気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

久保さんは僕を許さない

久保さんは僕を許さない4

ico_grade6_3h

「楽しかったんだ…

 ふいうちだなあ」

 

新学年スタートで行われる委員会決め。

白石君は手を挙げても気付かれないから、最初から「余ったやつで……」と諦めきってました。

そんな彼は去年環境委員会で花壇を担当していたとか。そこもしっかり押さえてる久保さんは、本当によく見てますが……「何もしてないのに雑草が生えてこない花壇」っていう七不思議になっていたとか、なんでよ。笑うしかない。

 

自分は気付かれにくいけど、自分が世話した花には多くの人が気付いてくれる。

それが結構気に入っていたみたいで……久保さんが環境委員に立候補して、白石君も引っ張っていくことに。

環境委員の顧問してる先生が、手を挙げていたのには気付かなかったけど、去年も担当してくれてた花壇は綺麗だったと言ってくれたのは良かった。

 

自己肯定感最低値な白石君、放っておくとドンドン沈んでいきますが……。

久保さんの前で「友達いない」と言ってしまって、ぷくーって顔膨らませてる久保さんがとてもかわいかった。

白石君の中でちょっと認識少し進んだけど、久保さんはずっと(友達かぁ……)ってなってしょげてるのがちょっとかわいそうだけど可愛い。

それがあったからか久保さんの距離が近くなってきたというかアピールが増えた……か? 変わらないかも。

でも映画デートして白石君も結構意識してたっぽいし、どんどん変わっていくよなぁと微笑ましかった。

 

エピソード44は、久保さんが白石君を認識してからの話。あまりにも見つからないのに、自分は見つけられて……スルーされまくってるのを遠くから見守っていた模様。

その後に描き下ろしの短編で、白石くんから久保さんにあいさつするきっかけになった1年生の頃の話が描かれているので、本当に仲が良いというか。困惑してる白石くんと、楽しそうな久保さんがとても良かったですねー。

久保さんは僕を許さない3

ico_grade6_3h

「いろいろなことに気付けなくてごめん」

「…私のこといっぱい考えてくれたんだ?」

 

エピソード2132までを収録。

熱を出した白石くん。先生から声かけられるまで存在にクラスメイトは気付いてなかったけど、久保さんは気付いていて。

メッセージを送りたいけど「なんて送ったら迷惑じゃないかな」ってもじもじしてる久保さんが可愛いですね。

次のエピソードで、久保さんが熱を出して保健室に行く場面で遅刻した白石君が送っていくので、心配する構図が対になってていい感じ。

 

白石君の存在感の薄さを試す実験として、相合傘を提案して来る久保さん、かなり彼の事好きなんだよなぁ……。

「一緒の傘に入ってバレるかどうか」の実験風景はなかなかに微笑ましい。

誰にも見られないように遠回りしようとした白石君に「もしかして狙った?」って言う場面の久保さんが可愛い。

 

久保さんの従妹の沙貴との接点が2巻で出来てましたが、今回も出てきて。

彼女の心に刺さる言葉遣いを白石君がするものだから、また良い反応してくれて楽しいですね。

花見の買い出しに久保家の面々が出掛けたスーパーで、白石君を見つけて吸い寄せられるように近づいてきた構図も面白かったし、流れで一緒に花見してるのもいい感じでしたね。

進級してクラス替えもあったけど、同じクラスで隣の席に慣れた2人の微笑ましい様子をこれからも見守りたいですね。

 

久保さんは僕を許さない2

ico_grade6_3h

「できないことをさ できるようになろうと頑張ってるのを笑ったりはしないよ」

 

エピソード1120までを収録。

存在感が薄い白石君。けれど、久保さんはいつも彼を見つけてくれた。

年越しの瞬間、「あけましておめでとう」と友達に送りたいから起きていたい久保さんの提案で電話してみたら、慣れてない白石君がテレビ電話をかけてしまって。

びっくりしちゃったと言いつつ、パジャマ姿で出る久保さんが可愛い。彼女が一番最初にあけおめって言ったの、白石君何ですよねぇ。いいなぁ。

 

違う靴下はいてきちゃった日に、久保さんが珍しくタイツを履いて来てた日とか「足見てたんだやらしー」のコマとか、久保さん生き生きしてるんですよねぇ……。

バレンタインとかも、気付かれない白石君にとっては影響が全くない日だったはずが、久保さんから贈られて。

仲良い女子が彼女しかいない時点で気づいていいようなものですけど、これまでの積み重ねが彼から自信を奪っている……。

机の引き出しにこっそり入れられていた品を見て、「誰か! 僕の机にお菓子置き忘れてるよ!」って真っ先に思ってしまう時点でもう涙が止まらない。

 

ちなみに久保さんは料理音痴らしくて、そんな彼女が贈りたくて頑張って作ってるのいいですよね。

お姉さんがちょっかいを出したくなる気持ちとか、久保さんの女友達たちが微笑ましく見守ろうとするのが良くわかる。本当可愛いんですよ。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ