気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

反逆のソウルイーター

反逆のソウルイーター~弱者は不要といわれて剣聖(父)に追放されました~3

ico_grade6_3
「一から十まで自分たちの都合のみ。清々しいくらいに傲慢でけっこうなことだ。お前たちがそう来るなら、俺も遠慮なく自分の都合で動くとしよう」

 

スタンピードが発生しイシュカがかなり慌ただしい状況となっていますが、ソラは彼自身の思惑なんかもありつつ、対処するために行動を開始。

何事もなければまたソラ無双で解決に至ったような気はしますが……。

鬼ヶ島から派遣されてきた御剣の関係者が、ソラの名前を聞いたこともあってイシュカにやってきた上、敵対視している鬼人のスズメを発見してしまったからややこしくなりましたよね……。

 

同年代の優秀株なベルヒ姉弟は簡単にあしらえてましたが、流石に司馬という位についているゴズ相手には痛手を食らう場面もあって。

ご丁寧に解説をしてくれたおかげで、ソラがさらに成長するきっかけになったので、悪いことばかりではなかった、とも言えますが。

まぁ向こうから突っかかってきた以上、その程度の利益は見出さないとやってられないですよね……。

 

ヒュドラが奥地に現れたことで、一時停戦とはなりましたが。結局はぶつかることになってましたし。

ソラがしっかりと竜種討伐をして力をつけて、3人を撃退出来るくらいになっていたのはいっそ痛快ではありました。

お互い譲らず、自分のやりたいようにやった結果、クライアを人質に取った状態でゴズとクリムトを送り返すことに。御剣内部にも色々と思惑があって、新たな動きが出てきそうではありますが、どうなるやら。

反逆のソウルイーター~弱者は不要と言われて剣聖(父)に追放されました~2

 ico_grade6_3

「すなわち御坊にできるのは己より弱い相手をいたぶることだけです。どれだけレベルが高かろうと、そんな相手を恐れる理由はありません」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

かつての仲間一人を裏切り者として潜ませた上で、もう一人は奴隷として手元に置いた。

鬼人の少女を保護し、ワイバーンという貴重な仲間も得た。順調に「ギルドに喧嘩を売る方法」を遂行している空。

 

まぁ、当然目立ちますよね。目立つことで自分を追放したギルドの株を下げるっていうのが目的なわけで、計画は順調ですが……。

存在が知れ渡ったことで、王都に招かれて。ワイバーンを従えたこともあって、空にたいして友好的だったのはありがたい限り。

 

ただ出向いて挨拶して終わりだったら良かったんですが。

世話になる家の令嬢が呪いを受けていたとか。犯人に心当たりがあるとか。トラブルを引き寄せる運命でも持ってるのか空は。……いや、彼自身には関係ない所で進んでいた計画で、むしろ空の方から飛び込んでいった形ではあるんですけど。

書籍化でクラウディア嬢のイラスト見られたのは嬉しい。この容姿でボクっ娘か……ありだな(おい)。

 

あとはルナマリアを奴隷にするための餌に使われた奴隷少女のシール。空が保護してきた鬼人のスズメにしっかり着飾らせたのはグッジョブ。

当初こそ空との距離を測りかねていたようですが、ソウルイーターの能力を知っても傍に居てくれる関係を築けたのは良かったのでは。

 

神官は誓約で縛り、ミロスラフも裏切らせるために監禁したときに色々された影響もあって心情が塗り替えられていたようですし。復讐が本当テンポよく進んで良かったですね。延々ネチネチやられても単調になりがちで飽きが来ますし。

とはいえそこで思わぬ伏兵がやってくるんだからもう……。エピローグのイラスト、センターに居るのがクライアかー。デザインが一番好きかもしれん。

 

反逆のソウルイーター~弱者は不要と言われて剣聖(父)に追放されました~

 ico_grade6_3

喰らうことしかできない身だとしても、誰を、あるは何を食らうかを決めるのは自分自身であるべきだ。そして俺は今、俺を傷つけたわけでもない鬼人の少女を喰らうなど言語道断だと考えている。なら、それを貫けばいい。これが俺のやり方だと、誰に対しても胸を張れるように。

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

WEB版は一応読んだことあるけど細部は覚えてないなぁ。人々がレベルだけを見ることが出来る世界。武を尊ぶ……というか弱者は死ね! と言わんばかりに力を重視する家系に生まれた空は、いつまで経ってもレベルが1から上昇しなかった。

それでも鍛錬はしていたものの、十三歳の時に行われた試練に敗北し追放されることに。

 

異国に流れ着き五年。冒険者として活動を続けたものの、それでもレベルは上がらなかった。レベルが上がらない彼は昇級もままならず……冒険者ギルドの規則によって資格を剥奪された。

なおも足掻こうとしていたところ、強大な魔物から逃げる途中の冒険者に囮に使われ……死に瀕した絶望しかけていたが、そこで空は自分の中に眠っていた力に目覚めて。

 

彼の中には竜が住む……というか本質が竜であり、「弱者を倒してもレベルが上がらない」とか「そもそも強大な力を秘めているために、レベルアップに必要な経験値が多い」などの事情が重なり、今までレベルが上がらなかったようですなー。

 

囮に使ったのが、かつて一緒に冒険した仲間だったこともあって、彼は復讐を決意します。

力を得た事で大分傲慢になったというか、強気になったりはしますが。それでも彼なりのルールは敷いてるようなので、まぁいいんじゃないですかね……。

 

即座に命を奪うような復讐ではなく「平和的にギルドに喧嘩を売る方法」と称して、見下された分をやり返す手口を選ぶあたりとかは気に入ってます。

空を追放するところまではまぁ規約上仕方ない話ですけども。その罪を隠匿しようとしたのはいただけないから、空が喧嘩売った相手への好感度下がってるのもある。

 

主人公が覚醒して無双するタイプの作品で、ソウルイーターとタイトルにある通り魂を喰らって力を増す。その際の手口には敵を倒して喰らうほか、異性に口付けるなどの色事でも可能、と分かりやすい設定でまとまってるのでキャラとか文章とかが合えば楽しめると思います。私はなんだかんだで嫌いじゃないです。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ