「ケヤルガ様、なにか悪いことを考えている顔」
「悪いことじゃない、素敵なことだ」
BOOK☆WALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで5月31日まで。
ケヤルは、未来で倒した魔王の事を気にかけていて。
人と魔族が共存している街・ブラニッカで情報収集できれば、と思っていましたが。このタイミングではまだ魔王候補でしかない少女とたまたま出くわして。なぜか襲撃されていた彼女に手を貸すことに。
どうも、当代の魔王が迫害している種族らしいですけど。迫害の理由も謀略によって魔王となった当代が、先代の種族を追いやったという理由みたいで。これ以上なく小物……これに追い落とされたその代の魔王候補たちは何やってたの。
妹姫がヤバい、っていうのは2巻で出てましたが。
王国の方針的に不都合だから、ブラニッカに戦争をしかけるとか実際恐ろしい。
ただ、前振りの割にはあっさりと確保されてましたね。剣の勇者相手への復讐まで終わらせてることを思うと、かなりのハイペースです。
妹姫のフレア相手への安生のこじらせ方も相当でしたけど、この作品こじらせたキャラしかいないんじゃないか疑惑。性癖が濃いキャラばかりなのは確かですね。