「楽しかったんだ…
ふいうちだなあ」
新学年スタートで行われる委員会決め。
白石君は手を挙げても気付かれないから、最初から「余ったやつで……」と諦めきってました。
そんな彼は去年環境委員会で花壇を担当していたとか。そこもしっかり押さえてる久保さんは、本当によく見てますが……「何もしてないのに雑草が生えてこない花壇」っていう七不思議になっていたとか、なんでよ。笑うしかない。
自分は気付かれにくいけど、自分が世話した花には多くの人が気付いてくれる。
それが結構気に入っていたみたいで……久保さんが環境委員に立候補して、白石君も引っ張っていくことに。
環境委員の顧問してる先生が、手を挙げていたのには気付かなかったけど、去年も担当してくれてた花壇は綺麗だったと言ってくれたのは良かった。
自己肯定感最低値な白石君、放っておくとドンドン沈んでいきますが……。
久保さんの前で「友達いない」と言ってしまって、ぷくーって顔膨らませてる久保さんがとてもかわいかった。
白石君の中でちょっと認識少し進んだけど、久保さんはずっと(友達かぁ……)ってなってしょげてるのがちょっとかわいそうだけど可愛い。
それがあったからか久保さんの距離が近くなってきたというかアピールが増えた……か? 変わらないかも。
でも映画デートして白石君も結構意識してたっぽいし、どんどん変わっていくよなぁと微笑ましかった。
エピソード44は、久保さんが白石君を認識してからの話。あまりにも見つからないのに、自分は見つけられて……スルーされまくってるのを遠くから見守っていた模様。
その後に描き下ろしの短編で、白石くんから久保さんにあいさつするきっかけになった1年生の頃の話が描かれているので、本当に仲が良いというか。困惑してる白石くんと、楽しそうな久保さんがとても良かったですねー。