ジーク けど、エアみたいな扱い方してると、ルーは孤独だぞ。
エア あのね。神とは本来孤独な存在なの! 今は下野なさってるからこうして一緒に遊べるけど、本来は人の手に触れることもできない、目にすることも叶わない方なの!
ジーク なるほど(手をポン)だからオレ、神になるんだ。
一同 おおおう(笑)。
三十九話と四十話の二話収録。
リプレイ完結巻であります。
長く続いたシリーズの、期せずして読めることとなった続編。
まぁ、途中数年刊行の間があいてもどかしい思いもありましたが、無事に終わってほっとしております。
最終話予定のシナリオで事故って急きょ延長! とかありませんでしたし。
三十九話は、行方不明になった女帝を探すお話。
元々脱走癖を持っているので、「自分で出ていったのか」「連れ去られたのか」をまず考えないといけないというのがまた。
ただ敵に魔神使いが居るので、戻ってきたらドッペルゲンガーな展開になるとヤバい。
いつものこと、ではあるけれど、状況的にヤバさがちょっと違う。
まぁ、そんな中でもぞんざいズはいつも通りでありましたけどね。
四十話はついにラスボスと対面……なんですが、じつは彼らいい感じにすれ違ってて、最終決戦でようやく対峙したんですよね。
GMもどこかで一度合わせて因縁持たせたかったのに……と零していました。
念願の面白妖精も出せたみたいですし、とりあえずは良いオチが付いたんじゃないでしょうか。