客に過ぎないような。
大学浪人となった主人公、篤志がバイトをしている珈琲店ロッコ。
そこには、まともに豆の補充もせず、珈琲を入れれば劇的な不味さにしてしまうマスターと、常連客である彼の姪が居て。
まだランドセルを背負っている少女――亜理寿の事を、篤志は結構気にしているようで。
まぁ、学校があるだろう時間に、小学生が親戚の目の届くところとはいえ、珈琲店に入り浸っていたら気にもするか。
彼は、かなり善良なんですよねぇ。亜理寿が困っているとみれば、それをフォローしようとしますし。
ただ、彼女は普通の少女ではなく。制限があるものの、魔法を扱うことが出来て。
ゲーム的な派手な出来事を引き起こすものではなく、古めかしい「おまじない」みたいなものですが。
篤志自身にも、普通ではない事情があったりするようですが。
彼自身はどこまでも普通の青年で。だからこそ亜理寿に懐かれているんだろうなぁ。
篤志が後輩の緋美子の悩みを解決し、彼女と仲良くしている場面を見た時の亜理寿が可愛かったです。
なんか最後には大団円みたな雰囲気になっていましたけど……それまでの展開と最後の逆転劇は温度差が激しかった気がしてならない。






