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「だから私は大丈夫だよ」

「笑ってお別れねって」

 

なろうの異世界転生モノのコミカライズ。

原作は未読ですが、タイトル通りの展開が待ってる作品ですね。

転生チートでポーション作成能力を貰って、原価ゼロの薬を売りさばいて楽をしようとおもった。

 

神様のミスで死んで、保護できたのは魂だけ。

肉体の死を覆すのはさらに大きな不具合につながりかねないので、異世界に送ることになる。

そんな神様の話を聞いて、チート能力のほかに家族と友人に夢を通じて別れを告げる、という願いを告げたのは珍しいかなと思います。

 

神様と交渉して色々と能力を勝ち取っていたものの。

異種交流って、難しいよね……というのを突き付けられることに。

魔法やハンター(冒険者)などがいる、創作によくある異世界だと思いきや。

転生チートで獲得したような、即座に傷をいやすポーションなんてものは存在していなかった。

……稀少すぎる能力を持つ者は狙われる。そう考えて逃げようとした少女を即座に確保しようとした領主様は良い耳を持ってらっしゃる、というところか。

うまくあしらわれて逃げられてるわけですから、目は悪かったみたいですけど。

計算違いもあってカオル自身もそこまで視野広いわけではないですが。囲われそうになっても脱出する手立てを作ったり、野宿を厭わなかったり割とタフなのでどうとでも生き延びるタイプだなと思いました。