気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

マメーとちっこいの

マメーとちっこいの~魔女見習の少女は鉢植えを手にとことこ歩く~2

ico_grade6_3h

「……マメーよ」

「あい」

「ひょっとして、理由がわかったのかね」

「ん」

 

お姫様が鹿に変身してしまう。

そんな異変を解決するために儀式を行ったマメーの師匠グラッピナ。

一度は成功したかに思われましたが……なぜか、再び姫は鹿の姿になってしまって。

グラッピナ、しっかりと魔女協会本部宛に手紙送ってるの偉いですよね。「マメーは特殊だから、植物系専門の魔女の派遣してくれ」、「規則に則って一時的に拠点を移すから報告」、「解呪に失敗したため、増員を希望する」と真っ当な報告ばっかりなのに、それを「なんのかんの言っても『万象の魔女』なんだから上手く対処するでしょ」と申請を受理しない協会長よ……。

実際、その後の展開を思えば呪いの一件はグラッピナやマメーの力で対処できたわけですけど。それにしたって、申請を聞き流す協会にはなんの意味があるんだ……? とは思いましたね。

 

グラッピナ、魔女としての経験が豊富なだけあって、解呪に一度は失敗してましたけど犯人と対峙した時に即座に見抜いたりしてましたし。

マメーも言葉遣いこそ拙いですけど、そのグラッピナの教えを存分に吸収した魔女の雛なので、お姫様に掛けられた呪いの真実に最初に気が付いていたのが良かったですね。

その対処についても、彼女とゴラピーたちならではの解決方法を見つけてましたし。

……ただそれが次の問題に繋がりそうなのが、厄介ではありますけど。

 

グラッピナは呪いをかけた犯人を一目で見抜くし、たまたま手を貸してもらえることになったブリギットは隣国の情報収集を瞬く間に終えてくるし。

半端に関わってしまったので事後対応にも手を貸してくれましたが、魔女が国から距離をとってるのも頷ける規格外な力を見せつけてくれましたのも良い感じ。

……それだけに、グラッピナの怒りを買いそうな行いを平然と続けられるエベッツィー村の住人達には「命知らずだな」……以外の感想が無い。

マメーとちっこいの~魔女見習の少女は鉢植えを手にとことこ歩く~

ico_grade6_3h

「どうしてそういうこというの。マメーはししょーのでし!」

 

マメーは森の奥に住む魔女、グラニッピナの弟子。

元々は別の名前を持つ少女だったが……緑色の髪を忌避されて、家族に捨てられたところを拾われたとか。そして元の名を捨てて、マメーとして生きることになったみたいです。

ちょっと変わった響きなのは、魔女見習いに与えられる仮名だから、と作中で理屈つけられているのが作り込みを感じて好きですね。

 

魔法の素質が星の数で評されるみたいですが、マメーは植物魔法に秀でた五つ星の素質持ちで。万能系三つ星のグラニッピナからしても、分からないところが多いとか。

実際、マンドラゴラをマメーの魔法を使って育ててみようとしたら、表紙にも載っている鮮やかな色味の植物素体の人型に化けるという珍現象が発生したわけですからね……。

「ピキー」となくマンドラゴラの新種なので、ゴラピーと名付けられたその植物はマメーの使い魔としてマメーに懐いてて実に微笑ましかったです。

 

生家で疎まれていたから言葉がまだ幼いマメーですが、師匠の下で伸び伸びと成長しているのが感じられて和みますね。

ゴラピーたち、マメーの魔法吸って頭上の植物が成長したり、そこから師匠も驚く魔法溶媒を生み出したり。師匠を筆頭に周囲をビックリさせまくってるんですけど。

生みの親にして使い魔の主であるマメーが「かわいい!」と受け入れているのが良い感じですね。

 

マメーの師匠、森の外から仕事を頼むために騎士団の副団長がやってくるほどの実力者みたいですけど。城の魔術師もハッキリと答えをみつけていなかった問題が「呪い」によるものだ、とちゃんと理由付きで答えられるあたりマメーも言葉が拙いだけでしっかり賢いんですよねぇ。

外の人との交流が生まれたことで、マメーとマメーの生み出したゴラピーと言う新種が多くの目に触れる事にもなったり。……そもそもマメーの生家の人々も思う所ありまくるみたいで。火種は尽きませんが、無理せず乗り切って欲しいものです。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ