気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

匈歌ハトリ

転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。4 ~婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います~

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「ふうむ。サラナよ。温厚なお前が、ワシのために怒ってくれるのか。その心遣い、嬉しいぞ」

(略)

「だがな。騎士が侮辱された時、為すことはただ一つよ」

 

サラナ曰く西のボスであるところの、カルドン侯爵の招きを受けたサラナ達。

美容器具の販売や、ミンティ芋関連でお世話になっていることもあって断り難く、足を運ぶことになったわけですが。

カルドン侯爵家の面々もまた、考えが甘い部分があるというか。大人の社交をする間、子供世代で交流を持たせよう、と時間が作られたのに娘のシャーロットは親しみを持って接してくれたのに、息子のシヴィルは喧嘩腰で。

 

誇りを侮辱されたことにサラナは激怒。それを孫を可愛がってるお祖父ちゃんことバッシュが見つけ……決闘という名前の教育が始まったのは笑っちゃった。

魔獣を容易く蹴散らし、英雄と呼ばれるだけのバッシュの実力は本物で。それを感じ取れないし、討伐した魔獣エピソードを聞いてなお察せないシヴィルの残念さよ……。

今回カルドン侯爵がドヤール辺境伯に声をかけたのは、ミンティジュースの影響力が大きすぎ、国内のパワーバランスを憂いた結果だった模様。

 

国を荒らすつもりはない、という考え自体は間違ってませんけどね。

王国な忠実な臣下であるというスタンスのドヤールが、なんで国を揺らがすようなことをしてるのかまで考えが及んでいないあたりは甘い。

ただ分かっている人もいたので、そこは救いか。だからこそ、このタイミングで一回伸びた鼻を叩き折ろうってことにもなったんでしょうけど。

 

そんなひと騒動がありつつも、サラナはまーた面白そうな人材見つけているのでいつも通りではありますね。

魔鉄を採取するときにでる丸石と呼ばれる、量は多いが使い道が見つかっていない鉱石の研究をしていたロックくん。

それまでとは違う配合で、落ちても割れない強度にすることができたものの……武器防具の原料としてはまだまだ弱い。けれどサラナからすれば、発展性ありまくりの素材で。

スカウトして、研究施設に入ったロックくん、恵まれた環境で次々開発進めていったのは凄い。凄すぎて、ドヤールだけで抱え込むのは難しいレベルの事業になりそうになっていましたが。

 

これまでも多くの実績を積んだことでサラナと王家との婚約話が出てくるかも、なんて形で家族から釘を刺されることになっていたのは……それは、そう。

仕事に向ける熱意は素晴らしいけれど、夢中になって周囲が見えなくなってしまうのは良くないってのは、良い教えですよ。ちゃんと分かってくれる人が傍にいてくれれば良いんですけどね、会長。

 

転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。3 ~婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います~

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「……ありえませんよ。貴女を嫌うなんて、絶対に」

 

王都から戻ってきたサラナ。

孤児院の斜向かいに見慣れぬ建物が出来ていることに、当たり前のように気付いたわけですが……それを誰に聞こうと思っても口を閉ざされてしまう。

サラナもハッキリと自覚こそしてないものの、アルト商会長頼りにして惹かれて行ってるの、微笑ましいですよね……。お礼の意味を込めて刺繍をしたハンカチ送ろうとした時、色とか図案とかアレコレ悩んでるのを見ると普通に恋する少女感。

 

孫バカのバッシュが、本好きで孤児院の子達の為に物語を書いたりしているサラナを見て、そんなサラナに教えられ楽しそうに本を読む孤児院の子供たちをみて、子供たちの選択肢を増やすために図書館を作りたいと言い出して、それを形にしてしまったのは腐っても先代領主か。

最初の提案時はサラナの母親を筆頭に、孫バカもほどほどにしろ(意訳)と止められてたみたいですけど。未来への投資、教育の為って理由までつけられたらそれは領主家として止められないか。

……始まりとなったサラナの名前を冠する図書館になっていたのは、まぁ、孫バカ暴走の影響がありそうですが。最終的には喜んでたからヨシ。

 

王都に行った際、謁見周りでは厄介事が起きてましたが。

空いた時間にアルト商会長とサラナがデートする時間があったりもしたんですよね。アルトが世話になっていた料理屋に行ったら、絶品だったけど潰れかけていて……サラナがコンサルタントに全力投球した結果、デートもどっか行っちゃったんですけど。

そんな魔改造された「こもれび停」ですが、幕間「ギャレットの報告書」などで、異世界にはなかった新形態が受け入れられてると分かったのはホッとしましたね。

 

サラナの手に痣を残す強さで握りしめた王弟殿下へ、サラナを溺愛しているドヤール家の人々が何も報復しないはずもなく。

サラナの生み出す新商品を王都から広げるのではなく、王妃と同年代で妃候補とてライバル関係だったカルドン侯爵夫人のいる西方領地から広げていく形にしたりして、王弟だけではなく王家そのものへの牽制が飛んでいく形になりましたが。まぁ監督責任とかあるでしょってことで……。

 

サラナ、兄の婚約者たちにも「可愛い妹」枠として受け入れられていて、その婚約者たちもドヤール家に受け入れられている強さを持っているの良かったですね。

王弟殿下の不甲斐なさを見ていると、なんというか次代安定してそうで安心する。

そんな婚約者たちが参加したお茶会で、サラナを思い出すかわいらしさの後輩令嬢を助けてあげようと接触。見た目が黒すぎて嫌厭されているミンティ芋と言うのを見せてもらうことになったわけですが。

ジャガイモのような使い勝手の良い芋だったので、サラナがまーた周囲を騒がせていましたけど。まぁいつも通りか。

転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。2 ~婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います~

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「サラナはワシなんぞより活発だぞ? お前も覚悟しておくんだな?」

お祖父様の言葉に、ドレリック様は首を傾げてしまった。失礼ですわよ、お祖父様。

 

サラナの活動で様々な成果を上げたドヤール領。

そのことで王家にも目を付けられて王弟殿下が視察にやってくることになったり。それまで女性に興味なかった殿下がサラナに惹かれて執着するようになったり、面倒臭い状況にはなっていました。

誕生日の際にちょっと心細い思いをしたサラナは塞ぎ込みがちで……それを心配した祖父が彼女を領内にある港街シャンジャに連れて行ってくれることになって。

 

新鮮な魚介を食べられる環境ということで、前世持ちとしてはやっぱりテンションあがりますよねぇ。……まぁ魚じゃなかろうと、サラナは美食家でこだわりが強い性格なので、何かしらのアレンジレシピで周囲を驚かせたでしょうけど。

シャンジャ、ユルク王国の玄関と言われて色々入ってくる港町ではあるみたいなんですが……他国で大型船が開発されて、これまでの港では大型帆船が入稿できず沖に停泊して小型船舶で運搬する手間が発生してしまうという問題が発生しているとかで。

 

そんな中、イルカに似たルイカーという群れで行動するが大人しくて害がなく、なんなら人に懐く素振りのある魔物を目撃して。

大人しくても魔物なので威圧して力を見せつければ従順に従うし、それでも魔物なので力強い。そんなルイカーに船を曳かせる案を出して、頼れる職人を招いて速攻で試作品を作って見せるのは迅速すぎて毎度驚かされます。

 

そうやって開発をウキウキやってるサラナ、実に楽しそうで良いんですけど。

……立て続けに開発を行ったことで、流石に国王から「話をしてみたい」と呼び出されることに。

国王陛下、年の離れた弟に甘い部分はあれどサラナの優秀さは「王家に嫁ぐに値する逸材」と認めていましたが、その娘の為に爵位も国も捨てた両親が要るため無理強い出来ないことも把握していて。

望まぬ縁談を命じるつもりは無いし、押し付けられそうなら相談すれば力になると、どちらかと言えば援助してくれるスタンスだったのはありがたかったですが。

……ただ、繰り返しますけど弟には甘いのがな……。縁談を押し付けるつもりはないと言いつつ、弟とその側近を交えた場所で会話できる状況を作ってるのはなぁ。直接協力はしてないにせよ、一番「押し付けられそうで、サラナが望まない相手」である弟の行動を抑え込んでないし、アルト会長がフォローに来る前に自分の手の者に止めさせたり出来ないのは減点対象でしょ。

 

サラナの開発品や無茶ぶりを捌きまくって信頼を勝ち取っているアルト商会長が、助けに入ってくれたのは何よりでしたねぇ。

彼自身もサラナと年齢差とかがあるからと足踏みしてますけど、好意は確かにあるし。

王弟殿下の無茶な行いにサラナが思わず涙してしまったけど、それでも「最悪」にならなかったのは彼のお陰なので、もう本当に早くくっつけ……。

転生しました、サラナ・キンジェです。ごきげんよう。1 ~婚約破棄されたので田舎で気ままに暮らしたいと思います~

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「人材がなければ育てれば良いのです。実際の仕事をしながら、それに必要な技術を習う。学問と仕事が成り立てばよろしいのですわ。孤児院を、そういう場所にしてしまえば良いのです」

 

ゴルダ王国の第2王子の婚約者であった転生者の少女、サラナ・キンジェ。

キンジェ伯爵家はめぼしい産物が領地になく食うには困らないけれど発展性が薄く貧乏貴族ではあった。ただ家柄は良かったので、婚約者探しが難航していた第2王子の相手として王家の方から持ってこられた話だったみたいですが。

ある日王子が平民の聖女にほれ込んでしまい、王家も聖女の希少な光魔法の血を王家に取り入れる事を優先して、サラナに汚名を着せる形で婚約を破棄。

王子妃としての厳しい教育を受けて色々とフォローもしていたようですが……当人を前に国王夫妻も「これで我慢しなさい」とか言ってくるような駄目っぷりみたいでしたねぇ。

 

これまでの振る舞いにぶちぎれたサラナの父は、キンジェ伯爵家を親戚に譲った上で、隣国であるユルク王国から嫁いできた妻の実家であるドヤール家を頼ることに。

ドヤール家は、魔獣討伐が必要なため脳筋な男たちが多く……可愛く聡明な少女サラナは大歓迎されることに。

転生者で精神年齢が高く、当人の趣味もあってイケオジにとても良く懐いてて英雄と呼ばれている祖父とか骨抜きになってましたからねぇ……。

 

元々王子妃教育のために色々と教育されてきたサラナは、家庭教師が教える事がないというほど聡明で。

これまでがいろいろため込みすぎだったんだから、と父はサラナに自由時間を与えてくれたわけです。サラナは活字好きだったものの屋敷にある本は少なく直ぐに読み切ってしまい……領主館のあるモリーグ村の村長家に入り浸って、何代か前からつけているという村長の日記を見せてもらって無聊を慰めていたわけですが。

過去に小麦栽培のトラブルがなかったかとか探す資料としては有用だけど、日記なので完全私生活も交じっていて玉石混交だから、有用なデータを抜き出してまとめましょうとかやり始めちゃうし。

その結果今年は大雪が降る可能性が高いから備えた方が良いとか言いはじめて周囲を驚かせたりしてました。

 

そうやってサラナにとっては暇つぶしなんですけど、スペック高い前世持ち少女が領主家のバックアップもある状態で自由に『暇つぶし』してるとこんなことになるんだなぁ……と言いますか。

サラナが暇つぶしに何かを始める。それが利益を生み出すことが分かり事業化し、サラナの手から離れる。サラナが暇になってしまうので、次の暇つぶしを探す。そんなサイクルで次々新しいことをはじめてますけど、利益が多いのもありますけど生き生きしてる彼女の顔が曇らないように周囲が支えてくれてるの良かったですねぇ。

 

ドヤール辺境伯家は、英雄と呼ばれる前領主である祖父が健在で周囲ににらみを利かせられるし、地盤が安定しているのもあるし。身内で可愛いサラナを庇護してくれて良い領地でしたけど。

ユルク王国も王都では、文官になれるくらい有能だけど平民だからと下に見られてクビを切られた人員がいたりするし。ここの王弟殿下も、言い寄ってくる女性に辟易してキツく当たるガキだしで、理想郷とまでは行かないんですが。

王都の歪みを見るに、ドヤール家が穏やかな場所で良かったなぁ……と本当に想いましたね。いや、頻繁に魔獣討伐必要な危険な領地っぽいですけど、その分戦力あるし……サラナが暇つぶしと称して生活面の底上げも測ってるので、かなり住みよい場所でしょあそこ。

 

サラナの両親、娘を守るために爵位も国も捨てて他国(母親のカーナの故郷ではありますが)に行くことを決めた時に「娘の幸せを今度は絶対にあきらめない」と誓ってそのために力を尽くしてくれてるのが良いですねぇ。

王弟殿下、元婚約者殿よりはマシでも「マシだから」と「あんなので妥協してはいけない」と、夫婦だけの会話とは言え王弟相手に散々な言いようだったの笑った。実際、彼の振る舞いは「あんなの」呼ばわりされても無理はない……。



レジェンド・オブ・イシュリーン

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「姫様、誰しも死にたくないものです。だから必死に生きるのです」

 

他国との戦争が激しさを増す中、王女ながら第一線で戦っていたイシュリーン。

けれど、彼女は国の中枢を担っている派閥から嫌われていて。

戦線を維持できず撤退する段になって、彼女のいる部隊に殿が押し付けられて、イシュリーンも殺されそうになった。

邪魔だから消してしまいたい……けれど彼女が死んだら自分が真っ先に疑われるだろう、と戦争に乗じた策ですが。

 

事情を知る者からすれば、よくやるというか。

目先のことしか見えてないと言いますか。敵将にも「腑抜けの王に助けられた。王女が指揮を執っていたらあそこまで簡単にはいかなかった」みたいな感じで評価されてますしね。

この機を見て殺す、という策も予想外の救いの手が差し伸べられたおかげで失敗してますし。

 

サトウナル。

気が付いたら戦火の真っただ中にいた、日本人。                                

彼がたまたまイシュリーンを助けたことで、内乱は激しくなりました。

敵の行動にも迷いが出て、国としての寿命は延びた気がします。

現状ナルは、帰還の方法を探しつつ世話になった恩があるため、書記官の仕事をしたりしていますが。

活躍としては地味というか、タイトルに在る通り主役はイシュリーンって事なんでしょうかね。

 

窮地に立った王女が、信頼できる貴族のところに行き、味方を増やしている……という所で終わっていますので、盛り上がってくるのは次回以降ですかね。



グランクレストRPG ルールブック2

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グランクレストRPGのルールブック第2版。
魔法と特技のレベル的には10レベルまで、ですかね。
つまりこれがあってなお、この間の高レベルリプレイのデータ再現することはかなわないわけで。
新しいシステムですよーと力を入れているのは分かるけど、だからこそ、低レベルリプレイも出してくれないかなぁ、とか思うんですがね。
未熟なロードが成長していく物語とか、王道ですよね。その辺はもう小説版で賄うつもりなのかなーって思ってたんですが…
今回追加されたシステムで明らかになりましたけど、 フラッグ出せたってことは、戦記の主人公とか少なくとも5レベル以上じゃないですかー。

さて、今回も色々と追加されています。
とりあえず、10のスタイルが追加。ロードとメイジに3つ、 アーティストだけ4つ。
ロードの新スタイルは、弓矢を用いた遠距離攻撃ができる「アーチャー」、乗騎に聖印の力を与える「キュヴァリアー」、癒しと強化の力を持つ「メサイア」。
メイジの新スタイルは、錬成魔法を使いアイテムの扱いに長ける「アルケミスト」、静動魔法という力学を操るという「サイキック」、召喚魔法を得意とする「サモナー」。
アルケミストの新スタイルは、自らの肉体を調律し武器に合わせた達人の身体とする「アームズ」、自らの身体を炎などに変化させ四代元素のいずれかを以て戦う「エーテル」、強力な投影体に成り切ることで力を得る「レイヤー」。
レイヤーは、英雄になり切る「レイヤー:ヒロイック」と龍になり切る「レイヤー:ドラゴン」の2種が掲載されてますなー。

ロードにも遠距離攻撃とか、回復系のスタイルが来たりして、戦略の幅というか、選択の幅が広がったのは良い事かなーと思いますけど。
キュヴァリアーの偉業特技の「王騎奮迅の印」とか使ってみたいなー。
 後は、「ルルブ1」掲載のスタイルについても2~3の特技が追加されてましたねー。使用に5レベル以上とか、10レベル以上とか制限付いているのもありましたけど。その分強力ですよね。

小説版でも登場していた「フラッグ」についてもルールが掲載されました。
ロードが自らの信念を確固たるものとした時に出現する、聖印の力を発現し味方に与えるという強力なもの。
キャラクターレベルが5レベル以上とか色々条件ありますが、 実際使うと爽快なんじゃないだろうか。

あとは特徴としては、グランクレストの舞台、アトラタン大陸にある災厄の一つ、「魔境」について色々と要素が出てきたのもありますかね。
これであなたも「魔境」が作れる、遊べる! という感じでデータ追加されていましたし。
他のゲームでいうダンジョンみたいな要素が強いかなー、と思いましたが。

グランクレストRPGルールブック 2 (富士見ドラゴンブック)
矢野俊策/チーム・バレルロール
KADOKAWA/富士見書房
2014-01-18

グランクレストRPG ルールブック1

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アトラタンという戦乱の大陸を舞台にする新作TRPG

新作とは言っても、富士見ファンタジア文庫から『グランクレスト戦記』、『グランクレスト・アデプト』。MF文庫Jから『メイジ・オブリュージュ』と、既に小説によって描かれている世界ではあるんですけどね。

 まぁ、そういう小説も含めて世界観を描いていくっていうのは結構好きです。

ただ、ルールブックとしてみると、ちょっと読みにくい。そもそも左開きの文庫っていうのがあまりないですしねー。小説を読んで、ある程度世界観知っているから、読めたっていう部分があるかなぁ、と。

 あと、結構誤植があるので、なんだかなぁ。サンプルキャラクターのデータで、『解毒薬』の解説が『文字を書くのに使用する』だったり、『マイナーで使用、ダメージを〈炎熱〉に』だったり、あからさまに違うんですけど。

 

混沌という災害が大陸に広がり、それを消し去る『ロード』。混沌を操作し、魔術を扱う『メイジ』。混沌をその身に宿し、猛威を振るう『アーティスト』の3つのクラスがあります。

で、クラスとは違うスタイルっていうものも。これは、ロードと一口に行っても、自ら武器をもって戦うロード、民を護るために力を用いるロードと、色々な種類が居ることを表すデータですね。
 

ロードのスタイルは、前衛に起ち自ら武器持つ『セイバー』、防御や防衛に特化した『パラディン』、仲間の支援や敵の妨害を行う『ルーラー』。

メイジのスタイルは、地水火風の元素を操る『エレメンタラー』、生命の神秘を説き貸す『ヒーラー』、時空魔法を専門とする『プロフェット』。

アーティストは、混沌によって不死に近い肉体を得た『アンデッド』、隠密能力を得た『シャドウ』、狙撃能力特化の『シューター』、体を人外のものへと変化させる『ライカンスロープ』。

アーティストだけ4つで、残りの二つは3つ、なので合わせて10のスタイルが掲載されていますね。小説とかで使われていた召喚魔法だとかいろいろは、1月発売予定の『ルールブック2』で追加されていくんですかねー。

ちなみに、魔法のデータは5レベルまで掲載。6レベル以降の魔法は、『ルールブック2』になるとか。あとは、その後のサプリメントになるそうですよ。

 

戦乱の大陸という事もあり、個人対個人のみならず、戦争用のルールもあります。マスコンバット。さまざまな部隊や、士気といった要素もあって、面白そうではあります。ただ、データ満載過ぎて、運用は結構大変そうだなぁ、という感じ。


クラスの一つが『ロード』、すなわち君主であることもあり、国を運営することもできます。そのためのデータだったり、管理用のシートもあるので、国を持って、大規模戦闘とかしてほしいんじゃないだろうか。

小説で結構よさげな世界だとは思っているので、いつか実際にやってみたいですねー。 

グランクレストRPGルールブック 1 (富士見ドラゴンブック)
矢野俊策/チーム・バレルロール
KADOKAWA/富士見書房
2013-12-20
 
プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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