気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

冒険王ビィト

冒険王ビィト18


「ボクらが活かされた理由がきっとあるはず 一緒にビィトたちのために力を尽くしましょう」

「ライオ……死ぬのはそれからです!」

 

ライオを奪還して無事に帰国したビィトたち。

キッスに審判が下される日が近く……王様は、なんだかんだ言いつつ彼を気にかけていて、一日中べったりだとか。

王様がキッスの事を知って彼を認めて行ってくれてるの、良いですね。

 

天撃の才能がずば抜けているから必要としていないから才牙が目覚めないのだろう、というカルロッサの説も半分くらいは合ってるだろうとしつつ、キッスが自分の力に自信がない……自分を認められていないから、才牙に目覚めないのだろうなんてアドバイスもくれて。

王様が下した審判が、「バスターだから戦いの中で罪を償え」というのが良かったなぁ……。それはそれとして、奥義を一回見せただけで模倣されてるのはちょっと笑っちゃった。

 

ライオが意識を取り戻して、クルスと再会していたのも熱い展開でしたし。

ビィトが変わらず暗黒の時代を終わらせる熱意を持って進み続けていて、スレッドもここに至って戦士団への参加を表明。

陣容が厚くなったところで、魔賓館があるというエンドワールドへ踏み込む依頼が齎されて。順調に彼らも成長しているのが分かって良かったですが……終盤の展開には驚きましたね。予想外の動きする鬼札すぎる。

冒険王ビィト17

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「それに…賭けられるか?」

「おめーとは会えばケンカばかりだけど…腕を信じなかったことは一度もねぇ」

「賭けるに決まってんだろ!」

 

スレッドがドクターから事情を聞いたうえでビィトに合流してくれたのがありがたかったですねぇ。

ライオが未だ生きているけど操られているという情報を得た上で、それに対処できるだけの腕を持っていたわけですし。

良く喧嘩する相手だけど、腕は信じていると頼れる兄貴分の対処を一任したビィトとスレッドの信頼関係、結構好きです。

 

幽霊船の外で戦っていたポアラが翼の騎士の助言を受けて、才牙に覚醒。

ゴリッゴリのパワータイプって感じでしたけど、実に彼女らしくて良かったですねぇ。

その後、幽霊船でのヒスタリオ戦に加勢しに行ってましたけど。女性陣への依頼が「ぶっ叩け」で「得意分野」と返すあたりが、らしくて笑った。

ビィト、ポアラ、キッスにスレッドミルファ。5人そろってヒスタリオと戦うことになってましたが……自分自身に奥義・牙流転生を使ったヒスタリオ、厄介過ぎましたねぇ。

倒すに倒せず、最終的には斧の必殺技に頼ることになっていましたが。逆にここまで頼れるブルーザムの才牙の頼もしさよ……制御できないと自爆技になる怖さもありますけどね。

 

最後の煽り文で、魔人との最終決戦の火ぶたを切ることになる事件の決着、と謳われていて、シリーズの決着も近いのかなぁとちょっと感慨深くはなりましたね。

……掲載誌が季刊誌なので、なんだかんだまだ年単位で続いてくでしょうけど。ぜひ完結までを描いて欲しいですね。

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ちゃか

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