気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

回復術士のやり直し

回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~3

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「ケヤルガ様、なにか悪いことを考えている顔」

「悪いことじゃない、素敵なことだ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで531日まで。

ケヤルは、未来で倒した魔王の事を気にかけていて。

人と魔族が共存している街・ブラニッカで情報収集できれば、と思っていましたが。このタイミングではまだ魔王候補でしかない少女とたまたま出くわして。なぜか襲撃されていた彼女に手を貸すことに。

どうも、当代の魔王が迫害している種族らしいですけど。迫害の理由も謀略によって魔王となった当代が、先代の種族を追いやったという理由みたいで。これ以上なく小物……これに追い落とされたその代の魔王候補たちは何やってたの。

 

妹姫がヤバい、っていうのは2巻で出てましたが。

王国の方針的に不都合だから、ブラニッカに戦争をしかけるとか実際恐ろしい。

ただ、前振りの割にはあっさりと確保されてましたね。剣の勇者相手への復讐まで終わらせてることを思うと、かなりのハイペースです。

妹姫のフレア相手への安生のこじらせ方も相当でしたけど、この作品こじらせたキャラしかいないんじゃないか疑惑。性癖が濃いキャラばかりなのは確かですね。

回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~2

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「(前略)まあ、楽しいからやる。それだけだ。生産的じゃないし建設的でもない。ただの趣味だな」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで531日まで。

近衛騎士隊長がケヤルの姿にされていた事が発覚して。

国王から名誉挽回の機会を与えられ、ケヤルを捕える為に行動を開始する事に。

近衛騎士隊長も馬鹿ではなくて、王女フレアが生きている可能性にまで気が付いてるのはお見事でした。

まぁ、自分の執着を重視してそれを報告せず。さらには、その為の情報を得る為に欲張って破滅するんだから自業自得って言葉すら生ぬるい。

 

ケヤルを反逆者認定し、その上で彼の故郷の村を邪教認定して滅ぼしたとか。王国は本当に腐りきってますね。

血も涙もあったというケヤルでしたが「おまえらのせいで全部流れて空っぽだ」と叩き潰してたのは、ちょっとスカッとした。

 

女子二人との交わりも相変わらずあるし、今回は、勇者時代に腕を治療した剣聖までひっかけてるんだからもう……。

しかし剣聖クレハは、実力は確かでも視野が狭いように思えるのは残念ですな。上手い事スパイしてくれればいいけど、セツナの警戒した「重い」部分もあるからな……。

 

回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~1

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「じゃあな、王女様。やり直しておまえにあったら、今度はおまえのすべてを俺が奪ってやる」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。
元は小説家になろうからの書籍化作品。

活動報告によれば、エロをかなり盛り込んだ作品でありアカウント削除に繋がる恐れがあるとして、削除されたとのこと。

まぁ、実際口絵のキャラ紹介からして、性癖と闇が濃いキャラが多すぎるんですよね……。

 

成人の折に、クラスと呼ばれる特別な力を得る世界。

世界に十人しかいない「勇者」となってケヤルは、回復能力特化型で戦力に換算できず、他の勇者から虐待されていた。

ケヤルの扱う「ヒール」は、「対象を正常な状態に戻す」と言う効果を持つもので……人によって違う「正常な状態」を確認するために、その人物の情報を全て読みこむ必要があり、傷の痛みすら再現する副作用があった。

 

ケヤルも一度は心を壊され、薬で無理やり働かされている状態にあったそうです。その中で、性的な虐待も受けて、彼は復讐心を滾らせなんとか正気を取り戻して、報復に動き始めたというストーリー。

状態の読み取りするから相手の隠し事も知れるし、なんなら武術の経験も模倣できるよ! とかかなりのチートっぷりで、ここまで盛ってると凄いなとしか言いようがない。

迫害されてきた分をやり返すべく、手を尽くして。ひとまず王女をやり込めて、次に奴隷を味方に引き込んで。エロいことしつつ、復讐のために動く話ですね。
色々な意味で挑戦的な作品ではありますが、読み放題サービスとかでなければ読まなかったかなぁと言う塩梅。

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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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