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「いい? ずっとわたしの傍にいてね。フィオレ」

「……もう。……仕方ないね」

 

出来ちゃった婚を狙って男と付き合っていたけど、子供が出来て捨てられた母によって育児放棄されて育った主人公。

生き残るために学校にも通わず……近くにあった山に入り山菜を取り、図書館で得た知識を生かして罠を作って猟をしてサバイバルした経験があったみたいですが。

最終的に施設に保護されて、中学高校にも通った上、なんとか就職して働いていた。ただ、どうしても心は荒んだまま。

 

そんなある日、死んでしまった彼女は、異世界で目覚めることに

餓死してしまったと思しき、ガリガリに痩せた体で銀髪の幼女に、主人公の魂が宿ったような形で……彼女は自分でどうにか生き延びるしかない! と前世知識を生かしてサバイバル生活を送ることに。

めっちゃ暗殺されたっぽい死体と、馬車を発見して。そこから折れた剣を借りることにしたり。木のうろに生活拠点を作ることに成功したり。岩塩を発見したりして、幸運に恵まれたのはありつつ、半年森での生活を継続できたのは凄い。

ただ、生きていくことはできても、後ろ盾もない少女が一人で社会に復帰できる見通しはなかったわけです。

 

そんなある日、森の中でなにがしかの謀に巻き込まれ、殺されそうになっている少女・ルナリアと遭遇。

ウォーレス侯爵の三女である彼女を助けることにした主人公は、自分の名前をフィオレとすることにして。

ルナリアから魔法を教わりつう、フィオレの置かれている状況について話したりして。暗殺部隊から逃げつつ、ルナリアを探してくるだろう実家の部隊と合流するのを目的に動き始めることに。

 

フィオレは転生者としての経験値がありますけど、極限状態だからというのはあれど、ルナリアも割と強かですよねぇ。年相応の部分も、あるんですが。

危うい場面もありましたが、なんとか応援と合流できたし。フィオレを気に入ったルナリアが傍に置いておこうとしてますから、生活の拠点とか諸々の問題も解決したのは良し!

……ルナリアが暗殺されかけたことや、フィオレが森の中で見つけていた亡骸の件とかもあって、派閥闘争が激化しそうって問題はありますが。膿は出し切らないとマズいですからね……時間の問題ではあったか。