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「精進すればいい――敗北を糧にして」
30~34話を収録。
八百長を持ち掛けたガンドルフに叩きのめされた天覇流総本山からきた武術家たち。
数を揃えてもう一度叩こうとしていたところを、察知したニアに逆に叩き潰されることになったわけです。なんというか……ニアに目を付けられたのが運のツキだったね、というか。八百長なんて持ち掛けなければ、ニアが出てくることも無かったのにねぇ。
そんな覚悟と力量だったら、どうせガンドルフが八百長飲んでたとして、蹴散らされてたよ。早いうちに伸びた鼻へし折られて良かったね。
武闘大会について進む中でも、ニアは他にもいろいろやってるんですよね。
学院に設けられた準放送局のメンバーの一人が、ウィングロードという競技用の単船に焦がれているシャールを焚き付けて一つの番組を作ってましたしね。
短時間撮影の魔石しか使えないのを利用して、短いエピソードをいくつも撮って繋ぎ合わせるドキュメンタリー風の映像に仕立て上げてたのは上手いと思いましたね。
武闘大会編、アンゼルも主役格で描写が増えているので結構嬉しい。かなり苦労してるんですよねぇ……。
冒険家リーノを目当てに近付いてきた「赤剣のベッカー」という腕利きが近づいてくる一幕があったり。恩師がアンゼルの優勝に賭けたから大会に出る必要が生じたりとか。
目先の技ではなく、基礎的な部分を磨くことにしたところとか。口を割らない姿勢とか、いい塩梅で裏社会の武人をやってるなぁ、という所が好き。