気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

三雲岳斗

ストライク・ザ・ブラッド10 冥き神王の花嫁

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「大丈夫です。セレスタさんに言ったことは、嘘ではありませんでした、から」
(略)
「ずっと好きでした。雪菜ちゃんのことも、お兄さんのことも・・・・・・」


今回はこれまで活躍できなかったキャラに焦点を当ててみようって趣旨があったそうで。
まぁ、それは成功しているんじゃないですかね。
というか、出番はそこそこあるのに、見せ場がない浅葱にもうちょっといいところを・・・
いや電子の女帝として要所要所で活躍はしていたり、かなりすごいことやっているはずなのに、浅葱ってどうしようもなく不憫というか・・・ここまでくると、それでこそ浅葱って気がしてきますけどね。

相変わらずの戦闘狂なヴァトラーがまた火種を持ってくるわけですよね、古城に。
自分の楽しさのためなら本当に手段を選ばないなぁ、あの人。
混沌領域に恩をうって、厄介な手札を入手していますし、次回はあれが古城にぶつかってくるんですかねー。
どうせなら12の眷獣全てみたいものなので、その辺に頑張って欲しいとは思いますけど。

そして最早安定というレベルを通り越して、正妻の座を確固たるものにしてる感のある雪菜。
過去の一端についても触れられてましたし、その関係の話もそろそろ出てくるんですかねー。
だとしたら、今回は帰省して後半出番なしだった古城の妹の方で話が進むんだろうか。
なんか古城の祖母は結構なコネを持っているようで。そんな人が只者のはずもないというか。
登場したりするのかなー。

しかしまぁ、古城と雪菜の関係が安定しているのはいいんですけど、毎回決めゼリフが同じなのが、ちょっとマンネリ気味かなーとか思います。
別の相手と共闘するときはあっても、ラストは古城と雪菜だからなぁ。
順当に正妻ルート直進している感じですか。
雪菜の目を盗んで今回は、夏音から吸血していますけど・・・あれ、王女様に再登場フラグたってますか?
あの王家は・・・あそこはあそこで結構濃いよなぁ・・・

不憫でお馴染み浅葱の「カインの巫女」っていうのもかなり重要な要素なはずですけど。
10巻まできましたが、まだまだ不透明なところが多いですねー。
おいおい明らかになっていってほしいものですけれど。

ストライク・ザ・ブラッド (10) 冥き神王の花嫁 (電撃文庫)
三雲岳斗
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-03-08
 

アスラクライン2 夜とUMAとDカップ

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「彼女がいなくなったら……悲しい?」
(略)
「……だったら、もう、機巧魔神を使っては、だめ」


機巧魔神という存在、学校の暗部というか、生徒会の特殊性に巻き込まれていった智春たち。
今回も厄介ごとがやってくるわけで。
そういう星の元に生まれたんだよ・・・ま、色々騒動に巻き込まれていくのは、ある意味必然なんですがね。

新入生のオリエンテーション合宿。
そのイベントが行われる先で、UMAの目撃情報が?
悪魔と機巧魔神とかが居るならUMAだって居るかもしれない。
嘘くさいと思いながらも、合宿先にそんな噂があるなら調べないといけないと、調査に赴くが空振り。
全く手がかりなしってわけでもないですがね。
合宿前に手を打っておきたかったのに、それに失敗したという感じで。

結局合宿中も、湖に気を配りながら色々とやることに。
しかしタイトルからして想像ついたような気もしますが、なんとも阿呆な条件下で出現する存在もいたもんだというか。

情報が小出しになっている感じがありますよねー。
今回は悪魔と使い魔について。
悪魔が危険視されているわけっていうのも少しわかってきましたけど。
あちこちで、微妙な距離感が構成されていってるのがまた。
ごちゃごちゃしているというよりは、対処に追われてドタバタし通しという印象ですが。
嫌いじゃないです。


アスラクライン

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『闇より暗き、深淵より出でし……其は……』
『其は、科学の光が落とす影――!』

幽霊憑きの少年、夏目智春。
その幽霊である幼馴染の少女、水無神操緒。
智春には、有能で世界を飛び回る直貴という兄がいた。

兄は有能だがトラブルメイカーでもあり、智春は色々と巻き込まれてきていた。
高校に通うにあたって兄の住んでいた家を借りることにしたのだが、そこに、兄の知り合いが訪ねてきて。
新しいトラブルの種がやってきて。

兄の通っていた高校には、色々と変人が集まっていて。
生徒会が3つあるという時点でまぁ、すごい事だけど。
悪魔を名乗る巫女、同じように幽霊憑きの生徒会長、トランクの中に封じられていた謎の兵器。
破滅を約束された世界。二巡目の世界に生きる彼らの物語。

まだまだ序章、といった感じですね。
悪魔とか、アスラ・マキーナとかそういう世界を構成する要素に触れていって、智春が学校での立ち位置を決めるところまで。
既に完結しているシリーズで、最後まで読んでいるんですけどね。
悪魔の能力とか、今後の流れも割と好きです。

アスラクライン (電撃文庫)
三雲 岳斗
メディアワークス
2005-07

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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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