気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ライブ・ファクトリー

グランクレスト・リプレイ ライブ・ファクトリー2 ぼっちな君主の新世界

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GM:「だって、あなたは友達を力のあるなしで選んでるわけじゃないでしょう?」
(略)
「だから、あなたが友達のために力を得たいと思うのなら。まずそれがどういう気持ちから生まれたものなのかを、考えるといいんじゃないかしら」


聖女の遺跡で謎の光に包まれたニーナたち一行。
その結果、ニーナの手から聖印は消え失せ、死んだはずのニーナの姉までも目の前に現れて。
ブランシュは、その死をもって新たな世界を造った。
ニーナのトラウマとなっている争いもなく、聖印もなく、彼女にとっての理想に近い世界。
適応してしまったニーナと違い、インクとスティアは違和感を感じる。
そして、秘密を知るプロテアは、記憶のない演技でもってこの輪の中に加わって。

もう、前回の最後から急展開でしたが、下手したらPvPになりかねないよなぁ、コレ。
「友人のため」という謳い文句であちこちで裏切ったりしてるわけだし。
ブランシュは、友人のために命を落とし、プロテアは友人のためといって嘘を重ねた。
これまでとは違う歪な形で向き合ったり、誤魔化したりしながら、それでも時間は進んでいって。
優しい世界。けど、そんな夢のような場所が永遠に続くはずもなく。
異変が起こり、それによって否応なく変化が求められるわけです。

色々ネタぶっこんでいるのに、思いのほかページが薄かったといいますか。
まぁ、合間にGMたちの裏事情が書かれていて、予想以上にPLたちがクリエイターだったといいますか。
本当はもっと時間がかかるだろうと思っていた展開が、見事なまでにまとめられていて、プロの技を見ました。
これはGM達も白旗上げるわ。
ニーナに理想を押し付けていたスティアは成長して、インクはニーナと歩み寄って。
プロテアは、挫折したのちに再起して。……挫折した後のスティアとのやりとりがひどかったですが(褒めてる)。
ニードだった、ニーナですら、聖印を喪い、友人の勝手な行動に憤り、その結果、信念と向き合い成長していったわけで。
いやぁ、いいものを読ませてもらいました。


グランクレスト・リプレイ ライブ・ファクトリー ニートな君主の竜退治

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「でも、それは本当に背負える重荷かな? あのコ、潰れちゃうかもしれないよ? そう、すごく重いものだ……血と死だ」
血と死。
「そんなもの……両方とも、この世界でいくらでも見てきたよ」
眉一つ動かさずに、プロテアは不気味な己の似姿にそう答えた。
「ま、いいや。キミがそう言うなら止めやしないから」


グランクレスト・リプレイ。「MF文庫J」陣営のものですね。
ファンタジア文庫陣営との戦いがあるかもしれないということで、相変わらずの高レベル。
PC全員美少女とか、レーベルの色をよく判っていらっしゃる。
帯に、残念美少女って堂々と書かれていますけど、確かにあちこちで残念だった。
締めるべきところで締めてはいるんですけど、どうにも、緩さもあるというか。
面白いは面白いですけど、色物な感じがして、参考にはしにくいなぁ。

かつて志高いロードだったが、ある事情から、働きたくないと思うようになった、ニートな君主、ニーナ。
メイジでメイド。以前ニーナに助けられた経験を持つ少女、スティアリーフ。
アーティストの傭兵。寡黙で淡々と任務をこなす、異界から召喚した銃を放つ、インク。
自らの姿を変化させる能力を持つアーティストで、愛と放浪に生きる自由人、プロテア。

プロテア、〈専門知識:枕事〉を取得している・・・って自由にもほどがある。
地の文で「TRPGリプレイ史上類を見ないボンクラな判定である」とか言われているシーンありましたし。 

高レベルで行っている、特殊なリプレイだとはいえ、リプレイ2冊目で出てきたロードが「働きたくない」っていう色物なのははたしてどーなんだろうか。
まー、このレベルを再現できるだけの状況が整っていないですから、アレですけどねー。
とはいえ、流石クリエイターの参加しているリプレイと言いますか、設定を練ってあるので、働きたくない背景とかはなるほど、って感じでしたがね。
なんだかんだ言いつつ友人のために、賭けに出られる根性は良いものだと思いますがね。
この大陸、本気で末期なんじゃないかなぁ、というぐらい裏切りが横行している感じもしますけど。

こちら側の陣営はこちら側で必死に生きているんですよねー。
魔境である森の一部消滅させたのはこっちですが。
あーするしかなかっただろう、とは思いますが、それがまた新しい戦乱を招く、と。
なるほど、大陸から戦乱がなくならないわけですよね。
しかも、危険を乗り越えるたびに力をつけていきますが、それはつまり、うまく倒せれば、すごくおいしい獲物ってことになるわけで。

さておき、そういえばファンタジア文庫陣営は確かに軍勢を派遣していましたね。
ファンタジア側で出ていた情報の通り、「森の民」の一部を迎え入れたりしていますし、次回あたりでもう衝突しちゃいそうですけど、どうやって回していくんだろうか。
 
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ちゃか

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