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「ううん。幸せになんてなれないよ」

 

母の浮気によって両親が離婚し、父に引き取られることになった主人公・湊。

しかも離婚調停中に、湊のことを「当時の浮気相手の子」ということを暴露してくる毒母っぷり。

それでも父は「自分の息子だ」と彼を引き取って、いっしょに暮らしていたわけですが……そんなことを知ってしまっては、どうしても距離を測りかねてギクシャクしていたようです。

 

離婚から三年が経ち、高校生になった湊が半年つき合った彼女と別れた日の夜。

父親が再婚するという話を聞き……相手との顔合わせに行ってみたら、相手側も連れ子の姉妹が居た上、妹がまさに最近振ったばかりの元カノ・芽衣だった。

義姉となった真姫には明らかに歓迎されていないし、芽衣は別れたというのにグイグイアピールしてくるし。

 

恋愛から距離を取ろうとしていたのに、向こうの方からぶつかってくる状況に、彼の心は揺さぶられることになっていくわけです。

元々過程がギクシャクしていたところに、家族が増えることになって。彼のキャパが限界を超えた結果、間違った方向に転がり落ちて生きそうだったのはハラハラしましたが。

そんな彼を引き戻そうと芽衣が動いてくれたのは、良かったですね。