GM/アナ (略)「よかったね、ロルフ。キミは自分の道を見出したんだね」
(略)
ロルフ うん。私は、この人たちを見ていると、外の世界というものを見てみたくなったんだ。――本当に、外ではこれが正しいのかどうか。
(略)
ロルフ もとい、広いセカイがあることをしったから、な。
第五話~最終話まで三話収録して、リプレイ完結。
もうちょっと続いても良かったんじゃないかなぁ、と思うんですが。少し残念。
「竜の学舎」では変なものに宿ってばかりなフォールンソウルもさすがに竜の列島プロセルシアでは猛威を振るって。
ロルフが本当にエレファントライダーとして活躍しているのが、どうしようもなく笑えてくる。
このシリーズは、一番フォールンドラゴンの厄介さが分かっていい感じだったんですがねぇ。
竜の学舎はフォールンソウルが迷子だし、できそこない~の方だとシナリオのネタの方に重点が言っちゃってますしね。
戦竜伝については、フォールンの危機はありますがどちらかというと、国家の危機とか呪いの方に話が言っちゃった感もありますし。
事件についても、とりあえずひと段落したというあたりなので、本当もうちょっと続いてほしかったなぁ。
ピナがどこまでも安心安定のドラゴン好きを披露……というか暴走させているのがなぁ。
この鉱物はこの島に置いていった方が、幸せなんじゃないだろうか。
まぁ、ドラゴン好き暴走させがちだから、下手に置いていくと国際問題になるかもしれませんが。
ザルツまでの定期便があるわけでもないし、言い逃れは出来るか……
その暴走させた結果がうまくはまったときには笑った。まさかあのネタみたいな行動が役に立とうとは……
ロルフがどんどんこのパーティーになじんでいって、仮にも貴族として大丈夫かと思わないではない。
このGMも結構なネタをぶち込んでくるよなぁ。なんで、竜の島々でキノコと戯れる羽目になっていたんだ……
キャラごとの特徴も立っていて、中々楽しいリプレイでした。