あやめ:コウ君は無価値なんかじゃないよ!
GM:「ほう?」
あやめ:だって、だって……あたしが必要としているもの!
エピソード7「残酷な運命~Cruel Destiny~」とエピソード8「始まりの日~The Beginning Day~」を収録したジェネシス最終話。
前回追い払われたものの、ドクターは10年来の計画を実現させようと動いているわけで。
一度や二度の失敗では諦めません。
しつこいけれど、まぁ、それでこそFHって感じがしますな。
ただ、ドクターは自分の研究しか目に入ってないから、失敗した子供へのあたりが分かりやすく厳しくなっていて、歪さが光ってました。
コウが過去のトラウマを刺激されて、大分へこたれてました。
最終話まで引きずってましたけど、そこまでへこんでた分、吹っ切ってからの行動は中々よかったんじゃないでしょうか。
霧谷との会話で、自分を追い込んでいくロールプレイとかはすごかった。
あやめもヒロインしていたというか、ぎすぎすしていたコウに踏み込んでいけるのはいいですねー。
神月と瞳があまり見ないコウの姿に動じていたのに。
しかし、ドクターは本当に話が通じないな……嫌がらせとか強引な手段については一級品なんですけど。
戦闘になった時のスタイルには驚きました。てっきり神月先生と同じ幻覚系統だと思ってましたよ…
そして、最終話はこれまで引っ張ってきたカインの起こした騒動を止める流れ。
市内全域にわたる事件は、規模の大きさもさることながら、ワーディングが使えないこともあり、かなり大変なことになってました。
隔絶されて応援も届きませんでしたし。というか、UGNの部隊は、全滅しすぎじゃないだろうか。敵の強大さアピールするのにはいいですが、その内壊滅しそうで怖い。
吹っ切ったコウの覚悟。カインとは違う道を選んだって事が分かりやすくていい最終回だったと思います。