気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

マジカル★エクスプロ―ラー

マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる7

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「大変かもしれない」

(略)

「でも、幸助なら解決できる」

 

アマテラス女学園で起きたトラブルについて毬乃が相談を受けて。

数少ない男性講師などに異変が起きなかったため、解決には男性の手がだと考えられたが……。場所が女学園なのもあるし、あまり大事にしたくないため、そのまま男性を招き入れるというわけにもいかず。

 

そこで提案されたのが、天使の秘術で女性化させるというウルトラCで。

ゲームにおいては、主人公の伊織と信頼関係を結んだ桜さんが実施して、彼が乗り込んでいくことになるみたいで。幸助はそれを知っていたから内心で笑っていましたが。

それだけだったら話し合いの場所に自分が招かれるはずがないと、早い段階で気付くべきでしたね……。

伊織を説得するために行った言葉を拾われて、反論封じられてましたし。もう少し頑張りましょう。

 

今回のイベントはメインルートに絡んでくるものではない、ギャグ特化のサブイベントでスルーすることもできる類のものではあったそうです。

話を聞いてイベントに察しをつけた時点で笑い始めてたので、そこまで深刻ではないとは思ってたんですが。

 

裏で動いてたのが邪神を崇拝する勢力だったのには驚きです。敵の狙っていたアイテム、持ってかれちゃってますしね……。

とは言えそれがなければないで生贄をささげて代用も出来るから、持っていかれるのも止むなしって判断は、悪くはないとも思いますが。

サブストーリーなのもあってか、ゲーム時代には現場で動いていた犯人の背景すべてが明らかになったわけじゃない、というのは不安材料ではありますね。

 

幸助たちが乗り込んだことで、無事に事件は解決。

悩みを抱えていた女子もいましたが、今回の件を通して成長できたのは何よりでした。

……特有の変なダンジョンに踏み込む羽目になったりとか、ドタバタもありましたけどね。

別の学院のエピソードを1冊でさらっとまとめて、次はツクヨミでのエピソードに戻ってくれそうなのもヨシ。
サブイベントも面白かったですけど、やっぱりメインストーリー進めてほしい気持ちがあるので。

マジカル★エクスプローラー6 エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

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「あなたは何の為に戦うの?」

何の為に戦うのかっていったら……。

「世界が好きだからハッピーエンドへ導くために、ですかね。だから俺は戦うんです」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

同居しているヒロインズと幸助の関係は良好で……良好過ぎるが故に、なんか秘密裏に幸助人形作って女性陣が持ってるとか、どうなってるんだ幸助爆発しろ。

素材にこだわってるとか非公式のクラウドファンディングしてるとか、ななみの発言なのでどこまで信じたものか分かりませんが、追及してた幸助が最終的に買収されてて笑った。

 

その後2章でまた新しいダンジョンに挑もうとした幸助でしたが……彼を心配してヒロイン達が駆けつけてくれた、絆はありがたかったですね。

……そこが服にダメージが入るエロダンジョンでさえなければね!! 思春期男子らしくエロに興味はあれど、常識を忘れてない彼は都度ダメージを受けることになるわけですが。

崩れ落ちる姿を見せたリュディといい今回は全方位が悲しいダンジョン攻略でしたね……。

 

序盤でそんなアホな事してたのが嘘のように、本編は割とシリアス多めというか。

司書を務める桜さんが実は上級天使で、何か目的を持っているようだっていうのが示されて。伊織たちも、ダンジョン攻略の中で情報を獲得して、核心へ近づいていってるのが面白い。

 

まぁそこに至るピースは幸助や桜自身から与えられたものだったりするわけですが。

一体何を企んでるのだろうか、と幸助の真意を探ろうとする人も出てきますけど。親しい人達が「悪い事はしてないだろうけど、何かは画策してそう」って言われてるの草。

幸助、ゲーム知識ある事は公にしてないけど、活用してるから実質隠してないようなもんだしな……。

そしてかなり規模の大きな騒動になって、数の多いネームドキャラが協力して解決に当たるのは熱い展開で良かったと思います。

マジカル★エクスプローラー5 エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

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「……結局の所、人間というのはどんな選択肢を選んでも、大なり小なり後悔をするものだ」

(略)

「多分隣の芝生が青く見えるだけだ。なら一番後悔のない選択をする事が大事なのだろう。よく考えて後悔のない方が選べたのなら、それは良いことだと私は思う」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

表紙にも登場している新キャラ、ガブリエッラは式部卿ベニートの妹で……兄を慕うあまり、式部会に入会した同級生の幸助に突っかかってくることになります。

結花を助けた後に遭遇したせいで彼女ともバチバチやってるのは、予想外でちょっと面白かったですけど。

ベニートからすると妹は自分を見過ぎているから、巣立ってほしいと思っていたようで。幸助との交流で良い方向に転がってくれるのを願っていたみたいですけど、お目が高いというかなんというか。

 

シナリオの知識がある分、カトリナ達などの育成に役立つ情報を与えたり、ヤバそうな問題への対処方法を模索したりしてるからなぁ、幸助。

聖女様への態度もなにかがありそうという印象ですが……そもそも結花の件があるから、絶対大きなイベント待ち構えてるんだよなぁ……。

 

あとは自分たちの力だけ、と言ってましたが。最強への道は遠い。

でもガンガン進んで行く幸助の姿を見て、影響を受けた伊織が接近戦で結花に勝利するなど、順当に成長しているようですし。

通常プレイのゲーム1週目と比べると実力は上がってるんじゃないですかね。実際伊織はパーティーでツクヨミダンジョンの三十五層を超えたそうですし。

幸助のスペックも向上してるんですが……エロダンジョンによるメンタルダメージは刺さってましたけど。刺さらない奴はいないか……強く生きて。

マジカル★エクスプローラー4 エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

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「私を助けに来てくれて、ありがとうございますって事ですよ、実は惚けてますよね?」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

ソロ攻略で勝ち取った「可能性の種」。能力上限値が取り払われて、自由にステータスを上げられるようになる、限界育成用のアイテム。

存在の事を知っている人は誰しもが驚く価値のあるものだったようですが……5つ手に入れたそれを自分とななみ、リュディとクラリスに雪音先輩と親しい人に分け与えていて、かなり気前のよい事してますよね。

 

そしてダンジョン40階層踏破の実績によって、幸助は学園で権力を持つ組織・三会に勧誘されることになって。

規範を示す生徒会と風紀会、監査を担当する式部会は表向き対立してるようですが……その実、三会すべてが生徒の成長を促すための組織という所で一貫していて。

裏では協力体制というかかなり穏当な関係を築いているようです。どこの会長も副会長も癖が強いというか、実力者揃いだし最強を目指す人も多いという、良い刺激を貰えそうな環境ではありますね。

 

現実になった世界で幸助がゲーム主人公の伊織に勝っている点として「金と権力」を上げているの、あまりにも正直すぎて笑っちゃった。

RTAで自己鍛錬をする中で、金策に走らなくていいのはかなり大きいですよねー。学園長との血縁があるって言うのも、当人が言ってる通り根回しに便利ですし。

ゲームとは違う行動をとっている幸助自身の存在で、いくつかのイベントが発生しなくなるかもしれなくて、後々困る可能性もあるからそこはフォロー入れていこうと考えてるので、何だかんだ真面目な性質が窺える。

 

そして今回は転校してきた伊織の妹、結花との縁を深めていくことになります。

彼女がトラブルに巻き込まれた時に迷わず助けに行く選択をしましたが、自分一人では厳しいと先輩に助けを求めに行けるのは潔くて良かったですね。


マジカル★エクスプローラー3 エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

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「正直に言うと、結構キツいことなんです。失敗するかもしれません。それくらい難度も高い。でもどうしても必要な事で、必要な物なんです。今こんな状況になっているのもそれのせいだと思ってます。だから、見ていてください」

(略)

「今後の俺を、世界最強に至る俺を」

 

BOOK☆WALKER読み放題にて読了。
幸助の劣等生と言う噂はますます広がり、そのくせファンクラブまで出来たリュディの傍にいることを面白く思わない輩も多くて……。

ついには直接悪影響を与えてるだろう、と難癖をつけてくる奴まで出てきて。それでもなお、自分の在り方を曲げずに目標に向かって進む彼は、中々に主人公してるなぁと思います。

 

あくまで設定的にはエロゲ世界の友人枠、モブよりな存在なので幸助視点で言うとどうしても伊織というゲーム主人公や、最強クラスに育つヒロイン達の事を考えざるを得ないみたいですけど。

今回も原作知識を活かして、サブキャラを助けたりしてましたが……ルイージャ先生、なにしてるんですか本当に……。

 

エロゲらしい設定のダンジョンにヒロインと挑んだり、雪音のトラウマ克服の手助けをしたり、各種イベントをこなす日々の中……試験期間が近づいてきて。

幸助は通常の試験はサボって、その上で1位を取るべくダンジョンに挑む決意をします。一応、保護者の毬乃とかに根回ししたり、知識を活かして念入りに準備してるのは偉いと言うべきか。

それでもなおソロでの攻略は厳しい道のりで、途中でキツさに折れそうになる場面もありましたが。ヒロイン達から渡されたお守りに触れて、進む勇気を取り戻したのは良かった。

マジカル★エクスプローラー2 エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

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「それでさ、思ったんだよ。リュディを、先輩を、姉さんを毬乃さんをクラリスさんを……皆を守れるぐらい強くなりたいって。だから最強になりたいんだ」

 

BOOK☆WALKER読み放題にて読了。
ついにツクヨミ魔法学園に入学することになった幸助。

ゲーム主人公である聖伊織と遭遇して速攻で仲良くなっている辺りは、コミュ力高いというか。

最強になるために駆けあがっていくことを決意した幸助にとっては、彼もまたライバルの一人であって……それはそれとして仲良くなり、ヒロインの情報だったりを教える友人キャラ的な振る舞いをしたりもしてるので、幸助本当に現状を楽しんでるなぁと言うのが伝わってきます。

 

ゲーム『マジエク』において、主人公の瀧音幸助は劣等生とされていた。

遠距離攻撃が出来ない……だけならまだしも、脳筋で学力も低いしエロスに忠実過ぎる性格が響いたものだった。

転生したことである程度矯正はされてますが、魔法関連の学問に関しては知識不足が響いていて、劣等生コースに入りかけていたようです。

まぁはつみ姉さんに頼る事を考えていたり、ダンジョンがある学園でその攻略状況も加点される成績制度であることを加味して、自分なりに奮闘するつもりみたいですが。

いくら色々知識あるとはいえ現実となった世界でダンジョンRTAするんじゃないよ。

 

親しい人達はまだしも、遠巻きに見ているだけの人には彼を低く見る人も多い模様。

ヒロインの一人、カトリナ相手との模擬戦イベントで既に実力の片鱗を見せてると思いますがねー。

分かる人は分かってくれてるので、本来なら5人で初心者ダンジョンに挑むイベントで、幸助とリュディと雪音先輩がパーティー組むならもう戦力過剰だから3人で行っておいでとか言われますしね。

悪評が流れた中でも味方してくれる人が多いのは、これまでの彼の行いの成果でしょうから誇っていいと思う所。

マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

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「俺が強くなればいいんだ。もし、皆を守るために……バッドエンドを迎えないようにするために魔王を倒すほどの力が必要ならば、俺は世界最強になってやる」

 

略称は「マジエク」なあたり、「マジカル★エクスプローラー」がタイトルで、エロゲの友人~以降がサブタイトルになるんでしょうけど、表紙だとそっちの方が目立ってるんですよね。

プロローグの情報を大体詰め込みました、な長文タイトル系。なろうからの書籍化でWEBは未読。

BOOK☆WALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで5月31日まで。 

気がついたら、好きなエロゲの友人になっていた主人公。

「瀧音幸助」としての意識・記憶はなく、純粋にゲームをプレイした経験のある若者視点で進みますが。家族を亡くし、魔法使いであったがために保護される事となって。

ゲームの舞台にもなる学園のトップが、幸助の母の従姉妹だったとかで彼女の家に招かれることになって。

 

ダンジョン探索・戦闘要素も盛り込んだエロゲの世界で、魔法が使える事にテンションを挙げて。

折角だからと特訓を開始。ゲームをプレイしてたから、自身の適正なども把握していて、必要な方向に専念できるし、出来ない事があっても不貞腐れたりしないのは清々しくていいですね。

設定的にも「エロゲだとこんなことあるよね!」なネタが多いので、その辺りの文脈を把握出来てる人の方が楽しめる作品かなー。

 

ゲーム本編開始前の時間軸に彼は覚醒しましたが、ヒロイン達との接点が出来て。

トラウマイベントの回避をした結果、ゲームとは違うタイミングで異変が生じたりと、やはり転移・転生者がいるとシナリオ通りには回りませんねぇ。

それによって中々危ない場面もあって、最強になろうと決意していましたが。さて、どうなるのやら。現状だと刺さるヒロインが居ないなぁ。

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ちゃか

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