ico_grade6_3h

「粗削りだが面白い案だ 事業として詰めてみようか」

「ありがとうお父様!」

 

コミカライズ作品。15話を収録。

第二王子の婚約者だったものの、突如婚約破棄されてしまった令嬢サラナ・キンジェ。

平民の聖女と恋に落ち、それを王家も祝福し……サラナの方に問題があったかのような嘘をでっちあげてきて。

口止め料込みで慰謝料も押し付けられて、従わざるを得なかったとか。

問題だらけの故郷で過ごすよりは、サラナの父親は爵位を返上し妻の親戚を頼って、隣国であるユルク王国ドヤール領に移住することに。

 

突如やってきた一家をドヤールの人々は歓迎してくれて……特に祖父のバッシュは孫娘を猫かわいがりしてましたが。

転生者でもあり、王子妃になる教育を受けていたため、知識豊富なサラナからすると穏やかすぎる日々は退屈でもあって。

村長家にお邪魔して、代々の日記を読ませてもらっていたら、傾向的に冬に大雪が降る可能性に気が付いたりするんだから、優秀ですよね。

気付きが優秀すぎて、国家事業になったりして彼女の手を離れてしまうことになるんですが。

 

……そうやって空いた時間を、祖父への贈り物作りの準備に使って、水筒とか魔石で稼働する卓上ポットとか色々開発して、関係各所を驚かせることになるわけです。

優秀さを見せつけた結果、ドヤール領に王族の視察が入ることになったわけですが……王弟殿下とその側近、発案者であるサラナが同行しようとしたのを「女が王子に近づこうとしてる」と見なして突っぱねたの、感じが悪かったですねぇ。

王子に婚約破棄された結果ドヤールに来てるのを思うと、残念王子しかいないんだよな……。