気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ワールドトリガー

ワールドトリガー27

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「今回 遠征に行く前にお前自身の問題点が1つわかった だからこれでいい」

「お前がするべきことは落ち込むことじゃなくて 遠征までにこの問題点を改善することだ」

 

二宮も色々考えてはいるみたいですけど、言葉にするものが少なくて。

A級からの評価もちょっと辛口か……? 三輪から「このままだと雨取がつぶれるぞ」って発言も出てましたからね。

試験に本気で望んでいる修、仲間だろうと敵チームの弱点になるなら千佳狙いも辞さないあたりさすがのメンタル。冷や汗もかいてなかったぞ。

 

そしてボロボロにされて千佳は凹んでましたが。ずーんってなってる千佳、正直可愛かった。

東さんからのフォローもあって、今問題に気付けたなら改善していこうという方向に持って行ってくれたのは良かった。

後は、夜に同部屋になった絵馬と二宮が、各々が抱えていた胸の内を少しでもぶつけ合ったのは良かったと思いますね。

いつかはぶつからないといけなかった2人でしょうし。絵馬が人に期待するばかりで、自分から動いていないという点の指摘がされていたのは、彼の成長に繋がりそうですし。

カプセルで寝て起きた時に頭ぶつけてる東さん、ちょっと面白かった。

 

幹部陣がその日の評価下している会議シーン、相変わらず地味なシーンなんですけど、城戸司令が「三雲隊員の分析とアイデアも評価に値する」と言っていたり、それぞれの着眼点が見えるの好きなんですよねぇ。

読み返しても味がする、ワールドトリガー読んでるなぁって回で良かった。

若村が隊長として選抜されたのには、ボーダーとして先を見据えた方針故、と明言してくれたの良かった。

あと武富さん、「ランク戦実況開設システム運営主任」として幹部会議に参加してる絵面面白かったな。さすが実況実装の為に行動しただけのことはあるというか。そのまま主任やらせてるの、ボーダーの懐が深いというか。

 

質問コーナーも楽しかったですね。とりまるだけが片付けスキルを持っていたので、彼が抜けた後大変なことになっている太刀川隊とか。ルール無用で鬼怒田さんまで勧誘してる加古さん面白すぎるな……とか。面白ポイントが多かったです。

ワールドトリガー26

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「仲間の心配してたのは おまえのほうじゃねーか」

「おれは心配してないよ オサムと組んだ方が勝てるってだけだね」

 

相変わらずの遠征選抜編。

戦闘シミュレーションは前日よりもユニットが増えて、参加者の処理能力に負担を増やしてくる、実にいやらしい構造になっていましたが。

臨時部隊がそれぞれの方法でしっかりと向き合って対処していたの、熱かったですねぇ。メンバー構成が違うから部隊ごとに強みと弱みがあって、多くのメンバーがそれを自覚してるのがすごい。ボーダー所属の学生たち、優秀過ぎる。

 

その中でも弱みを多く抱えているというか、課題が多いのがヒュースのいる若村隊なわけですが。

色々考えてはいるけれど、迷いすぎて足踏みしちゃうのが良くないですねぇ……と外野からは言える。

諏訪隊も香取が一回スイッチ切れて絶不調モード入って停滞しかけましたけど、三雲が他の香取隊メンバーから話を聞いたり、諏訪たちから話を聞いた結果、師匠を売ることになってたのにはちょっと笑っちゃった。

モニターしてる烏丸第一の2人のリアクションも面白かったです。

 

機能より負担増えた戦闘シミュレーションをしつつ、しっかりと対策のネタを発見してる修の視野は本当にどうなってるんでしょうね……。

データ不足してて他の隊と交渉したいとか、ライン的にOKかわからない部分がある時とか、しっかり隊長として責任を負うと言ってくれる諏訪さんも派手さはないけど格好いい。

 

各話の間に質問コーナーがあるのは恒例ですけど、今回はマニア向けに戦闘シミュレーターのスキルリストとか乗ってて、本当にマニア向けで笑った。大分作り込まれてて草。

しっかり「エスクード攻撃」あるし、「隠密狙撃」とかに対処でくる「直感回避」って影浦サイドエフェクトの再現スキルなのでは……? それを言ったら「ツインスナイプ」とかもあるし、ボーダーのエンジニア大分遊んでるな。芦原先生が「謎に楽しかった」って言ってるのわかるなぁ。

ワールドトリガー25

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(知恵絞れよ三雲…… おめーの得意分野だろ?)

 

戦闘シミュ演習が開始されることとなりましたが……。

中々に作り込まれてて、香取からは「クソゲー」「無駄に複雑」「これ作ったやつは頭が悪い」と散々な言われようですけど。

 

上層部、通常の防衛任務やら組織運営やらに加えて、このシミュレーターの作成までやってて、読者から見えない場所では遠征準備に向けた外部との交渉もやってるだろうから、マジ仕事多くてヤバそう。

部門ごとに分業はしてるでしょうけど、219話で特別課題の採点してるシーンとか、幹部集まっての会議形式にしてる場面を結構見てるので、結構時間カツカツなのでは……? みたいな気分になりますね。

 

シャッフル部隊だからこその味わいがあって、どのシーンも楽しいですよね。

これはB級ランク戦をしっかりと描いて、それぞれの舞台について詳しくなったからこそ楽しいエピソードだから、読んでて良かったぁと思います。

修が居る諏訪7番隊の描写が多いですけど、戦闘シミュへの向き合い方とか、特別課題が振られた時の対応とか、各部隊で個性が出てるのが良い。

隠岐さんが日佐人から「諏訪さんが隊長なのはラッキー」と言われた通り、諏訪さんの株がドンドン上がっていくのが個人的にはグッド。頼りになる年長者、いいですよね。

上手くいってる隊ばかりではなく、バチバチやり合ったりギクシャクしたりする隊もありますけど、これからどうなっていくのが楽しみでならない。

 

今回の遠征選別で描写が増えてきたけど、まだまだ謎が多い漆間だったり、カバー裏の片桐隊の面々のこととか、まだまだ魅力的なキャラ増やしていけるのが凄い。

自前で揉め事の種作りたくないと言ってる桃園君が、舞台に入ってすぐA級にあがったためテンパり気味の0.8人前スナイパーと書かれていたり、カバー裏情報の方が詳しいですからね。今後の活躍に期待。

でも、1人前スナイパーであろう12位が「あの程度は防御の内に入らない」とかいう変態技量持ちだからな……A級でやっていけてる0.8人前スナイパーって、普通に凄腕でしょ……。

ワールドトリガー24

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「三雲もそうだが『自分を認めてくれる仲間』がいなくても結果を出せるかどうかが問われるってことだ」

 

巻頭カラーイラスト、玉狛支部のメンバーの和気あいあいとした感じが出てて良かったですねー。

遠征選抜試験関連のエピソードで、今までやってたランク戦と比べると静かな展開が多いんですが、それでも面白いのが凄い。

 

まずは完成した11部隊を、A級はどう評価するのか。

閉鎖環境で問題が起きそうなところ、順調そうなところ。とりまる先輩が、氷見さんの印象他と違ってるのとか、それぞれで見えるものが違うのを端的に表現してて良い。

それを見た時の上層部の分析の際に、唐沢さんが諏訪7番隊あげて三雲贔屓を他2人にツッコまれてる場面は笑えた。一応、別の理由があるらしいですけど

 

そうやって外部からの解説だけじゃなくて、臨時隊長の口からコンセプトの解説をさせたり情報が順に出てくるので分かりやすい。

諏訪さんがくじの細工を見抜いていたリ、思っていたよりも視野が広い人だったんだなぁと、ガロプラ戦の時に外で指揮任されたのは伊達じゃないな感。……いやあの時は速攻で二宮に振ってましたが、適切な判断できるってことですしね。

臨時隊長が選ばれた基準とかもしっかり考察してましたし。修にアドバイスとかもしてたし、頼りになるわ~。

他の部隊も考えながら構築してる中で、若村のまだ及ばない感じが新鮮です。ワートリの学生たち、スペック高すぎるんですよねぇ……。

 

巻末には、初日終了時点での評価が掲載されてましたが。諏訪7番隊のエース、香取が得点1番だっての嘘はついてないけど、A級評価が最下位だったのには笑った。

他には漆間と菊地原もマイナス入ってて、漆間このままだと目的のボーナス遠いのでは? って気になったのと、菊地原なんで遠征経験あるのにマイナス貰ってるのよ……それだけチームの騒々しさにやられたか、非協力的だったのか。

ワールドトリガー23

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「これで余計に遠征選抜通るしかなくなっただろ?

メガネくん」

 

これで順位が確定することになるB級ランク戦最終戦、中位夜の部。

香取隊VS奈須隊VS諏訪隊の三つ巴で各隊一人落ちたところ。

それぞれに譲れない想いが合って戦っていますが……やはり注目は、ボーダーでトップクラスにギクシャクしてそうな香取隊。

 

エースの香取と若村が言い合いするのはいつもの事ですが、今回は香取が折れて若村の指示に従う形に。それで、いつもの調子が出ずに他の隊員からも様子がおかしいと思われてましたけど。

うう~ん流石指揮3BBF)というか。いや、他の隊員とかの頭の巡りが良すぎるだけで、年相応な感じだと思いますけどね、ホント。

……でも指揮3で言えば射手1位の出水もそうなんですよね。でも彼は実戦経験あるからか、大規模侵攻の時は3バカでちゃんと打ち合わせしてたからな……。

 

若村は試合中ですら「上位はどうなった」とか考えていて、集中しきれてないのも良くなかったと思います。彼、考えすぎるんですよね。

ガチガチの理論型で、その殻を破れれば上に行けるんじゃないかと思いますがどうなるやら。

 

ランク戦、なんだったらページごとコマごとに語れそうなくらいネタが細かいんですよね。

諏訪がベイルアウト直前に射撃で堤を逃がす手助けしてたり。奈須さんも想定外の時代に、弾を残していく気概があるし。

主人公たちがいないのにこんなに熱いって凄い。

 

そして、ガロプラとの再接触と交渉があって、ひとまずは穏当な感じになりそうでしたが。

陽太郎のことやボーダーの抱えていた事情とかがまた一つ明らかに。いやいや、雷神丸のことも含めてマジか。こんな重大な伏線が23巻まで隠されていたとか。

いや、これまでの積み重ねがあったからこそ、理解しやすくなっているんですけどね。

 

そう言う意味では、この次に行われる遠征選抜試験もそうで、ランク戦で各隊の事情とかを察しやすくした上で行われるからこそ、分かりやすい。

ランク戦でも接点のなかった漆間や、登場してないA級の顔見せなんかもあって、まだまだ面白くなりそうです。

チームごとの絆とかそういうものを見せて来てからの、隊員シャッフルは新鮮で凄い楽しみですね。

 

二宮が全く自重せずに東さんと千佳を持って行って悪目立ちしたからアレですけど。

古寺もしれっと木虎とってA2人態勢にしてるのがズルい。歌川も空閑持って行ったしな……。

隊員選抜時の臨時隊長たち、胸中触れられた部分と触れられてない部分あるので、選抜試験の中で明かされていくのを期待したい。なんで諏訪さんが香取とったのか、とか。

 

巻末おまけの、臨時隊長のアンケート公開も楽しくていいですね。

行きたくない隊員選んでないのも居て個性が出てる。面白さ重点の王子とか、麻雀要員を盛り込もうとしてる諏訪とか。

若村くん、隊員にコミュ力を求めてるけど、自分のも磨こうね……行きたくない人の理由が「見下されている気がする」って言うのも、自信のなさが現れてて辛い(絶対選抜試験で曇るので)。

まだ名前しか出てない、真木や草壁が「いきたくない理由」の方に選ばれてて、ますますどんなキャラか気になりました。続き楽しみ。

ワールドトリガー22

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「へぇ……にのみやさん」

「つまんないウソ つくね」

 

ついに、修たちのランク戦が決着となる巻です。

孤立したヒュースを支援しようとするも、スナイパーに張り付かれていて失敗。

その間にも苛烈な攻撃は続き、ヒュースはじりじりと削られていくことに。

3チーム6人に囲まれてなんでこんなに生き延びてるんでしょうね。

 

そして、ランク戦が描かれるたびに、黒トリガー争奪戦時の迅さんの株が上がって行く。あの人似たような事をA級相手にやったんだよな……実力派エリートすごい。

あと東隊長も、ほとんどベイルアウトしてないっていってたし、落ちた時もこんな感じだったんだろうなと予想できる。

 

ランク戦楽しいので無限にやってほしいな。いやまぁ、この後に来るだろう遠征編も、ワールドトリガーだから面白くなること請け負いなんですけど。

その後、再度ランク戦が描かれるかは正直微妙なところだと思うんですよねぇ。玉狛第二がメインを張っていますけど、他のキャラクターたちもそれぞれ来歴があって、主人公になっててもおかしくないんだよなぁ。

 

中盤で明かされた、弓場隊長の『攻撃手キラー』の異名。そしてそれに対抗するために開発されたのが『生駒旋空』、と。

修たちはコレが初めてのランク戦ですが、こういうのを繰り返して来たんだよなぁ、先輩隊員達。密度が濃い。

 

ヒュースは、追い込まれていく中でも着実布石を打って、ギリギリのところで「隠し弾」であるところの変化弾を見事命中させてました。ここで、生駒隊長を落とせたのは大きい。

ユーマのグラスホッパー爆弾(がれき飛ばしたり)も中々ですが、それをエスクードでやって車吹っ飛ばしてる辺り容赦なくて笑う。

トリオン体だから、ドッキリくらいにしかなりませんけど、絵面が普通に交通事故じゃん……

 

二宮さんと千佳ちゃんの爆撃も、これ普通に無理ゲーじゃねっていう破壊力で笑えてくる。

最後の最後、玉狛第二と二宮隊の33になって、これまでの積み重ねをしっかり実践した、見事な勝利でした。それぞれの成長にちょっと感動した。

 

エピソード間に、エンブレム解説入ってましたが……とりまる先輩が、元太刀川隊ってマジですか。え、いつ頃の話。どういう経緯で玉狛に移動したの……

今のA級メンバーとランク戦していた時期はあるんですか。どこかですでに書いたかもってあるけど、初出では???

 

カバー裏。ランク戦が終わったここで改めて玉狛第二の初期3人+オペレーターに触れられるとか激熱ですね。

修の項目で、「師匠キャラがどんどん増えて、このペースだと2050年には3800人になる」って。BBFで隊員500名以上って書かれてるんですが、軽く8倍弱いますね???

2050年まで続くとボーダーそこまで大きくなるって予言ですか? ……そこまで増えてなお3800人に上(師匠ポジ)に行かれるメガネ君の気持ちを考えた事があるか。

……メンタルペンチだから、必要だと思ったらやるよな。うん。

 

空閑、千佳ちゃん、オペレーター宇佐美と成長やスペックを実感できる話でしたが……

小南先輩だけ、「身内贔屓を微塵も隠そうとしない立派な先輩」、「解説できるのか心配されていた」と書かれているのが、うん。小南先輩だなぁ……。



ワールドトリガー21

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「最終戦 獲りに行こう!」

「「「了解!」」」

 

ネイバーとして戦場を知るヒュースが、千佳は人を撃てるはずだ、と踏み込んで。

そこから、千佳が抱えていた想いなんかも明かされる事に。

確かに。ネイバーとの戦いって、死者も出るくらいの「戦争」なんですよね。

ボーダー隊員達が覚悟決まってるキャラが多くて失念してましたが、千佳ちゃんの「結局自分のことばかり考えている」という告白は、かなり年相応に思えて、価値観揺さぶられた。君の隊の隊長がメンタルペンチのメガネだったから、ちょっと物差し狂ってたなぁ、という感じ。

 

そして最終戦前に情報収集に励む三雲たち。

ランク戦システムのお蔭で、新キャラの登場タイミングが増えるし、それぞれに見せ場があるのが強い。というか、これだけの人数抱えていて、戦法や隊員の構成が似ている隊こそあれどそれぞれの個性が光ってて、ランク戦楽しいのが凄い。

No.1攻撃手、射手、銃手が明らかになって、これでまだA級部隊で出てきていないチームがあるんだから、何巻でも続けられそうな広がりがあって楽しい。

月刊誌に移行して、たまに休載もしてますが、2話掲載も結構あって、お身体大事にしつつ続いて欲しい。

 

質問コーナーでの千佳ちゃんスパイダーのトンデモ具合とか、玉狛第1のトリガーを他の人もつかる(ただし癖が強いので使いにくい)とか。トラッパーのスイッチボックスなんかも気になりますねー。

緑間の伝手を頼りに他の隊にあいさつに行ったり、鳥丸先輩の協力のもと二宮対策をしたり。あちこちでつながっているのが楽しいです。にのまるが笑えた。ちゃんとトリオン体スーツにしてる辺り凝り性だよなーと思いました。絶対宇佐美の仕事だ。



ワールドトリガー20

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「千佳! 今のは不慮の事故だ! 気にするな! よくやった!」

 

ランク戦第七試合の決着と総評。

最期の試合に向けての準備の話。

合間で葦原先生の状況についても触れられていましたが。

手術をされて、術後に併発で発症した別の病気で再入院とかしていらっしゃったとか。

連載再開は喜ばしいですが、お身体を第一にご自愛頂きたいですねー。

 

当初の予定ではこの20巻あたりでランク戦が終わってる想定だったそうですが、余裕で終わらず。あの情報量ですからねー。ファンとしては嬉しい限りですけど。

今回もまた面白かったです。

ヒュース初参加で、相手取るチームも大変そうでしたが。玉狛内部でも、修とヒュースとで意見が違う場面が出たりして、ランク戦途中でメンバーを変えるのがリスキーなのがよくわかりました。

 

カバー裏のネタのキャラ紹介も相変わらず情報が多くて素敵。

クロ―ニンが「トリオンの形状と軌道の制御」が専門でハウンド、バイパーや迅と共同でスコーピオンを開発したとか。かなりの功労者では。

ネイバーとしての出身国はどこなのかなぁ、とちょっと気になる。

 

嵐山が1巻裏があんまりなので再登場。19歳組で京都旅行を決行したとか、なにその美味しいイベント。

広報部隊で忙しいだろうに、旅行行けたんだーと変なところで感心してしまった。

あと、結束。片桐・雪丸とともに第二期東隊で鍛えられたとか。やっぱり東さんボーダー内の育成担当なんですね……


ワールドトリガー19

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「全然ちがうね 01くらいちがう」

 

発売直後に買っていたものの、「読み終えた山」に埋もれてしまった新刊。

連載再開が本当にうれしくて……ジャンプSQ定期にしました。

2話掲載とかされてて、展開も面白いんですがお体に無理のない範囲で描いていってほしいものです。

 

スカウトに同行していた玉狛の先輩方が戻ってきて。

普段と違うレイジが見られたり、新情報が出てきたりと目白押し。

玉狛のエンジニアにヒュースがトリガーセットの相談をしてましたが……それに空閑も同行して、くしくもネイバー3人揃い踏みでボーダーのトリガーの話してるとかなんか新鮮。

 

玉狛のエンブレムについてとか、旧ボーダーについても出てきて、情報がかなり詰め込まれてるんだなぁ、と感嘆してしまう。

旧ボーダーがどうやってトリガー技術を得たのか、とか疑問がありましたが。

ネイバーに同盟国が3つあって、そこから技術を得ているようで。そして、その同盟国の援護にいって、亡くなった人、黒トリガーになった人もいる、と。

位……それでもなお戦い続けてる、ボーダーに残ってるメンバーが居るっている事実も重いですが。

 

旧ボーダーの考え、城戸司令の考え、「正しい方法を思いつけなかった」というゆりさんの発言。それを聞いているのが修というのが象徴的というか。

なんかまた新しい事を思いついてくれないだろうか、とか思ってしまう。

 

……まぁその前に、ベイルアウト機能が重くて修のトリオン能力ではこれ以上新しいトリガーを詰むのが難しいって話の方で不安を煽られるんですが。

絶対いつかベイルアウト機能外したトリガーとか使うだろ……みたいな気がしてならない。

ランク戦では、勝ちパターンであった「ワイヤー陣」を使わないという方針を打ち出したりしてますし。修のメンタルは本当怖い。

その修が感じている不安の正体が分からなくてモヤモヤするというか、怖いんだよなぁ。

 

それはそれとして。

ボーダーのメンバー、なんだかんだで仲良しですよね。

影浦の実家がお好み焼き屋のようで、そこで飯食ってる絵面が新鮮。

割とあけすけに遠征の話してるけど、隊員の実家とはいえ一般の店でそんなに情報零して良いのか……?

 

カバー裏は葦原先生とアシスタント?のこまさん。

そして王子隊の面々。王子と蔵内が元弓場隊だとか、蔵内・カシオがそれぞれ生徒会長を務めてるとか、相変わらずネタの宝庫というか、設定の宝庫……


ワールドトリガー18

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(前と同じ失敗はしない)

(もう 何もしないまま やられるわけにはいかない……!!)

 

本誌は休載中でもストックあるとコミックス出るんですね……

え、葦原先生大丈夫なんですか? 作者コメントに「最近8キロ痩せました」とかあって、不安が募るんですが。

いつまでも待ってますので、ご自愛ください……

 

収録内容としてはROUND6をすべてと、ヒュースが玉狛第二に入るためのアレコレ。まさか一日でB級まで上がってくるとはさすがに予想外。

県外にスカウトに行っていた玉狛の先輩方が戻ってくるよ、というのが最後でしたねー。

ゆりさんやクロ―ニンの顔見世は次回。となると、カバー裏もゆりさん達になるのかなぁ。

それともまた別のメンバーか。今から楽しみです。

 

しかし、こうしてまとまってみるとラウンド6はかなりテンポよく進んでたんですね。

元々王子隊が機動力が売りの部隊という事もあり、玉狛の戦術を警戒し潰しに動き回っていたという事もあって、流れが止まる事が無かった。

生駒隊の「機動型狙撃手」の隠岐が前評判ほど活躍してなかった感はありますが、生駒隊長の「生駒旋空」とか既存のトリガーだけど、使いこなして個人の技として昇華しているあたり凄いなぁ、と。

 

合間とカバー裏のネタも相変わらず面白かったです。

王子隊の独特な作戦会議時のアイコンは誰が作ってるのか気になってたんですが……王子のリクエストを受けて羽矢がデザインしたとか。

作者に「自分でリクエストしておいて自分のアイコンがこれなので王子は多分アホ」とか言われてて、こんなの笑うしかない。

カバー裏は生駒隊。スカウトされたメンバーが多くて、結構あちこちからの混成部隊なんですね。生駒が京都、水上と隠岐が大阪、海は三雲で、真織が兵庫らしいですよ。

 

 

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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