「姉妹揃って、咲人くんにそこまで大事に想われているんだなって思うと、こう……胸の奥が温かくなって、勇気が湧いてきます」
「千影……」
「だから私はなにがあっても大丈夫です。それと咲人くんとひーちゃんになにかあれば、私が守りますので、任せてくださいね」
今回は双子と彼氏と、新聞部を巡る騒動について描かれていました。
同じような活動をしている放送部が、新しいチャレンジをして成功していく一方で、新聞はあまり読まれず……どんどん読まれなくなっていったりして。
それをどうにかしようとした結果、スキャンダルを求めて過激化していったとかなんとか。手紙で呼び出したところで、女子部員が服をはだけて近づいたところを映像に収めて弱みを造ろうとしてるとか、それはもう潰れた方が良いよ。悪い取材の仕方ばっかり学びやがって。
3人そろって試験で1位を取り、普段も一緒に行動していることが多くて注目されて。
実際に3人で付き合っているという秘密もあるから、取材対象として興味深いというのは確かでしょうけど、やり口が悪すぎる。
光莉が幽霊部員ながら新聞部に所属していたこと。千影が頼まれて部活動の監査を担当することになり、その対象が新聞部であったこと。
咲人は双子がそれぞれ関係していることもあって、新聞部に近づいていく羽目になるわけですが。
悪質取材の手口とか。カメラを人質に取られてるのに「引っかかった、スマホでも取ってたよー!」とか勝ち誇ってくる性格なの見せつけられると、別に手助けせずとも良かったんじゃないかなぁ……みたいな気分になって、あまり乗り切れなかった。
まぁ全く凝りてなくて、部じゃなくて同好会になってもスキャンダルを狙ってやるんだ! とか言ってるから、適当に餌を与えて満足させる方が楽だったのかもしれませんけども。
新聞部問題と向き合いつ、双子ともイチャついたりしていたのは良かったかなー。