気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

天野ハザマ

お狐様にお願い!~廃村に残ってた神様がファンタジー化した現代社会に放り込まれたら最強だった~2

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「人の世の正義を説く気も、やはりない。それはわしが語るべきものではない」

「これは……これは神より託されしことなんだ! 君だって聞けば」

「しかし、外で今も無辜の者が理不尽に襲われておる。これは看過できん」

 

神の如き力を持った存在【果て無き苦痛と愉悦の担い手】の陰謀を打ち破ったイナリ。

覚醒者協会にも暗躍している神とその使途の存在は知られたわけですが……それを周知して危機感を煽るような事はせず。『神』が一人と楽観することも無く、警戒するスタンスなのは、組織としてはありがたいか。

……イナリは、覚醒者協会の裏にも『何か』が関わっている可能性も考慮して、自分の能力を伸ばす必要があると考えていましたけど。

 

そうやって新しいダンジョンに挑んでみたら、歴代でも最高クラスのボスと戦う羽目になって……それを軽く撃破したことで、またオークションがにぎやかになるドロップを得たり。

ボスモンスターである積み木ゴーレムを小型化したような契約人形をゲットして、人類が初めて目撃する友好的なモンスター(を模した存在)であるために、かなり騒々しくなったみたいです。

 

とは言え、周囲でどれだけトラブルが起きようと、イナリはブレずにダンジョン攻略したり、知人との交流をしたりといつも通りの過ごし方をしているのが良かったですねぇ。

フォックスフォンのイメージキャラとなったイナリに対抗するような形で、ライオン通信が擁立してきた瀬尾ヒカルという覚醒者との縁もできたりしてましたが。

彼女もまた『神』の声を聴いている使徒ではある様です。

 

前回の苦痛と愉悦しかり、今回別の神が騒動を起こしたりしていりもするんですが。それらと比べると、ヒカルに声をかけて来た【万獣の王】は現状事件起こしてないから相対的にマシに想えますね。

ヒカルが獣王が介入するととんでもないことになるのを知ってるっぽいので、放任主義ってわけでもないし……危険が迫ったら大暴れしそうなのがおっかないですけど。

ヒカル個人は、人助けに動ける良い子だし、イナリとも仲良くなってましたし、変なコトにはなってほしくないものですが。

お狐様にお願い!~廃村に残ってた神様がファンタジー化した現代社会に放り込まれたら最強だった~

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「ほんに、愚かじゃのおう人の子よ」

『あ? 何言ってんだ。今更謝ろうたって』

「そうじゃのう。悔いても遅い。気付くのはいつも、その愚かさの報いを受けてからじゃ」

 

とある山奥にかつてあった集落のなかに作られた稲荷神社。

人が立ち寄らなくなって久しい場所で主人公のイナリは暮らしていた。狐の耳に尻尾を持ち、食事をとらなくても生きていける。人ならざる超常の存在であるわけですけど。

実体を持ったのこそここ最近ではあるけれど、長く人の営みを見守ってきていた彼女は、人の世が気になりこそすれど、自らの住まいでもある稲荷神社でのんびりすごしていた。

 

そんなある日、彼女の住まう集落にダンジョンが出現。

出現直後に居合わせたことで彼女はそのままダンジョンの核を破壊し……ダンジョンを生み出した存在によって「イナリ」と名付けられたり、システムの監視を受けることになったわけです。

ダンジョン破壊の気配を感じ取った、ダンジョンに挑む人々を支援する覚醒者協会の人間がやってきたことで、イナリは人の世に触れあっていくことにもなって。

 

どうにも二十年ほど前にそうやってダンジョンが生まれ、人々はステータスやスキルと言った恩恵を受けられるようになったとか。

多分イナリが実体を持つようになったのもダンジョン出現によって世界のルールが変わったからなんでしょうねぇ。

イナリからしてもダンジョンを生み出している存在は、自分にステータスとかそういったものを押し付けてきたり、所在や目的を見抜けぬ強大な存在みたいですけど。

システムメッセージを見ると「ダンジョン破壊を想定していない」、「イナリの力を検知していなかった」などなど漏れもあるんですよね。イナリが結界の中に引きこもってたからかもしれませんけど、人から見たらどっちもどっち感。

 

実際、試しにパーティー組んでみたりもしてましたけど、初心者覚醒者とは隔絶した差があるみたいでしたし。

瞬く間に実績を挙げていく上、自前の狐耳と尻尾を持つイナリはどうしたって注目を集めるわけで……先に活動しているクランから勧誘が来たりするわけですが。中には悪辣なものも居て。イナリが蹴散らしに行ってたのは痛快でした。

 

善良な人の助けを得たりして人間社会に少しずつ馴染んでいったある時、ダンジョンに挑んだ覚醒者チームが音信不通となり、イナリは捜索依頼を受けたわけですが。

そこにダンジョンやシステムを運用しているのとは恐らく違う勢力の神の使徒が暗躍しているのを目撃し……撃退までしてたのはお見事というか。

イナリがいなかったら使徒の手によってかなり大きな被害出てたでしょうけど……既に結構浸食されてそうなので、今後の課題と言うか心配事項が多い。

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ちゃか

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