気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

冒険者アル

冒険者アル~あいつの魔法はおかしい~@COMIC2

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「ちゃんと教えたんだがな 学ばん奴だ」

「心の中ではそう思ていても」

「口ではああ言っておくくらいが賢いってもんさ」

 

610話を収録。

賊の拠点を制圧した際に、魔法のスクロールを発見したアル達。

それは「禁呪」と呼ばれる、犯罪に利用される可能性が高いため習得が禁じられた呪文の一つで。

その中でも遺跡に行くなら必要で、冒険者なら黙認しているという『開錠』呪文と思ったことでバーバラはアルが持っていくことを容認。

しかしその実、呪文の書の正体は『隠蔽』呪文という、その名の通り見張りをかいくぐったりできる隠密の魔法で。

 

アル、人助けしたりする善性はあるけど、魔法関連では歯止め効かない魔法バカだからなぁ……それは良いとしてもバーバラにあっさり隠し事見抜かれてるので、もうちょっと腹芸出来るようになった方が良いと思うよー、と言う感じ。

 

賊の人質に取られていた宿屋の主であるラスとその息子タリ―を助けたことで、格安で止めてくれることになって。

その宿に泊まっている先輩冒険者オーソンが色々と教えてくれる親切な人だったのは幸いでした。

オーソンは足を負傷したこともあって、以前組んでた相手であるブレアと別れてソロ活動することになったみたいですが。

アルって言う常識外れの魔法使いと一緒とは言え、かなりの戦果上げられるベテランで頼もしくて良いですねぇ。

ブレアの方は順調に落ちぶれているというか、失敗続きで素材の買取を断られたりしているのは正直ざまぁって感じではある。

冒険者アル~あいつの魔法はおかしい~@COMIC1

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「こわいけど…がんばる?」

 

15話を収録。

人間のほかに蛮族や魔獣が生息し、その脅威を排除しきれていない「辺境地域」が残るとある大陸。

主人公のアルは辺境地域にあるチャニング村を治める騎士爵ネルソン家の三男坊。

幼少期、妹たちと遊びに出かけた先で蛮族であるゴブリンと遭遇。

別れ別れに逃げることになった結果……アルは祖父に助けてもらえたけれど、妹は結局消息不明になってしまって……。

 

襲撃された恐怖から暗がりを怖く感じるアルを救ってくれたのも、祖父の魔法だった。

あたたかい灯の魔法を使ってくれた祖父に憧れ、彼に魔法を習うことに。

呪文の習得は難しいという事でしたが……アルは幸いにして才能に恵まれて、魔法を習得することが出来た。

三男ながら中級学校に通い、卒業することも出来て。祖父のような冒険をするため、「魔法使い」の冒険者になるために故郷を離れた矢先……。

 

襲撃を受けている馬車を発見し、そこに学友を発見したことで助けに入ることに。

若いながらも多くの魔法を扱えるし、他の誰とも違う「アレンジした魔法」を使える存在だった。アルは魔法のアレンジについて別に秘匿してないけど、再現できた人はいないとか。

……呪文の書は高級で、貧乏騎士家のアルには手が出ない。でも中級学校に通っているときは、制限付きでも許可が出ている呪文の書を見る事が出来た。

だから時間いっぱい習得のために机にかじりついていて……同級生たちからは「交流も何もかも放り投げている変人」と思われていたっぽいのは、ちょっと笑ってしまった。

それだけの熱意があったからこそ、今の彼があるので悪いことではないんですけどね。

冒険者アル3 あいつの魔法はおかしい

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「ついに出発ですね。アル様、この三日間、私はずっとわくわくしていました」

 

キノコ祭りの日に合わせて、秘密裏に年を離れることにしたアルとパトリシア達。

パトリシアは存在を秘匿するためにしばらく領主館に引きこもっていたこともあり、久しぶりに外を歩ける上に慕っているアルも隣にいるため、楽しそうでしたけど。

かなり早い段階で追手がかかったの、敵側も本気ですねぇ……。

寄ろうと思っていた村が監視されている可能性が高くなり、古代遺跡の噂があったので探してそこで止まることにして。

ついでに探索して魔法で保護されていた剣と、呪文の書を発見できたのは儲けましたね。

 

テンペスト王国の王族であるパトリシアを連れて、テンペストのアシスタント・ゴーレムだったマラキに会いに行って。

テンペストの研究塔を目指すことに。マラキの把握していた座標に塔が存在しなかったのには焦りましたが……位置こそ変動していたものの、設備が健在だったのは助かりましたね。

防衛用ゴーレム用のパーツとか資材とか枯渇していて、危うい状況ではあったようですけど。新しい所有者としてパトリシアが認識されたことや、保管されていた転移の魔道具を使ってレビ商会の人々にあるが気軽に会いに行けるようになって、資材の補充とかも目途がつきそうなのは良かった。

 

逃避行の間に、パトリシアがレスター伯爵第二夫人のアグネスから贈られた、恐らく盗聴機能かなにかがる魔道具を逆に利用して、パトリシアの死を偽装することには成功。

信頼できる人だけがパトリシアの生存を知ってるという状況の中で、パトリシア達を研究塔という安全な場所において、アルは外の世界で情報収集だったり、ナレシュに会いに行ってその仕事を手伝ったりとかしているわけですが。

 

混乱の最中ではあったみたいですが、パトリシアの婚約者は生存しているっぽいし。

タバサ男爵夫人と言うパトリシアの母親に仕え、パトリシアの教育係も務めていたそうですが。パトリシアが13歳とかで、タバサ男爵夫人が20代後半って……思ったより若いな? タバサ男爵夫人の身の回りの世話しているのが10歳の少女ドリスだったので、この世界では珍しくないのか? 母のような人、と思われていたっぽいですけど、ワンチャン姉……っていうには幼少期の10歳差は大きいか? とちょっと本筋じゃないところに引っかかったりしましたが。

 

アル、現代の魔法使いたちが気付いていなかった、魔法にはアレンジできる部分があるのを発見し、自分なりに工夫して使ってる上手い魔法使いで。魔導師団の隊長を務めた経験があるゾラ卿からも、呪文拾得の早さと威力にはお墨付きを貰えていたのはお見事でしたね。

魔導師団としての経験のあるゾラ卿は護衛の時は、探知・発見系統の呪文を切らすと死に繋がりかねないと常時発動を心掛けているみたいですが。冒険者であるアルは、必要なタイミングに切り替えて使っていて、そのあたりに意識の違いがあるという指摘もしてくれて。認めるところは認め、危ういところもあると指摘してくれたのは良かったですね。

 

パトリシアとの関係がある以上、アルも政治的な問題から逃れられないでしょうに、ナレシュの難しい立ち回りとかを見ても、どうにもまだ他人事感があるというか。受け止め方に距離があるのが、若干今後に響きそうかもなぁとは思ったり。

パトリシアの婚約者が活きているとかの諸問題もありますし。敵の魔法使いヴェールが、蛮族にアシスタント・デバイスを与えて支援していた疑惑まであり、妹を蛮族に奪われたアルからすると許せるはずもない悪行で。パトリシアの敵がアルの敵でもあり、そういう意味では心配ないですけど。そういった問題を超えていく中で、アルの意識問題も変化しってほしいものではありますが、さて。

冒険者アル2 あいつの魔法はおかしい

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「どうすれば、良かったのかな?」

(略)

「ゴホン、別に忘れる必要なんてねぇんだよ。心の中に仕舞っておきゃあいい。誰だってこういう事の一つや二つあるだろうぜ」

 

テンペスト王国から逃れて来た王女パトリシアを発見・保護し、辺境都市レスターの縁者に届けたアル。

パトリシアに仕える女騎士ジョアンナはアルをパトリシアの話し相手として呼びたいと言っていたが、アルは一介の冒険者に過ぎず。どうするのかと思ったら、ナレシュの臨時雇いの従者として、パトリシアと会う機会を作ってもらうことになって。

 

まぁ従者として雇われている関係で、その期間に魔物狩りが行われることになって、アルも同行することになっていたわけですが。

……魔物側に、アシスタント・デバイスを持っている奴が居たり、パッと名前が出てこないような珍しい上位の魔物が居たりと、こちらが想定していた以上の備えをしていたので、アルがフォローに入っていなかったら結構な被害出ていたでしょうね……。

 

隙間時間でアルはエリックの元を訪れて、浮遊眼呪文の習得をしようとすることになって。

その際に呪文のアレンジ……アルの言い方だとオプションとしてアレンジできそうなところについても情報を伝えて。

アル、過去の魔導師テンペストのアシスタントだったマラキと再び会って交流する中で、過去の魔術師はアルみたいに呪文にアレンジを加えていたという話も聞くことになったわけですが。

 

後にレダがアレンジ可能な状態で浮遊眼呪文の習得に成功したのは目出度かったですねぇ。

ただ発表の際に周囲の思惑もあって、エリックやレダの功績として扱われてしまってるということで、習得に成功したレダや発表したエリック達が、アルに対して申し訳なく感じているの、善性を感じて良いですねぇ。

アルは立場の無い自分だと名誉を与えられても困るし、そもそも信じてもらえないかもしれないという事で、あまり頓着してなかったのが救いか。

 

マラキの守護しているテンペストの墓所を探るように、テンペスト王国の軍隊が動いているのをアルが発見したり。守護の為に引っ越しの手伝いをした後、帰還したらレビ商会を監視している輩を発見したり。

パトリシアとは身分の差がある、と一線を引くようにしていたわけですが。そんな彼女に縁談が持ち掛けられている、という話を聞いて自分の本当の気持ちに気付くことになったりもして。

一方パトリシアを狙った暗躍が激化しているのも感じていたことから、アルは最終的にパトリシアと一緒に行動することになったわけですが。どうせなら2人に幸せになって欲しいものですが、どうなりますかねぇ。

冒険者アル あいつの魔法はおかしい

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「ねぇ、じいちゃん。暗いのがこわくて、こわくて……。どうしたらいい?」

「何を言っとる。儂だって暗いのは怖い。何が潜んでおるかわからぬからな。じゃが、そこから目を瞑って怯えているだけでは生きてゆくことはできぬ。だから頑張るしかない。儂のいう事はわかるか?」

 

ゴブリンやオークなどの蛮族、通常の獣よりも強い魔獣が存在する世界。

人々が団結し国を作り開拓を進めているようですが、未だ開拓できてない未開地域や完全に蛮族を排除できてない辺境地域なんかはどうしても存在するみたいです。

主人公のアルは、そんなレイン辺境伯の領内にあるチャニング村を治める騎士家に生まれた三男。双子の妹イングリッドと仲良く過ごしていたようですが……。

ある日侍女を伴って野イチゴ採取に出かけた時、ゴブリンに襲われてしまって。アルは運よく生還できたものの、イングリッドは発見できずに死亡と判断されることに。

 

そんな経験から暗いのを恐れたアルに、過去冒険者として活動していたこともある祖父が光呪文を見せてくれて。

祖父のように魔法を使いたい、思ったアルはそれから祖父から教えを受けることに。騎士家の三男ということもあって、家を出ることも決定していたというのもあるでしょうけど。

そして十五になった時、彼は貴族の三男アルフレッド・チャニングではなく冒険者アルとして新しい一歩を踏み出すことになるわけです。

 

彼は幼少期から祖父の使う光呪文が、他の人の使うものよりも温かい気がすると感じていて。そこから、魔法を習得の際のイメージが影響しているのだと考え、実際自分で光呪文を使う時に明るさの調整が出来るようになっているあたり多芸ですね。

熟練すると多くの本数を放てる「魔法の矢」呪文も、アルにかかれば複数の矢を一本にまとめることで、威力か飛距離を伸ばす方向に調整することも可能だそうで。

アルはそういった魔法に存在するアレンジできる部分を「オプション」と名付け、活用しまくっています。それがタイトルにもある「あいつの魔法はおかしい」と言われるゆえんなわけですね。

十五で旅立つ前に学校に通っていた時とか。冒険者として活動を始めた作中においても、アルは聞かれれば割とさっくりこの情報を開示しているみたいですが。

 

今のところアル以外に再現できた人が居ないのが、惜しいところではありますね。再現性があって汎用的に使える技術としてまとめることが出来れば、アルの名前は魔法史に残ることになりそうなものですが。

……冒険者として古代遺跡探索とかしてみたい、と思っているアルの望む方向の栄達ではない気もする。

祖父からいろいろ教わってるとは言え、まだ若いし未熟な部分もありますが。その力を駆使して、出来る範囲で人を助けようとする概ね善性の人ですし。彼に助けられた人達も、その恩に報いようとしてくれるので、安心して読めるという印象でした。

 

……まぁアル、犯罪に使われる可能性が高いから禁術指定されている隠蔽呪文を習得できる書が見つかった時、こっそり習得したりしちゃう一面もあるんですが。

犯罪利用考えているわけではなくて、遺跡探索をしたいアルにとって有用だったり、魔法バカでもあるから習得できると楽しいから習得しちゃった、みたいな緩さも同時に持ってるから、そこまでは気にならなかったですかね。

禁呪のなかでもかけられた鍵を開錠できる呪文とかは、遺跡探索に有用なので黙認されているケースもあるみたいですし。

彼の使うオプション機能に興味を持った人が居たり、学校で知り合った貴族の友人との交流なんかもあったり、ちょっと予想外の出会いをしたりアルの道行は一筋縄ではいかなそうですけど、応援したいですねぇ。



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ちゃか

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