冒険者の格言に、「いいゴブリンは、死んだゴブリンだけだ」というものがあり、シビアに冒険をするならば、危険な因子は確実に排除することです。
『ソード・ワールド2.5』の世界を下敷きとした、ゲームブック風のファンタジー解説本。
はじめての冒険とあるように、冒険者になったばかりの「きみ」が仲間と出会い、様々な冒険をしていくことになる話。
冒険者の宿で出会った人物のうち誰とパーティーを組むのか、そしてその後どんな依頼を受けるのか。
ダンジョンに行ったときに気を付けることや、聞き耳を立てるときや罠があるかもしれないときにどうするのか。
色々なシチュエーションとそれに合わせた選択肢が用意されていて、選んだあとのSSが掲載された後に、簡単な解説パートが載っている形ですね。
章も解説も短くまとまっていて、サブタイトルにある通り『はじめての冒険』に出る人には参考になるのでは。
「ファンタジー世界で衛兵が頼れるかどうか」に、有能にしすぎるとPCの活躍が無くなっちゃうとか書いてあったのがあるあるでなんかクスっと来た。