気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

京一

少年アウルのほんわか異世界ライフ~新しいご主人と巡り合い最強パーティとゆったり生活します~

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「ノーヴェ、あいつは普通だ。背伸びすんのが子供の特権だろォが」

(略)

「まわりが自立した大人ばかりで、自分は与えられるばかり。同等になりてェんだろ。いかにも子供らしいじゃねェか」

 

主人公のアウルは、とある商会で過酷な扱いを受けていた奴隷だった。

ある日痛めつけられる中で何かが砕ける音を聞き……そこから、前世の記憶を取り戻したわけです。

もしかしたら自分が聞いた何かが砕ける音は、今までの自分というか、魂的なナニカが壊れた音かもしれない、なんて思う位には状況は悪かった。

 

底辺の扱いで過ごしていたわけですが……ある日、商会が検挙されることになって。通常なら親のいない子供を引き取る養育院送りになるところ、精神が大人な彼は同世代の子供と一緒の生活をするよりかは、外に出て働きたいという意欲の方が強くて。

虐待するような扱いの奴隷は違法だけれど、雇用形態としての「奴隷」は存在して。肉体的にはまだ子供のアウルが働くためには「奴隷」である方が都合が良かった。

 

そんな彼が出会った主人が冒険者のハルクという青年だった。

ちょっと抜けているところもあるけど、ランクが高めのパーティーに所属する実力者で。

名前の無かった主人公に、アウルという名前を付けてくれたのも彼なんですよね。そしてハルクのパーティーメンバーたちも、調査依頼でやってきた拠点でもない街で唐突に奴隷を買ったことについてハルクを詰めつつも、アウル自身に問題はないからしっかりと保護したり、面倒見てくれるのが良かったですねぇ。

 

ハルクたちのパーティー、まさにアウルが居た商会で蔓延していた薬物についての調査の為に来ていたそうで。

アウルが知っていた情報で進展した部分もありましたし、結構ハルクと出会えたのは運命的だったと言えるのでは。

暁の魔女レイシーは自由に生きたい1 ~魔王討伐を終えたので、のんびりお店を開きます~

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「求める水準が高すぎるんだろうな。一つができないだけで全部ができないように感じちまう」

「そんなことない……」

「そう思うってんなら、何度でも否定してやる。いいか、お前はすごい。すごいんだよ」

 

魔王を討伐した勇者パーティーの一人、暁の魔女と謳われるレイシー。

彼女は平民の孤児であったが、その魔術の才能を見出されて勇者パーティーに加わった一人で……戦いが終わった後、彼女はその才能を取り込むべく貴族に嫁入りすることが決まっていた。

そのため彼女は旅の最中ずっと使っていた杖を破棄しようとまでしていたんですが……婚約者だったボンボン息子が浮気していたことが発覚。

 

勇者ウェインの助けも受けて、婚約を破棄することが出来て。そして彼女は、魔王討伐の褒章として与えられるはずだった「願いを一つ聞いてもらえる」権利で、国に縛られない自由な立場を得ることに。

国内の村に屋敷を与えられたわけですが。勇者パーティー時代のレイシーはいつもローブを被って仲間の影に隠れていたため、民衆に顔が知られていなかった。

勇者パーティーの絵姿なども売られているが『暁の魔女』というあだ名が影響して、本来黒髪のはずなのに赤髪になったり、噂に尾ひれがついて全く別人のようになっていて。

だから、直ぐに村にやってきた少女=暁の魔女とバレず、穏やかな時間を過ごせていたのは良かったですね。

 

レイシー、国一番と謳われる魔術の才能は確かにあって素晴らしいんですが……それ以外の部分がポンコツ気味だからな……。

仲間だった勇者ウェインとは話せるけど、どうにもオドオドしてて小動物っぽいし。研究に専念しすぎて、食事をおろそかにするし。

でも狭い世界に生きていた彼女は自由を求めたところから、少しずつ着実に成長していってるんですよね。

与えられた屋敷にはちょっとした曰くがあって、その問題を解決したり。村の人々の交流に不慣れながらも挑戦し、受け入れられていったり。

 

その中で戦闘用の技術である魔法を、生活を便利にする方向で応用していこうと考えて、何でも屋『星探し』を開店して。

旅の時には微妙に距離があった戦士のブルックスから依頼が持ち込まれて、改めて友人になったりと温かい世界でほっとしましたねぇ……。

レイシーの家で一緒に暮らすことになる魔物2匹が可愛かったですね。

巻末の書下ろしは『竜のポスト便』。手紙配達をする仔竜についてのエピソードなんですが……レイシーのところにいる魔物たちが仲良くなってて微笑ましかった。

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ちゃか

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