気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ヤングキングOURS

蒼き鋼のアルペジオ18

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「うるさい! 大事だろ! これ!」

 

イオナたちがムツと戦っている一方、ついに学園祭が開幕。

第四施設を巡り霧同士での戦いも激化。

いやぁ、どっちも熱いですね。

 

ムツが何らかの手を使って位置を誤魔化している。その絡繰りを考え、行動を起こしたイオナ。

静相手に、「群像が居ない時に見せ場を作って申し訳ないな」と言ってる場面が笑えて好きです。うまいこと解れた状態で作戦開始で来てましたしねー。

群像の方にも動きがありそうですけど、まだまだ合流は先になりそうだからなぁ。イオナたちには頑張ってほしい所です。

 

霧同士の戦いとなった第四施設前の戦闘。

ナノマテリアルを活用しまくってる機動戦は中々楽しかったですね。

ハルナが先に、状況を活用出来る事に気付いて。それを聴いたキリシマの行動には笑った。そりゃあ、ハルナも足を止めるよ。

一手で敵味方を呆れさせたキリシマさん凄いわー。復活おめでとう。長かったね……



蒼き鋼のアルペジオ17

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「しかし仕方無いだろう」
「会いたいものは会いたいのだ」

 

思惑が重なり行われる学園祭。

学園で祭り一つ行うのすら国家事業。

停滞よりはずっとマシ、と長崎の代表は語っていましたが。

確かに、霧に海を封鎖された閉塞した状況の中で、祭りを行えるというのは大きな変化ですよね。

                                                                                            

霧側にも、釣りを趣味にする者がいたり……アカギは発電業にはまりそうになってるし。

どんどんメンタルモデルの個性が強くなっていってる感じ。

総旗艦は一体何を考えて、この状況を創り出しているのやら。

ついに第四施設の中が明らかになってましたが……むしろこれ謎が深まったというべきなんじゃ。

 

ゾルダンたちが潜り込んでるし。

一枚岩ではない霧の動きは読めそうになく。

……白鯨、401側も決して安泰ではない。

戦力的に万全じゃない状況で霧の戦艦に捕捉された401はこの後どうなるのやら。

相手側の動き次第な部分も大きいとは、思いますけどね。



蒼き鋼のアルペジオ16

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「あなたに指輪の報せを授けに来たわ」

「深き海の 蒼き水底から…」

 

帯で堂々と宣言されてますが、ついにアドミラリティ・コードが登場。

堂々と姿を見せるとは思いませんでしたが。

イオナたちがメンタルモデルを持ってるのだから、アドミラリティ・コード自身が身体を持って動き回ってても何の不思議もないのか。

予想してなかったので、ちょっとびっくりしました。

 

魔女と呼ばれたこともあると語る彼女は、霧の艦隊に確保され、治療を受けていたものの未だ目覚めていなかった群像を快復させて。

色々と思わせぶりな、気になる情報だけを残して彼女は去っていきましたが。

「全てが晒される時」「全てが試される」。もうすぐそこにまで迫っているというその時、一体何が起こるんでしょうねぇ。

 

群像以外のメンバーも色々と動きを取っています。

メンタルモデルと交流し、電力・食料の供給を受けるようになった日本政府。

2501と合流したレキシントンも気になるところですし、振動弾頭を抱える白鯨も中々厳しい状況ではあるようです。

そんな中で、総旗艦からの想い出機雷攻撃を食らっているキリシマ、ハルナ、タカオ達3人のやり取りは癒しになってましたねぇ。

判らない事だらけでも、前へ進もうとする気力を誰もが持っている感じがしていいです。



蒼き鋼のアルペジオ15 

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「オレには君が必要だ それだけだ」

「必要なんだ それでは不服かい?」

 

キリシマとハルナが総旗艦の配下と接触。

総旗艦の思惑により、401クルーたちの過去の断片を見せられていましたが。

いおりの過去とかかなり中途半端なところで、あそこからどう展開したのかすごく気になります。

 

いおりは割と良い所のお嬢様だったようですけれど。

霧との戦後世代と、戦争を経験した世代ではかなり感覚に差があるようでしたねー。

限られた資源をやりくりし、知識を途絶えさせぬように腐心する大人世代。

その状況を察し、閉塞感を感じている若者たち。

「誰も! 私達には夢も希望も…見せてはくれなかった!」といういおりの叫びは、結構重要なポイントなのでは。

 

ハルナとキリシマが体験した過去の映像は、コピーガードがかけられていたようで、霧の得意技情報共有が出来ず。

体験したことを口で説明して理解してもらおうとする、という人間と同じ方法を経験する事に。

メンタルモデルたちが成長していく様は中々微笑ましいですが……総旗艦が何を思って行動しているのかは未だによく判りませんなぁ。

 

ムサシ達、レキシントンにU2501、コンゴウも動き出しているようですし……

これまで以上に混沌としてきそうな感じもありますが、この中で401と群像はどう動いていくのか。

……そもそもいつ合流できるのか、というあたりから不安ですが。次回予告で第四施設の謎が明らかに――? とアオリがついてましたが、どーなるやら。

 



僕らはみんな河合荘8

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「……もしかして これ ちょっと」

「お おかし… い?」

「ちょっとじゃないし!!!」
 

シロが抽選で特賞の沖縄旅行を当てて。

住子さんに献上してました。「シロに南の島なんて生意気」「たまらないよね」といういつも通りなやりとりの果てでしたが。

で、旅行をプレゼントした分手当をもらったシロは、代わりにレンタカーの割引券をもらい。河合荘の面子で海に行くことに。

 

えーっと、いろんな意味でチャレンジャーだな……宇佐は、律と交流できてて心の栄養補ってましたが。

車の運転手が麻弓で。

過去に「車二台廃車にして、親に車はやめてくれ」と言われた経歴を持つ驚異の経歴を明らかにしてましたが。……無事に辿り着けて良かった、ホント。

そして、海についたらついたで大人女子二人組が、コンビ組んでナンパされに行ってるし。

宇佐評の「利害一致するとホントロクでもないなぁ」が端的に彩花たちの状況を表現してる。

 

彩花の友人、ツネコが登場。

実家に連れ戻されることになりましたが……親が扱い心得ていてさすがというか。

故郷で行われるイベントに、麻弓が参加することになって、本当にカオス……

ツネコの先輩が良い人でしたねぇ。上手くとりなしてた。

 

そして相変わらず律が可愛かった。

8巻かけてじわじわと距離を詰めてきて、ようやくここまで来たか、という感じ。

けれど宇佐も失言多いし、律は意地張っちゃうしで……またしばらく硬直状態に陥りそうな不安もあるんですが。どうなるやら。

 

蒼き鋼のアルペジオ12

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「孤独であるための誇りなど この地球に生じてしまった我らには 気高すぎるのだ」

「気高く在ることが―――なぜいけない!」

「それは 傲慢というものだよ コンゴウ…」

 

コンゴウ艦隊との戦いも佳境に。

ヒエイを打破したものの、ヒュウガもコアだけの状態に。

最も、自閉状態になるほどではなく、通信は生きていてフォローやらなんやらしてくれてますが。

 

重巡のコアを二つ確保して、とりあえず無事を保証するから、今は手伝えと交渉。

アシガラとハグロが、401の面々と協力している姿は、中々楽しい。

そしてユキカゼが中々愉快な性格してますね、ホント。

「面白い方が楽しいじゃないですか」と横から手出してますが。霧も一枚岩ではないのがよくわかる。

 

コンゴウも艦隊旗艦というだけあって、見事な艦隊さばきを見せています。

特殊装備で、イセを召喚したことで、自分が自在に動けるようになったのが大きい。

ただ群像たちもオプション艦とか、地理条件とかを活用して、敵艦隊を削り、一撃を見舞ってますが……

損傷したコンゴウが放った最後の一撃。あれはかなりヤバいんじゃなかろうか。

群像、無事だといいんですが。

 

 

僕らはみんな河合荘7

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「きらいにならないで…」

 

面倒なすれ違いをしている宇佐と律。

……外野で見ているといっそ楽しい。

冒頭のチャ―ミーさんに何か吸われている宇佐とかは迫力あったなぁ。

あと1話目1コマ目で「今釈放されたところ」とか言ってるシロは……もう何も言うまい。

 

麻弓がめんどくせぇ三角関係未満といっている微妙な距離。

見当違いな方向にすれ違ってましたが。

周囲に気にかけてくれる相手がいるのも分かってそれは良かった。

なんだかんだでおせっかいですよね、みんな。

「後悔が全て悪なわけじゃないし 人生を彩る甘美な後悔ってのもあるし 若い頃のは時にねぇ」

「まぁとにかく私は静観 見守ってあげましょ」

佳子さんが、良いキャラしてるなぁ。優しくて暖かい。

 

宇佐の心を引っ掻き回していた高橋先輩が割といい性格しているので、それはそれで楽しかった。

そして、困っている時に手助けしてくれるけど、一方で宇佐いじりに手を抜かないさやかと気を抜くと修羅に堕ちる麻弓のブレなさも凄いなぁ。

 

そして女子三人の女子力の低さ……料理がさっぱり出来ない三人の調理風景が怖い。

見守っている男子二人と佳子さんのツッコミが的確なんですが。

アレはひどい……どうしてああも地雷を踏んでいけるの……

別の話ですが「女子力少ないのは女子じゃないせい(笑)とか言う気か!?」と叫んだ麻弓に「麻弓さんの女子力がないのは麻弓さんのせいですよ」と宇佐が言い返してましたが、そんな感じの話でした。うん。

 

 

蒼き鋼のアルペジオ10

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「相手を信用するには力が必要なんです」
「我々は聖人ではないと言う事ですね」
「保証が必要という訳ね 何かに裏打ちされた保証が」
「人間の言葉では それを「自信」というんだ」


401と、コンゴウ率いる艦隊との戦いは継続。
ハグロを撃沈され、海中に乱れがあり、401の行動を窺うミョウコウたちですが。
艦隊旗艦をまっすぐに狙うあたり、イオナたちは戦い慣れている。
逆に言えば霧の艦隊が、不慣れだからこそ、イオナたちにアドバンテージがあるんですが。

攻めに徹して、重巡アシガラを撃沈。
とはいえ、こちらが1隻なのに対して相手は艦隊を組んでいるわけで。
オマケにアシガラがアタゴに「お願い」をして動かして。
霧のメンタルモデルに、柔軟性が出てきてる。
そうなると、ただでさえ数で劣っているというのに、厳しい展開になりますね。

別行動していた万年2位は、白鯨に振動弾頭魚雷のデータとサンプルを預けて。
白鯨の艦長が群像の見ている未来についての展望を聞いて。
この若さで。今なお苦しめられている霧の艦隊を相手に、手を取るなんて未来を抱いている。
それを夢で終わらせないために、戦い続けているわけですけどね。

白鯨に東洋艦隊のヴァンパイアが接触。
いい感じのコミュニケーションがとれたと思いますが、そのヴァンパイアの姿をユキカゼが見ているわけで。
オマケにイオナが健闘していたコンゴウたちとの戦いも、コンゴウが旗艦装備なんてものを引っ張り出して来たり、死力を尽くした攻撃を放ってきたりと苦戦。
最後、良い感じの一撃貰ってましたけど、あれ大丈夫なのかなぁ……

今回途中におまけで、メンタルモデルが戦闘中に浮かべる紋章についてのまとめがありました。
それぞれに、違う紋章を持っているようで、こうやってまとめてくれるのはありがたいですねー。
ズイカクがなんかすごく楽しそうで、見ていて和む。


僕らはみんな河合荘6

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「…………おせっかいなこというと」
「女優にばっかり気を遣ってても いい舞台にはならないと思うよ」


しょっぱなから、麻弓の不幸せライブINカラオケボックスとか。
もうこの人は本当にダメだな。
春になって花見のエピソードも収録されているんですが、案の定酔っぱらってるし。
カラオケでも、宇佐には「奢られてる分際で歌う気か」といい、律には「奢られてる分際で歌わない気か」と迫る。
「麻弓さん手ためらいなく頑丈な矛と盾振り回すよね…」という律のコメントが全てだよなぁ。

新キャラも登場して、状況が動きそうですね。
宇佐の方には佐久間の友人、椎名。笑顔が輝く明るい少女。
律の方には高橋という、読書家の青年。
何ともまぁ、狙ったようなタイミングで絡んできたものですが。
省エネヒロイン河合律の牙城を崩せるのか。
宇佐は宇佐でヘタレてるからなぁ。すれ違いをうまく乗り越えてほしいものです。

あとは、彩花の地雷な過去をしるツネコが襲来。
普段はいじるほうな彩花が、動揺しまくっているのは、毎度新鮮ですね。
毎度驚きのネタを提供してくれるツネコもツネコですが、ネタが尽きない過去を過ごしてた彩花も彩花だよなぁ……


蒼き鋼のアルペジオ9

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「あれは「防壁」なんて建前だがね 安心するために作ったのさ」
「安心?」
(略)
「人間ってヤツは すがる物が欲しいんだな」


群像とヒュウガがイオナと離れて、別行動。
ヒュウガを撃沈した海域に赴いていろいろやっているようで。
ナノマテリアル集めたりして、活用していく腹積もりみたい。

イオナ達は、コンゴウ旗下のメンタルモデル生徒会と戦闘開始。
自治制度として、生徒会を組織することで、秩序を維持する予定だとか。
人間の模倣をして、いろいろ知識を増やしていっているけど、なんか随分面白いことになっているよなぁ・・・。
数に負け、物資に負けていても、何よりも経験では勝る。
その強みを生かしているのはいい感じかなぁ。

北管区にいるハルナたちや、指令を受けて動いている402の行動。
白鯨の行動、レパルスなどの新キャラ。
どこもかしこも気になる感じで展開していってますが。
その分展開がゆっくりなのがちょっと残念。
丁寧なのは良いことですが、面白いからこそ、物足りない。贅沢な悩みですがね。

個人的にはズイカクが割と早めに登場してくれてうれしい。
人間との接触をしていたようで、メンタルモデルの中でも、動作が面白い方なんですよねー。
なんか釣りしたり、物々交換を働いたり。
海洋封鎖されて物資だけでなくて、魚類とかも取るの難しくなっているのか、とか思いました。

群像の過去。第四施設事件。
それがやはり鍵の一つとなるようで。
ハルナたちは調査に行こうとして、402とタカオは接触させまいとしている。
メンタルモデルも一枚岩じゃないというか、どんどんバラバラになってますねー。


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